拍手!2拍手!3拍手!4拍手! (8 投票, 平均: 3.63 / 4)
読み込み中...
スポンサーリンク

バフムートは両軍苦戦、習近平訪露が注目

22年11月、パンケーキを焼くプーチンと習近平

画像引用:https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/11/post-100009.php 【動画】無表情のままエプロン姿でパンケーキを焼く習近平とプーチン…腕前はプーチンに軍配?|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

バフムートで両軍とも困難な状況

米シンクタンク戦争研究所は23年3月15日、ロシア軍の1日あたり地上攻撃が前週までは90~100回だったが20~29回に鈍化したというウクライナ軍の発表を元に、ロシア軍の活動が減少していると分析した

ロシア民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジンは3月15日、バフムートから9キロの小集落を制圧したと発表したが戦争研究所は小集落を場当たり的に制圧する行動はバフムートを攻略できない為と指摘した

ウクライナ軍第5独立強襲旅団の兵士によればロシア軍は「飛行機」と呼ばれる地域を占領しようとしている

かつて飛行機のモニュメントがあった場所を攻略目標にしているが、おそらく市の中心部にあるその場所にロシア軍は辿り着けていない

ロシア軍は3方向からバフムートを包囲しつつあり開いているのは25キロ西側のコンスタンチノフカ市とバフムート駅を結ぶT 0504と呼ばれる道路だけになっている

T 0504は破壊された建物の市街地に囲まれていて、この地域を巡ってロシア軍・ワグネルとウクライナ軍が争奪戦を行っている

スポンサー リンク

ワグネルはウクライナ軍が守る中心部を攻めあぐね、その周辺の小さな集落を巡回しては「新たに制圧した」と発表している

ウクライナのシルスキー陸軍司令官は3月11日、バフムートで近く反転攻勢するが、時間を稼ぐ必要があるなどと語った

米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長は3月15日、ウクライナ軍、ロシア軍双方に大きな前進はみられないとしワグネルの”戦果”に疑問を呈した

ドネツク州の親ロシア派勢力のトップ、デニス・プシリンはバフムートからウクライナ軍が撤退する兆候は見られないと語りロシア国営通信が3月16日に伝えた

プシリンによればバフムートに通じる唯一の道はワグネルの射撃管制下にあり、ウクライナ側が弾薬や食料、増援部隊を輸送するのは極めて困難になっている

ウクライナ軍第93独立機械化旅団の報道官もバフムートに入る道路は難しい状況にあり、兵站が複雑化していると認めた

スポンサーリンク

中国はウクライナ侵攻に”参戦”するか

戦争研究所によるとロシア軍は東部ルハンスク州西部に戦力を投入したが大きな成果を上げられずウクライナ軍の反攻を許している

ロシア軍はドネツク、ルガンスク両州の境界でリマンやアブデーフカ、マリンカに猛攻をかけたが息切れし、ウクライナ軍の反撃を許しているようです

ロシア側の最大の動きは習近平のロシア訪問で20日からモスクワを訪問しプーチン大統領と首脳会談を行い、ロシアへの支援を表明すると見られている

先週中国の仲介で長年敵対していたサウジとイランが電撃的な和解を発表し、中国が中東で影響力を拡大しているのが明らかになった

中国はロシアとウクライナでも2匹目のドジョウを狙い和平案を発表しているが、内容は「ロシアが占領した土地をロシア領と認める」という話にもならないものだった

習近平はプーチンに停戦を呼び掛けるかも知れないが全面撤退に応じるとは思えず、現状維持ではウクライナが応じる筈がない

中間の『落としどころ』はロシアが占領した一部の州をウクライナが放棄してロシアは一部の州を得る事ですが、これも結局ウクライナが領土を放棄する降伏に過ぎないように思えます

仲介案より注目を集めているのは中国がロシアに軍事支援するかで、既に民生品と共用の半導体や軍事物資に転用可能な品目を中国は輸出しています

加えて戦場でロシア軍が使用する兵器を輸出した場合、アメリカなどは新たな対中制裁の対象を拡大すると予告しています

中国は習近平の3期目のスタートで改めて台湾侵攻を予告しており、ここで西側が甘い顔を見せると本当に台湾を攻撃するでしょう

タイトルとURLをコピーしました