外国人が母国免許から切り替える時の試験コース図。S字がありバックや車庫入れは省略される

日本政府が簡単に切り替えできるようにしている
訪日外国人数は新型コロナで落ち込んだが2023年1月2月は年間2000万人ペースで推移していて、最大時の6割程度に回復している
また外国人労働者、留学生、教育実習などの外国人も再び増えていてそれに伴い外国人による犯罪や交通事故、様々なトラブルも”回復”してきている
まず交通事故ですが日本で車などを運転する外国人が増えていて、日本の運転免許保有者が約100万人、レンタカーを借りる外国人も年約100万人前後居ます
外国籍運転者による交通事故件数は2014年6,672件に対し2018年6,710件,その後警察はなぜか発表をやめた
2015年にレンタカーを利用した訪日外国人の数は70万人でその後(批判を警戒し?)発表していないが、2016年から19年に100万人を超えていたでしょう
国際免許又は外国免許取得者による交通事故件数は平成26年の142件に対し平成30年は212件,事故を起こしているのは短期観光客ではなく日本で運転免許を取得した日本在住外国人のようです
日本政府は外国の運転免許を保有し3か月以上滞在する外国人に対し(国際免許証がなくても)簡単な審査で免許証を交付しています
日本政府が認めた30カ国は技能試験が免除され、中国国籍の人も中国語による簡単な筆記審査とコース試験で日本の免許証に切り替えできる
実際に家族が中国籍で日本の免許証に切り替えた人のブログを見ると、知識試験は中国語の紙1枚で10問中7問正解すれば技能試験に進めたそうです
中国国籍は実技試験が免除されないので(ちなみに台湾は免除される)自動車学校のコースを走るが、試験は何度でも受けられるし多くの人は1時間約8000円の教習で事前にコースを教えてもらう
難易度は通常の自動車学校の試験と同じだがバックで車庫入れとかはないので少し簡略化されています
こうして切り替え手続きをした人は日本政府発行の免許証を手にして堂々と運転するが、そこからまたもめ事を起こしている
技能実習生でも日本の免許に切り替え可能
外国籍運転者による死亡事故件数は発表されていないが、日本中の交通事故が43万件(平成30年)に対して死者3,532人なので、同じ比率なら2018年に50人程度だったと推測できる
最近メディアで報道されているレンタカーによる外国人の交通事故は、日本人がレンタカーで事故を起こす割合よりやや高いが2倍も違うほどではない
訪日外国人や日本で働く外国人が増えているので、それに伴って車を運転する外国人が増えて交通事故も増えたという事のようです
むしろ問題になっているのは車を利用した外国人による犯罪で、逃走や移動手段を手に入れた事で広域化し大規模になっています
警察庁によると22年に摘発された外国人9548人のうちベトナム国籍が最多の3432人、全体の1/3程度をベトナム人が占めた
背景には技能実習生として約18万人の外国人が在住していて、ベトナムからの実習生の割合が非常に多いと書かれている
調べてみると技能実習生もベトナムで運転免許を保有していれば日本の免許に切り替え可能で、中国人と同様に母国語で紙1枚の試験と自動車学校でのコース試験を受ける
おそらく実習生で来日する人の多くは4輪免許を持っておらず小型バイク免許だけで、この場合切り替えても日本のバイク免許になります
ベトナム人が自転車に乗っているのをよく見かけるが、まず一時停止をしないし相手を威嚇して「どけさせる」ような運転をする人が多い
日本の免許を取得した中国人は外国人観光客向けのサイトで「ドライバー付きレンタカー貸します」などの広告を出して無許可で商売をしている
以前京都や東京で問題になっていた中国人による無許可タクシー問題で、彼らは日本の免許証に切り替えて勝手にタクシー営業をしています