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EVの罠軽い凹みで数百万、バッテリーは修理不可能

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最近のテレビと同じでEVが壊れたら買い換えるしかない

各国はEVに補助金を出しガソリン車に罰金を科している

ブームの時には称賛され問題点が隠されているがブームが終わると問題が明らかになり、誰かが貧乏くじを引いたり損をする事があり、EVが今その過程にあると思います

2022年の世界EV販売台数は1020万台で内燃機関を搭載しないBEVも約730万台が売れ、エンジンを搭載したPHVなどは約280万台だった

EV市場の国別トップ3は中国、ドイツ、米国で、メーカー別シェアの1位は中国BYD、2位は米テスラ、3位は独フォルクスワーゲンとなっています

EV販売をけん引しているのは22年に起きたガソリン価格の高騰と政府による優遇策で、ほぼ全政界の全ての政府が何らかのEV優遇をしています

優遇策は直接の購入補助金だけでなく税金の値引あるいはガソリン車への割り増し、アメリカはガソリン車が走行できない高速レーンが一部で存在している

高速道路料金で差をつけたり充電設備や充電料金への補助金、中国はガソリン車のナンバープレートを一般人が取得できなくしている

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北京、上海、深センなどの大都市ではガソリン車ナンバープレートは数十年待つか抽選で当たるか、数百万で買わないと取得困難とされている

ガソリン車ナンバーを取得しても市内にはガソリン車乗り入れ制限があるので、実際にはEV以外選択肢がないと言えます

欧州やアメリカのカリフォルニア州ではガソリン車購入で有形無形の『罰』を受けるのに対し、EVを購入すると様々な特典を与えられます

だから人々はEVを購入していて、一部の国では新車のEV比率が5割を上回り、他の国でもガソリン車販売は年々減少しています

EVの最大の利点は実は自動車本体ではなく政府から様々な恩恵を与えられる事なので、ガソリン車とEVの比較をしてもあまり意味がない

たとえば自分が東京に住んでいたとしてもし東京都が「EVは路上駐車合法。ガソリン車だけ違法」にしたらどんなにガソリン車が良くてもEVに乗り換える、そういう事が欧米や中国では起きています

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EVは最近の家電と同じで修理不能

昔のテレビは映らなくなってもバン!と叩くと治ったが今のテレビは映らなくなったら修理不可能で、買い換えるしかありません

ガソリン車とEVの関係もこのようなものでガソリン車は見た目がどれだけ腐ってエンジンがかからなくても、優秀な職人がばらして整備すれば元通りに治ります

エンジニアの腕次第で修理も整備も思うがままなのがガソリン車だとすると、EVは最近のテレビとと同じで不調になっても調整できず、どこかが壊れたら買い換えるしかない

以前テスラのオナーナーが「凹んだだけで300万円取られる」という記事を書きましたが、テスラは板金ができないのでどのパネルでも交換したら200万円以上かかります

テスラのようなEVは4つの車輪の中にモーターが1個ずつ入っているので、タイヤをぶつけたらモーター交換になり大事になります

中でも問題なのはバッテリーでEVの価格の半分以上はバッテリーとされるが、少しでも変形したりダメージがあると修理は不可能で交換になります

新車価格の半分を占めるバッテリーを交換して中古車を直す意味がないので、EVのバッテリーにダメージがあったらその車は廃車になります

修理が困難なのでEVの保険料はガソリン車より割高になるうえ、EVの廃車が増えるにつれて廃棄バッテリーが社会問題になっています

ばかでかい危険なバッテリーを触りたい人は居ないので、それこそ国の補助金で再処理すべきですが政府は廃棄物にはお金を出そうとしません

こうして中国でもアメリカでも欧州でもどこかのスクラップヤードでEVのバッテリーが蓄積されています

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