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後払い決済が徐々に普及、手軽だが支払えないとブラックリスト

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後払い決済は短期間の借金なので返済できないと信用情報機関のブラックリストに載ります

後払い決済サービスとは

アップルは23年3月28日に後払い決済サービス「Apple Pay Later(アップルペイ・レイター)」を米国で開始した

アップルペイ・レイターは購入代金を4分割し、6週間かけて支払うことができ利子や手数料は発生しない

残高は「アップルウォレット」で管理・返済でき50~1000ドル(6500~13万円)を前借りし、アップルペイ加盟店での買い物に使える

現在はプレリリース版を一部ユーザーに提供しており、今後数カ月のうちに全ユーザーに提供する予定でiPhoneなどで利用可能になる

今までも後払い決済は数多く存在したが小規模で、アップルという巨大企業が参入することで一気に普及するのではないかと言われている

日本でも数十社が後払いサービスアプリを提供しているので概要を書いてみると、スマホのキャリア決済を利用したアプリとそれ以外に分けられる

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ドコモ、au、ソフトバンクは以前から毎月の引き落としと合算する形で買い物に利用できる決済サービスがあったが、その一つとして後払いサービスも提供している

これの注意点は翌月に残高不足(クレジット枠不足)で引き落とせないと、信用情報に瑕がつきブラックリストに載ってしまう点です

この状態が数週間続いてしまうとクレジットカードが使えなくなり自動車ローンや他のクレジット、ローンすべて利用できなくなるでしょう

キャリア決済はスマホ契約申し込み時に審査済みなので改めて審査はないが、他の後払いサービスは申込時に何らかの審査があります

「PayPay後払い」の場合事前チャージなしで利用でき支払いはクレジットカードか銀行口座引き落としになり、上限は25万円(人によって限度額は異なる)となっています

審査なしメール・SMS認証だけで登録できクレジットカード登録は不要で事前チャージも不要の後払いもあるが、利用可能な店舗が少なかったりします

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後払いを支払えなかった場合のペナルティ

コンビニで使えてカード情報不要でキャリア決済以外となると、『ファミペイ』『メルペイ』他はVisaプリペイドを利用したサービスがある

Visaプリペイドやデビッドカードはクレジットカードが使える店でも対応していない事があり、全ての店で使える訳ではないのが欠点です

実用性で現実に使用できそうなものはまずキャリア決済の『au PAY』『d払い』、PayPayなどQRコード決済の後払い、ファミリーマートのファミペイなどになるでしょう

審査なしで申し込むと最初に使えるのは数千円から1万円程度で、利用と支払い実績を積み重ねるとその人の限度額が増えていきます

多くの場合翌月1回払いになるので、限度額が増えても5万円や10万円を1回で支払うのは大変なので大きな買い物には向いていません

ファミペイは最大6か月支払いを伸ばせる、「PayPayあと払い」は審査に通ると自動的にPayPayカードが送られてきて要するにクレジットカード払いになります

メルペイはメルカリで売った金額を支払いに充当できるうえ、毎月定額払いにできるのでメルカリで副業をしている人に向いています

このように現状の後払い決済は「実質的にクレジットカード払い」だったり「実質的にスマホキャリア決済」「対応店舗が少なく実用性が低い」ものが多い

ファミペイは通常事前チャージかクレジット払いだが口座引き落としか店頭で翌月払い可能、最大6か月のスキップ払い、分割払いが可能となっている

ファミペイの翌月払いは少額の借金という事なので利用するには審査があり、信用情報機関CICの情報が照会されています

つまりファミペイ後払いはローンを組んだりクレジットカードを作る時のように申込者の信用情報を照会し、もし不払いになるとブラックリストに登録されます

このように日本で今行われている後払いサービスは実質的に少額クレジットカードや少額ローンで、手続きは簡単ですが通常の借金と変わりません

もし支払いが遅延すると他のカードが止められたりスマホ契約を拒否されたり、自動車ローンや住宅ローンも利用出来ない場合があります

また日本に帰化する外国人は金銭トラブルがあると「自立した生計を営めない」と判断され申請を拒否される場合があると言われています

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