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バフムートで元BBCや元米海兵隊なくなる、住民の一部はロシアを支持

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バフムートから数キロの地下室で暮らす住民(23年3月)

画像引用:https://www.voanews.com/a/latest-developments-in-ukraine-march-5/6990337.html Latest Developments in Ukraine_ March 5

バフムートに残る住民や支援する外国人兵士

23年5月1日に米国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー戦略広報調整官は、機密解除された情報をもとにロシア軍の損失について語った

カービー広報官は22年12月以降で「ロシアは10万人以上の死傷者を出し、そのうち戦死者は2万人超とみられる」と述べた

これらの損失のほとんどはバフムートなど東部の激戦地で発生したとみられ、ルガンスク州やドネツク州でも一時激しい戦闘が発生していた

バフムート周辺ではウクライナ軍もかなりの損失を出したと思われるが、そちらの情報はまったく公開されていません

バフムート近郊で4月19日に「レジスタンス・コミッティー」に参加し民間人の避難を支援していた米国の元海兵隊員クーパー・アンドルーズ(26)がなくなった

バフムートからは隣町まで1本の道路だけがつながっているが、そこでロシア側の砲撃を受けたと見られている

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母親によるとアンドルーズさんは22年11月にウクライナ軍の外国人戦闘部隊に加わり、23年3月に契約終了後もウクライナにとどまっていたという

4月29日までにBBCの元ジャーナリストでウクライナ人のオレクサンドル・ボンダレンコ氏が、ウクライナの最前線で領土防衛隊の任務中に死亡した

ボンダレンコ氏は22年2月に侵攻が始まってすぐウクライナ軍に志願したが、最後どこでどのようになくなったのか明らかにされていない

激戦地バフムートには今も住民数千人が生活しているが、あらゆる建物はロシア軍によって砲撃されたので人々は屋根の無い瓦礫や地下で生活している

バフムートには数か月前からウクライナ政府による非難命令が出ていたが、残った人々の一部は逃げ遅れたのではなく自分の意思で残った

ウクライナ軍第24独立機械化旅団のニコリン報道官は、バフムートに残る住民の一部にはロシアを支持している者もいると発言した

多くの住民が避難命令に従わなかった理由は家を離れたくなかったからで、一度は国外に避難したのに再び帰国して自分の故郷に戻ったウクライナ人は多い

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プーチンのデジタル歩兵たち

ロシアのウクライナ侵攻で重要な役割を果たしているのは軍事ブロガーで、23年4月2日にはウラドレン・タタルスキーが反政府組織による爆発でなくなった

ロシアにおけるブロガーは国民の世論形成に重要な役割を果たしていて、国営テレビに出演したりプーチン大統領から招待されてクレムリンに行ったりしている

ロシアでは政府に批判的なあらゆるメディアやすべての個人サイトが閉鎖に追い込まれ、国民は彼らブロガーからしか情報を得る事が出来ない

同じブロガーでも政府に批判的なブロガーは逮捕されたり国外に逃亡していて、空白を埋める政府寄りブロガーをロシア政府は重要視している

軍事ブロガーの多くはロシア軍やワグネル、ウクライナ東部の親ロシア勢力と関係があり、全体として極右勢力グループを形成している

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ブロガーは互いに知り合いで連絡を取り合い閉鎖的なシステムを築いていて、愛国的だが非常に偏った考えをしている

ロシアではSNSで政府批判をしただけで逮捕されるが、軍事ブロガーは時に国営テレビで堂々とロシア軍やロシア政府を無能呼ばわりしてきた

侵攻当初キエフを目指して大敗北したりヘルソン市やハリコフでの敗北、バフムートでの苦戦では歯に衣着せぬ批判を軍やプーチン政権幹部にしている

それでも彼らは自由な活動をして世論を主導し、ロシアがしている事は正しいと国民に信じさせる重要な役割を担っている

彼らはプーチンのデジタル歩兵と呼ばれている

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