英スナク首相の妻はインド大富豪の娘

インド出身者が欧米社会の指導層に食い込んでいる
最近インドやパキスタンやシリアなど南アジア出身者や移民が欧米先進国の首相や閣僚など重要な地位を得るようになっていて、多くは難民や移民の子孫です
世界銀行の新総裁にバイデン米大統領が推薦した在国在住のインド人が無投票で選出され、今までに米国商工会長や赤十字役員を務めていた
見た目はプロレスラーのタイガージェットシンに似ているが、彼のように欧米社会で出世して政治指導層に食い込む人が続々と登場している
イーロンマスクが買収する前のツイッターCEOはパラグ・アグラワル、アルファベットのサンダー・ピチャイCEO、アドビのシャンタヌ・ナラヤンCEO、マイクロソフトのサティア・ナデラCEO、IBMのアービンド・クリシュナCEOという具合です
退任したハーバードのニティン・ノーリア第10代学長などアメリカIT企業ではインド人移民をCEOにするのが大流行していて、世界銀行新総裁もその線に沿ったものでした
彼らのほとんどはインドで生まれインドの大学卒業後に渡米してアメリカIT企業に就職し、あれよあれよという間にトップに上り詰めた
インド出身者が米IT企業で出世する武器になっている一つは英語が準公用語な点で、インドには無数の言語があるので日常的に英語を使っている
インドはイギリスの統治を受けた事もあってインド出身者は欧米に溶け込みやすく、東アジア人のように「ここはどこ?私は誰?」という状況に陥らない
インドはカースト制度があり現在も大学教育を受けるのは社会のエリートだけで、エリート教育によって優秀な人を育てるのを目標にしている
日本の教育制度は国民全員が平均点を取るのを目標にしているがこれでは優秀な人は能力を潰され、平均点の人が増えます
インドは99人を切り捨てても1人の優秀な人を育成しているので、そこで勝ち抜いた人はおそらく東大出身者よりかなり能力が高い
インドはカースト制度など混乱した社会であり、日常的に暴動が発生したり矛盾だらけなのでそこで生き抜く知恵も身に着けている
欧米は20年後に後悔する
インド人は混乱状態で生き抜いたりその中で勝ち抜くのが得意であり、日米欧など先進国の洗練した社会で育った人は優秀でも混乱状態に弱い
欧州ではもっと進んでイギリスのスナク首相はインド系、英国会議員の20人がインド系で英トップ100起業家の9人がインド系で、最も裕福な20人のうち3人がインド系といった具合です
イギリスは数十年に渡って衰退した時代が続いているが、混乱状態であればあるほどインド系移民は強さを発揮して滝登りのように出世します
スコットランド首相のユーサフ、アイルランド首相のレオ・バラッカー、ロンドン市長のサディク・カーンもインド系で需要ポストをインドが占めつつあります
他の欧州諸国でもインドなど移民系の人が経済界や政界で地位を得る傾向があり、ドイツでは2015年ごろ難民として入国した人が国会議員になり最近閣僚(移民など担当大臣)に任命された
これらで思い出すのは1990年代以降に国連などの国際機関や各国に中国人や中国系の人が食い込んでいった様子で、今欧米はしぬほど後悔しています
クリントンやブッシュは中国人を好んで国際的な重要ポストに任命したが、その結果中国は国際社会で力を握って今欧米を倒すと言っています
インドと言う国は中国と比べてもまともではなく、民主主義でも資本主義でもなくカーストの元で独裁国家に近い国家運営をしています
そういう国の出身者を自国や国際機関の重要ポストにつけるとどうなるかは、既に中国が証明しつくしています
アメリカではオバマ大統領が初めてアフリカ系大統領になりその時は良かったのだが、後に深刻な分断が起こり今もアメリカは分断したままです