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香港・中国は北朝鮮になった、デモを見たり”いいね”で逮捕

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ブログで政治記事を書いた阮暁寰は逮捕され懲役7年、検察は「何が違法行為か」を示さなかった

画像引用:https://www.hokkoku.co.jp/articles/gallery/1067260?ph=1 中国ブロガーに懲役7年実刑判決 上訴、妻は公正な司法を訴え|全国のニュース|北國新聞

人権が軽い国

10年前の2014年の香港は何をするのも自由で中国や政府を批判したりデモ活動をするのも自由、西側先進国と同じような言論の自由が保障されていました

それはイギリスが中国を香港に返還する時50年間は今までと同様の権利を保障する約束をしたからだが、中国は反故にして内地並みにしました

香港の「高度の自治」を1997年から50年間保証するとした英中共同声明は2014年に無効だとイギリス政府に伝え、イギリスは抗議すらしませんでした

当時の英首相は”習近平のプードル”というあだ名のキャメロンで習の命令に従って、明白に拒否したエリザベス女王を訪英した習の前に引っ張り出したり、チベットのダライラマと会談して習に怒られて北京まで謝罪に行ったりしていた

香港返還を決めたのはサッチャー首相で、香港人をレンタルした物のように扱い勝手に返還し自分が良い事をしたかのように振舞っていた

1970年代から2000年代の欧米人の中国観は「中国人はみんな素朴で良い人」というおとぎ話みたいなもので、日本人が中国の悪行を並べ立てても聞く耳を持ちませんでした

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中国の香港統治は雨傘運動を契機に2015年から2017年頃質的に変化し、いつだったか「人民解放軍が香港に突入した」という情報がツイッターで流れた

そんな事をしたら英中の返還協定違反だだから誤情報だと思いましたが、後で考えると解放軍が香港に入ったのは事実でイギリスは協定そのものが最初から存在しないように香港人を捨てた

雨傘運動に参加した香港人だちは中国政府が人権弾圧すれば「国際社会」が中国を罰すると考えたが、トランプ大統領やキャメロン首相は「お金になるなら人権なんか踏みにじって結構ですよ」という態度をとった

もし日本が中国やロシアや他の国に侵略される事があったら、「国際社会」の判断基準は金になるかならないかだという事を知っておいた方が良いです

欧米が中国の台湾侵攻を警戒しているのは台湾が攻撃され中国のものになれば自分が損をするからで、中国が欧米の権利を保障すれば「台湾なんか最初から存在しませんよ」と欧米人は言います

香港はそのようになり中国政府が香港における欧米の権利を保障すると、欧米諸国は香港の弾圧には一切文句を言わないようになりました

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香港は北朝鮮になった

香港は2020年の香港安全法によって中国内地と同じ扱いになったが、ごく最近香港や中国で実際に起きた出来事を並べてみます

中国各地では2022年11月末にゼロコロナへの抗議運動が起こり、驚いた事に習近平政権は民主的に判断しゼロコロナをすぐ解除しました

中国は民主主義に目覚めたと思いましたが、ほとぼりが冷めた12月から1月以降にデモ参加者を次々に拘束しています

デモ参加者はもちろん道端でデモに声援を送った人や、SNSでデモの投稿に「いいね」をつけた人も逮捕しています

上海市第2中級人民法院(地裁)は23年5月13日までに国家政権転覆扇動罪で著名ブロガー、阮暁寰(45)に懲役7年を言い渡した

阮暁寰は長年インターネットで政治などをテーマにブログを書き、政治や高官についての情報やネット規制を回避する方法も書いていた

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なお中国では「ニュース」を書いたり発信するには国家資格が必要で、個人ブログを開設するには2人以上の国が指定した審査員の審査に合格する必要があります

記者の国家資格を持たない個人がブログやSNSでニュースを発信すると、それだけで内容に関係なく逮捕され懲役刑になります

逮捕された阮暁寰の家族によると傍聴できたのは2月10日の判決公判だけ、被告が反論する機会は与えられず検察側はブログ記事をいくつか並べたが「何が違法なのか」を示す事もしなかった

これは中国でスパイ容疑で逮捕された日本人も同じで反論の機会は与えられず、検察は何が違法行為なのかを示さず、判決だけを言い渡される

香港も同じであり雨傘デモい参加した民主活動家は全員が逮捕されたが、裁判が開かれたのは有名な数人だけで、大半はその後どうなったのか公表されていない

観光サイトでは香港や中国への旅行を呼びかけているかも知れないが、絶対に行くべきではない

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