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パトリオットミサイルは威力絶大も1か月で破損、ドイツが追加支援

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パトリオットは迎撃した破片か至近弾で破損したとみられる

画像引用:https://www.thedrive.com/the-war-zone/the-patriot-system-isnt-magic-losses-in-ukraine-can-be-expected

パトリオットミサイルの効果と弱点

ウクライナのマリャル国防次官は5月16日、東部ドネツク州の激戦地バフムートの北部と南部で約20平方キロメートルの領土を解放した」とSNS「テレグラム」で発表した

約4.5キロ四方になるが最近ウクライナ軍はバフムート市街や周辺で2キロあるいは4キロ前進したと伝えられている

5月16日はヘルソン州で400発以上の砲撃があった他、ウクライナ南部ミコライウ州にミサイルが着弾しザポリージャ州で砲撃があった

5月16日未明のキエフへのミサイル攻撃でウクライナ側は極超音速ミサイルキンジャル6発を含む18発全てを撃墜したと発表したが、ロシアはパトリオットミサイルに損傷を与えたと発表した

ウクライナは防空能力の向上を目的にこれまでに米国とドイツから1基ずつ、少なくとも計2基のパトリオットを受け取っている

米製地対空防空システム「パトリオット」が損傷を受けた可能性があると米当局者がCNNに明らかにした

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米国は損傷の程度を評価中で、修理のためにシステム全体を同国から引き揚げるか、現場でウクライナ軍が修理するかを見極める

16日のキンジャルはパトリオットを狙ったものとされ、損傷で使用できない状態ならロシア軍は目的を達した事になります

2基のパトリオットPAC3は23年4月19日までにウクライナに届き、3月頃米本土で65人のウクライナ兵が操作の訓練を受けたと報道された

効果はかなりのもので以前キエフに飛来するミサイルの80%を迎撃していたが、最近は100%迎撃成功する事もあった

16日の攻撃は極超音速ミサイル、弾道ミサイル、巡航ミサイル、ドローンをミックスした飽和攻撃で、そのうちどれかが近くに着弾したか迎撃した破片が落下したとみられる

ドイツは5月17日に追加のパトリオットを提供すると発表したが、アメリカは「各地で不足している」のを理由に追加支援を渋っている

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ロシアは帰国した囚人兵士の犯罪が社会問題

欧州各国はウクライナへのF16戦闘機提供を検討していて、フランスのマクロン大統領は国内でのウクライナ操縦士訓練が可能だと先日発言した

英国のスナク首相とオランダのルッテ首相が、ウクライナのF16戦闘機調達を支援する「国際的な連合」の構築で合意したと報じられています

スロバキアとポーランドは旧ソ連製ミグを提供しているが、ドイツとアメリカがF16提供は「ロシアを刺激する」と反対しているため実現していない

一方ロシアは主要な輸出品である石油輸出が4月は1日当たり830万バレルと侵攻開始以来最大になった

西側諸国はロシアに制裁しているが中国とインドが購入し、両国は表向き制裁に参加している国にも転売していると言われている

表向きロシア産原油を購入していなくてもインドから輸入している国が存在すると言われています

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だが石油価格下落によって4月のロシアからの石油輸出による収益は前年同月比で27%低下したと、IEAは推計している

ロシアの国家予算の約45%を占める石油・ガス部門からの税収も、同時期で3分の2近く下落しロシア財政は最近赤字に陥っている

ロシア内部ではロシア軍とワグネルの確執が深まっていて、先日ワグネルのプリゴジンは撤退を示唆しロシア軍から反逆罪の適用で脅されたなどと話していた

さらにプリゴジンはワグネルの周囲を守っていたロシア軍が「敵前逃亡した」ためウクライナ軍の反撃を許したと非難し、ロシア軍は逃げたのではなく配置転換だったと主張している

侵攻以来ロシア軍は7万人程度が戦死したと言われているが、報道によるとその半数近くをワグネルのバフムート攻撃だけで出していた

ワグネルは失った兵を囚人の募兵と恩赦で補っていたが、最近ロシアは囚人を兵士にするのを禁止した

兵士になった囚人が恩赦されたが釈放された元囚人による重大犯罪がロシアでは社会問題になっている

ロシア版ランボーと言ったところでアフガン侵攻の後もこうした問題が発生していました

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