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高齢者の自己破産が増加、若い頃の借金を病気で返せなくなる

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人生設計はうまくいかない事も多い

高齢自己破産が増加

老人ホームなどに入居しない65歳以上一人暮らしの独居率は2030年に男性18.2%、女性23.9%、2040年に男性20%を上回ります

総務省の2022年家計調査によると65歳以上単身世帯の実収入は月額13万4915円、税と保険を引いた可処分所得は12万2559円となっている

消費支出は14万3139円なので月額2万580円不足し年間では約24万7000円の赤字になっています

毎年24万円×一生分の資産がないといつかは破産する訳で、60代から70代以上で自己破産をする高齢者が増加しています

60歳代以上のシニア破産は全体の4分の1を占め、特に70歳代以上の破産は20年前と比べて2.73%から9.35%へ大幅に増えています

厚労省の調査では退職金額は2563万円だがこれは大卒後に一部上場企業に40年間務めた人の『平均』なので、そんな人は世の中にあまり居ません

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自己破産に至る第一の原因は住宅ローンで、多くの人は30代から40代で平均3000万円台(現在の物価で)のローンを組んで30年で返済します

実際には定年後に住宅ローンが残るのを不安視し退職金で繰り上げ返済する人が多いので、実際に退職金を手にする人は少ない

繰り上げ返済しない人は平均して年100万円を住宅ローンで払うので、やはり退職金はその返済で消えてしまいます

非常に多いのは収入がなくなったのに生活水準を落とせない人で、現役時代と変わらない感覚でお金を使うと毎月10万円は不足します

いつかはお金が足りなくなるのを分かっているが、数十年間身に付いた生活パターンや「つきあい」の為の見栄は変えられません

今まで趣味や付き合いで沢山お金を使っていたのに、急に節約するのは世間体が悪いからできないというのが決まり文句です

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退職金2000万円貰えるのは一部上場と公務員だけ

引退したら着る物や車や日用品の全てでランクを下げる必要があるが、それをしない人は湯水のように預金を切りくずす事になります

お金が足りなくなった高齢者が手を出すのはカードローンや銀行ローンで、収入がないのに借金するものだから絶対に返済できなくなります

さらに退職者を誘うようにネットやテレビや訪問販売で「投資商品、保険、老後の贅沢」などに誘われて、どれも魅力的ですが必ずお金が減ります

退職金2600万円は一部上場企業定年退職者の平均ですが、現実には貯蓄ゼロの高齢者は60代で33%、3分の1も存在します

そうした貯蓄ゼロ高齢者の多くは若い頃に借金をし、その借金は高齢になるほど雪のように降り積もり返せなくなっています

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若いときにしたクレジットカードの借金がいつまでも残っていて支払い続けていたり、銀行ローンが残って居たりします

40代の時には誰でも「自分は60代でもバリバリ働ける」と考えますが、実際には60代になると身体の調子が悪くなります

毎月ちょっとづつ借りてちょっとづつ返済して不足分はアルバイトなどをして収入をえるが、60代のある時点で体の調子が悪くなります

働いて定期的な収入を得るのが困難になると借金のために食費や光熱費を節約するが返せなくなり、現実的に自己破産に至ります

住宅ローン返済中に自己破産すると保証人に請求が行くが、カードローンなどは保証人が居ないので自分だけであり率直に言って自己破産した方が良い

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