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ロシア側越境攻撃は自由ロシア軍とロシア義勇軍の共同作戦

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ウクライナ軍はバフムート市の北側で大きく東に張り出している

画像引用:https://riafan.ru/24070207-sobitiya_na_ukraine_k_21_00_23_maya_kievu_postavyat_snaryadi_na_260_mln_evro_na_belgorodchine_snyat_rezhim_kto

🆗関連動画があります

バフムートを大きく取り囲むウクライナ軍

AP通信などいくつかのメディアによるとロシア軍とワグネルは5月20日正午ごろにバフムート市街地を占領したが、それはウクライナ側の『罠』だった可能性がある

ワグネルがバフムート市街地を占領した同じころウクライナ軍はバフムート市外の北側で前進し、東側に大きく張り出した

それまでロシア側は南・東・北の3方向からバフムートを包囲していたが、北側をウクライナが取った事でウクライナがバフムートを包囲する事も可能になった

5月22日に元ロシア兵で構成される自由ロシア軍がロシア側に越境攻撃したが現場はバフムートの北西約300キロで、ロシア軍は対応を余儀なくされバフムート北部が手薄になったかも知れない

この数日で結果としてワグネルはウクライナ軍に代わってバフムート市街地に移動し包囲していた北側のロシア軍も内側に移動、ウクライナ軍は北部に張り出した

バフムート市の北端にはT0513と書かれた国道がありウクライナ軍は道路沿いに東に進みロシア軍を排除し北側からバフムートに圧力を加えている

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ウクライナのマリャル国防次官は21日、我々は側面攻撃で前進しバフムートを半包囲して敵を殲滅する機会を得ていると語った

ウクライナ軍はバフムート市街中心部の「飛行機」と呼ばれる戦闘機モニュメントがあった一角を保持していて、戦略的な価値は無いが街に入る入り口を確保する意味があるという

プリゴジンがバフムート市庁舎を占拠し完全制圧を宣言した時ゼレンスキー大統領が否定していたが、確かに市街の一角と郊外の西側と北側はウクライナ軍が守っています

一方5月22日にロシア側に侵入した自由ロシア軍とロシア義勇軍団だがロシアは23日に撃退したと発表し、すぐに撤退したと考えられる

自由ロシア軍は23日にテレグラムでロシアの完全な解放を目的にした平和維持作戦で、プーチン政権の打倒が可能な事を示すものだったと語った

22日に国境を越えてロシア側に侵入したのは数百人規模で動画には装甲車や戦車や火砲、戦闘ヘリが地上を攻撃する様子などが映っていた

動画:T90戦車を鹵獲して引き上げる自由ロシア軍

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ロシア人の反ロシア3軍とは

ロシア人によって構成される反ロシア勢力には3つのグループがあり1つは今回の主力になったロシア自由軍で、捕虜になったり脱走した元ロシア兵で構成されている

今回の越境に加わったとされるロシア義勇軍は侵攻前からウクライナに居住していたロシア人中心で、両者は共同作戦を実施した

国民共和国軍はロシア国内で火災や爆発などの破壊工作をしているとされ3グループを束ねているのは共同政治センターだとされている

共同政治センターはロシア義勇軍と国民共和国軍が創設し後に国民共和国軍も参加し、イリヤ・ポノマリョフ元ロシア下院議員が事実上3軍を調整している

ポノマリョフ元下院議員は2014年のクリミア併合に唯一反対票を投じた後アメリカに亡命した人物で現在はキエフで暮らしながら反ロシア闘争をしている

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こうしたロシア人勢力はウクライナを拠点としてロシアで破壊活動をしたり越境攻撃をし、最終的にモスクワを占領しプーチン政権を倒して民主政権樹立を目指している

ウクライナ政府は今回の越境攻撃にまったく関与していないと言っているが、おそらくこの作戦はウクライナの反攻作戦の一環と思われます

ウクライナはロシアに気づかれないように反撃し、ロシア国内を揺さぶりクーデターや反乱を起こし内部崩壊させたいのだと思われる

実際反ロシア3軍の他にもプーチン政権に不満を持つ人は多く、ロシア国内で騒乱が起きればロシア軍はウクライナから撤退せざるを得なくなります

ウクライナ軍が正面切ってロシアに攻め込むのは犠牲も大きいし欧米が反対するので、ロシア人がロシアで戦っている事にしようとしている

反ロシア3軍は合計で約4000人とされ大軍ではないが、ウクライナはマリウポリで壊滅したアゾフ連隊をアゾフ旅団として再建している

アゾフ旅団を率いるのは旧アゾフ連隊の生き残りで、遊軍としてロシア自由軍などと共闘する事もあり得る

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