自衛隊は驚異的な低予算で運営されている
引用:http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/04/b0b54bb6c44665feac75d5aa48e61e6f.jpg
2018年の韓国の国防予算は前年比7%増の431億ドルで世界10位、日本は5.2兆円(約485億ドル)で7位だった。
日本の防衛予算は安倍政権になって少し増額されたが、その分円安になったので、ドルで計算するとほとんど増えていない。
一方で韓国の国防予算は急増を続けており、しかもドル計算でも上昇している。
少し前まで韓国350億ドル以下だったが年7%も増額しているので、あっという間に日本に追いついてきました。
日本の自衛官は志願制で500億ドルのうち200億ドル程度が人件費で使われている。
韓国軍の人件費は総予算の約30%と書かれているので130億ドル程度と推測できる。
すると人件費を除く軍事費は、日本300億ドル弱、韓国300億ドルで同額になります。
韓国は国内の物価や生産価格が日本よりも安いので、日本と韓国の実質の軍事費は同じ水準だといえる。
兵器購入に当てられている金額は日本は予算の20%程度で、韓国は予算の30%程度とされている。
武器購入費で見ると日本約100億ドル、韓国約130億ドルで韓国の方が多くなってしまう。
日本では何となく、「日本の防衛予算は韓国より多い筈だ」と考えていると思うが、それは間違いです。
日本が「防衛費はGDPの1%以内」などと言っている間に、ロシア、中国、韓国、北朝鮮、台湾ですら大軍拡を行っている。
予算が正しく使われない韓国軍
韓国は表向き北朝鮮に対処するためという名目で、アメリカなどから大量に兵器を購入している。
だが実際には日本と同じ兵器を揃えて日本に対抗し、日本がイージス艦を導入したら韓国も導入した。
日本が国産戦闘機を開発すると韓国も開発を始め、日本の潜水艦を真似して韓国も国産潜水艦を建造した。
日本が大型輸送艦を導入すると真似して大型輸送艦を建造し、日本がAWACSを導入したら韓国も導入した。
次は空母型護衛艦に対抗して空母を建造すると言っていて、北朝鮮への対処でないのは明らかです。
韓国軍も自衛隊を真似した編成になっているが、予算が同じにしては韓国軍の装備は日本より劣っている。
例えば日本はAWACSとしてE-767を4機保有し、1機当たり約5億ドルで、性能は米軍のAWACSと同等です。
韓国はE-737を4機導入したのが、価格は約4億ドルで性能は大きく劣っている。
自衛隊のE-767は多くの装備が米軍と共通なので、部品の供給は安定している。
韓国のE-737は米軍は採用していないので、生産終了すると間もなく部品も製造終了した。
自衛隊はF15J戦闘機を運用し韓国もF15Kを運用しているが、F15Jが稼働率90%に対しF15Kは稼働率20%台と考えられている。
原因はF15Jは日本で整備しているのに対し、F15Kは韓国内では整備・修理ができないためです。
アメリカは輸出した軍用機を相手国が分解・整備するのを禁止していて、部品一つを交換するにもアメリカ政府の許可が要る。
少なすぎる日本の装備品予算
日本はF15が25億円だった時代に125億円でライセンス生産し、国内で整備や修理できる権利にも金を払った。
韓国は複数の候補を価格競争させて最も安い兵器を購入するのが普通で、日本より大幅に安く購入します。
しかし整備性や部品調達を考慮しないので国内で修理や整備ができず、多くは”展示品”になっている。
韓国は日本に対抗してイージス艦を整備するが、多くの問題が発生している。
韓国の建造技術では軍艦に必要な静粛性や信頼性が確保できず煩いうえに頻繁に故障している。
韓国イージス艦「世宗大王」は1隻1400億円で、防衛省が要求したイージス艦「あたご型」は1隻1300億円です。
「世宗大王」は弾道ミサイル防衛に対応しておらず、日本のより高いのに性能が劣るという謎のイージス艦です。
日本に対抗して国産で建造し、各種ミサイルも日本のように国産化している。
だが実戦でボタンを押したとき本当に発射されるのか、当の韓国人すら信じていない。
韓国が導入した多くの最新兵器がこの調子で、潜水艦はドイツから技術を購入し国産したが、故障で一隻も稼働していません。
日本に対抗して対潜哨戒機と対潜へリを大量に導入したが、例によって整備できないのでほとんど稼動していない。
潜水艦も国産で建造したのだが出港したことが殆ど無く、沈没の恐れがあるのでおそらく潜水もしない。
韓国軍の装備はこの調子であり、自衛隊と同じ程度の装備費なのに正しく使われていない。
それはともかくGDPが3分の1以下の韓国と、自衛隊の装備費が同じなのは問題ではないだろうか?