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ドローン規制 改正航空法 初心者に難しい操縦

個人向けドローンは暴走・墜落を前提に作られている。
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引用:http://www.improntaunika.it/wp-content/uploads/2014/05/drone-hero-1024×633.jpg

首相官邸にドローンが落下して以来、各地で模倣してドローンを飛ばし問題を起こす人が続出している。

個人向けドローンは信頼性が低く、いつ落下するか分からない。

ドローン規制方針固まる

15年4月に、首相官邸屋上にに放射性物質を積んだドローンを落下させる事件があり、政府はドローン規制に乗り出している。

飛行距離数キロに達する大型機に関しては、操縦に無線機を用いる事から、国家試験の無線免許を義務付ける。


ただ首相官邸に落下した機種を始め、個人が購入するドローンのほぼ100%が飛行距離1キロ以内程度の微弱電波機である。

微弱電波で操縦するドローンは誰でも購入できるが登録制とする。

また皇居や重要施設から300メートル以内の飛行を禁止する。

東京や大阪では既に、ほとんどの公園で飛行禁止にする案がある。

数百メートルの範囲で飛ばすドローンは事実上、ラジコンと同じ仕組みなので全てを法律で規制するのは難しい。

今までもラジコン飛行機やヘリが重要施設周辺で飛行したり、落下した事は有ったはずだが、一部のマニアだけであり問題視はされませんでした。

ラジコン飛行機にしろヘリにしろ、素人が簡単に飛ばせる物ではないため、過激派テロに使用されることも無かった。

ところがドローンは、官邸に落下した中国製『ファントム2』の場合だと同じ地点で数百メートル上昇し、周囲を撮影して着陸するだけなら、操縦する必要すらない。

自分の好きなように移動させるには、ラジコンのような操縦装置で操作するが、飛行機より直感的に覚えやすい。

NTTの点検用ドローン、企業向けドローンは価格が数百万で信頼性も高い。
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引用:http://blog-imgs-78.fc2.com/e/a/r/earthbottle/ntt02.jpg

信頼性低い市販ドローン

飛行機やヘリと比較してみると、飛行機には『右折』『左折』『上昇』『下降』などを直接指示はできないようになっている。

主翼、尾翼、垂直尾翼にそれぞれ方向舵がついていて、エンジン出力と同時に調整することで、曲がったり上昇したりする。

しかも飛行機は自分の向きとは逆向きになったりするので、操縦技術を習得するには何年も掛かる。

そしてヘリの操縦はもっと難しいとされている。

ヘリや飛行機に慣れた人には、ドローンの操縦がむしろ難しく感じるそうだが、むろん我々素人とは発言のレベルが違う。

飛行するラジコン類を始めて購入した人の場合、庭先などで低空飛行をするだけなら、高級なオモチャという感じで簡単に操作することができる。

しかし高度が上がるほど、操縦者と距離が離れるほど、制御が困難になります。

先ほど書いた、垂直に上昇して写真撮影し着陸するだけにしても、電波が届かなくなったり、GPSで位置を見失うなどして頻繁に暴走事故が起きている。

そう、10万円程度の安いドローンは微弱電波で操縦しているために、良く電波が届かなくなる。

GPS衛星から受信した電波で位置を確認しているが、これも頻繁に自分の位置を見失うようで、やはり安物だからだろう。

電波が途切れたドローンはどこへともなく飛んで行き、どこかに落下する事になる。

最近は暴走したドローンが英国大使館や善光寺に落下しました。

官邸屋上に落下させた人は、自分が警備員に見つからないように視界の限度一杯で操縦していたようで、最後は制御不能になってどうなったのか本人も知らなかった。

アマゾンなどで購入できるドローンは、結局オモチャ程度の信頼性で、人が住んでいる上空を飛行させる物ではないようです。

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