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引用:http://livedoor.blogimg.jp/himasoku123/imgs/b/1/b160468f-s.jpg


北海道では50以上のナマコ密漁団が存在し、多数の「あまちゃん」「あまくん」がナマコを取って稼いでいる。

北海道の海岸線は4000キロ以上と日本列島より長く、取り締まりは不可能という。


ナマコ漁で一日300万の水揚げ

北海道では以前から大掛かりなナマコ密猟が行われていて、「あまちゃん」ならぬ「あまくん」が活躍している。

6月23日、北海道の小樽沖でナマコ約666キロ約200万円相当を密漁していた、組関係者7人を逮捕しました。
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小樽沖で夜間に無灯火の船が居ると通報され、4月から海上保安部が捜査していた。

北海道では50以上のナマコ密漁団が存在し、年間数億円の売上を挙げているとみられます。

北海道警によると、密漁団は道内の全ての海岸で目撃されていて、ほとんどは組関係のグループで分業体制を敷いている。

監視役、船頭役、ダイバーに役割分担し短時間で効率よく漁をして警察や海保が到着する前に引き上げている。

中でも危険を伴い技術を要する潜水士の報酬は高く、一晩10万円も稼ぐという。

だが摘発を逃れるため、海保が近づくと海中の潜水士を置き去りにして逃げるのでリスクも大きい。

一晩で水揚げするナマコは数百キロから1トンにも上り、キロ当たり3千円程度で買い取られる。

買い取られたナマコは国内では無く中国に密輸して、1キロ30万円で高級料理店に並ぶ。

北海道産のナマコは特に高品質で高値が付くという。

乾燥ナマコはいまでは「黒いダイヤ」と呼ばれている。


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引用:http://www.kaiho.mlit.go.jp/01kanku/muroran/gyoumu/keibi-4.jpg


潜水士は高額報酬

こうした密漁が盛んになったのは東北地震からで、中国へ密輸すれば巨額の利益になるの分かった。

10年ほど前からナマコを密猟する者が現れ始め、北京オリンピックで急増し、地震後に激増した。

密漁で逮捕されても刑は軽く、3年以下の懲役または200万円以下の罰金となっている。

「陸のシノギ」で一晩数百万円も稼げる事をやったらこんな刑では済まないので、とても安全な犯罪なのである。

密漁を組が直接やる例は少なく、漁業関係の仕事をしている有志が集まって「密漁団」を結成し、組はその一部を受け取る。

一晩1トン水揚げすると300万円で売れるので、組は100万円程度を受け取るという。

潜水士は男が多いが女の「あまちゃん」もいて、浅い海で手掴みできるので経験者には難しくない。

通常は漁船ではなく大き目のゴムボートに潜水器具を搭載し、目立たないように夜間に海岸近くで漁をします。

ナマコが居るのは浅瀬から深くても30メートルくらいまでで、潜水服とボンベを装着して何往復もする。

あるゴムボートを捕まえたところ、300キロ以上のナマコを搭載していた。

女性は警察や海保を油断させるオトリの役もこなし、車を運転してナマコを運んでも、怪しまれないという。

だがそんなにナマコを大量に取っていたら絶滅したり、取れなくなったりしないのだろうか?

北海道の海岸線は4400キロに上り、そのほとんどの海岸でナマコが取れる。

夏の海水浴場で踏んづけてギョッとするが、あんな感じで海底に居るから容易く掴める。

ナマコは卵から最初の産卵まで3年かかり、東南アジアでは乱獲によって絶滅した例もある。

日本では漁獲高は緩やかに減少しているものの、他の魚種ほど深刻ではない。

これは結局日本人自身がナマコを食べないので、絶対量を減少させるほどでは無いらしい。