ゲストハウスは2番ベッドが基本
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引用:http://blog-imgs-53.fc2.com/s/e/m/semiretire205/IMG_0128.jpg


ホテル宿泊料金の値上げが酷い事になっている。

前年比で沖縄15%、横浜20%、大阪・福岡・広島15%、東京・京都10%以上と全て2桁増になっている。

原因は外国人観光客数の増加で客室稼働率が上がり、ホテル側が値上げに踏み切った事。


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外国人観光客数は1990年代には500万人以下で、面倒なので来て欲しくないという態度を取っていた。

2000年頃からじわじわと増え始めて2007年には800万人まで増加していた。

リーマンショックと東北地震による超円高で、一時は600万人台まで減少したが、安倍政権の円安誘導で増加に転じた。


2013年には1000万人、2014年には1300万人、2015年は前半のペースを維持すると1800万人になる。

僅か4年で600万人が3倍に増えた訳で、宿泊施設などの受け入れ態勢は、まったく整っていない。

特に不足しているのが低料金で宿泊するホテルで、ビジネスホテルに大挙して外国人が押し寄せています。


ビジネスホテルは文字通りビジネスマンが出張に利用したり、終電に乗り遅れて泊まる宿で、観光客向けではない。

全国のビジネスホテルの宿泊率は軒並み、数年前の50%前後から90%以上に跳ね上がりました。

もう常に満室、電話しても空室は無いという事で、ホテルは値上げして殿様商売を始めた。


外国人は旅行会社が宿を予約してから日本に来るが、泊まれなくなったのが本来の客のビジネスマンと日本人である。

もはや「終電に乗り遅れたからビジネスホテルに泊まる」どころでは無くなってしまった。

出張にしても大抵は前日とか急に決まって、急に行くもので、予約を取れないことが多い。



ホテル難民はどこへ行く

都内のビジネスホテルは元々割高だったが、現在は一泊1万円から3万円が普通になっているという。

というわけで出張族の庶民はもはや予算内でビジネスホテル宿泊は不可能になり、代わりの安宿に流れている。

まず第一に思い浮かべるのはカプセルホテルで、大都市の駅近くにあるので交通便利である。


例えば新宿だとビジネスホテルは5000円以上だが、カプセルなら2000円から宿泊できる。

4000円から6000円という高級カプセルホテルも存在するが、それらは市街地の中心部にあり設備も充実している。

大浴場やサウナ、食堂などの施設があるのが普通で、室内の狭さを除けばそこそこ快適である。


カプセル初心者が躓くのが「隣の客の音」で運悪くイビキをかく奴が隣だとまったく眠れない。

従ってカプセルホテルでは、万が一に備えて高機能な耳栓が必需品になります。

一般的には3000円前後の料金で、交通便利で周囲には繁華街もあるので悪くは無い。


全国すべての都市にカプセルホテルが完備されている訳ではなく、存在しない街も多くある。

またカプセルは男女別フロアが必要なので、女性不可のところが多い。

そんな事情で最近増えているのが「ゲストハウス」のような格安の宿泊施設です。



ゲストハウスなど

ゲストハウスは基本的にホテル専用の建物ではなく、他の目的で建てられた施設の一部を利用した宿泊所です。

例えば民家を改築した「古民家」であったり、雑居ビルの一部を改築したゲストハウスなどがあります。

従ってゲストハウス全てが格安な訳ではなく、高級ゲストハウスも存在する。


ここで紹介するのはもちろん格安で、泊まれればそれで結構というようなところです。

格安ゲストハウスは繁華街にある雑居ビルの一階で、倒産した店舗や事務所の跡みたいな感じが多い。

外観をオシャレにしようという配慮はなく、見ようによっては東南アジア風の開放感がある。


法律上は「簡易宿」なので数人が同じ部屋で宿泊するが、個室が全く無いわけではない。

カプセルホテルも法律では簡易宿で、一つの大きな部屋に客が寝ている事になっている。

普通の大きさの部屋に2段ベッドが4個から10個くらい設置されていて、見知らぬ人と上下で寝る事になる。


料金は3000円前後で、カプセルと同じで男女は違う部屋で宿泊しなければならない。

食事は出たり出なかったりで、ホテル予約サイトで最安値を探すと、カプセルかゲストハウスに行き当たる。

地域によってはさらに安い、宿泊料2000円とか1000円以下で泊まれる施設もある。


室内はカプセルよりは広い格安ホテル
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引用:http://www.jalan.net/jalan/images/pict2L/Y6/Y380496/Y380496013.jpg


格安ホテルとは


大阪のミナミの方とかには、1泊2000円以下で宿泊できるホテルが存在している。

外観は大きなホテルでは無いのだが、部屋数が100以上もあり、想像通り一部屋がとても狭い。

平均3畳(しかも小さい畳)が正常なサイズで、ベッドまたは布団を敷くと、小さい机とテレビしか置けない。


こうした安ホテルは大阪だけでなく、新潟などカプセルホテルが無い都市に存在しているようです。

値段的にカプセルと競合するので、どちらかが栄えるともう一方は衰退するようです。

カプセルと違って個室なので、女性でも宿泊可能なのが長所です。


違う種類の格安ホテルでは「ドヤ」と呼ばれる簡易宿舎が大阪や関東などに存在している。

かつては労働者が宿泊する施設だったが、現在では生活保護の高齢者の定宿になっています。

普通のホテルとしても宿泊でき、料金はやはり2000円以下が多い。


これらの宿泊施設は「ちゃんとしたホテル」を期待した人からは、ネットでボロクソの評価を浴びている。

一方で「安ければそれで良い」という人も数多く存在し、彼らは何度も宿泊するリピーターになっている。

外国人むけのサイトでもこうした安宿が紹介され、外国人の姿を見かける事が多い。