首相は「決意」だけ示せば良いので、ペラペラ喋るべきではない。

http://up.gc-img.net/post_img/2013/12/kgftnBcE1DiOZG2_R5tHb_201.jpeg
70%以上の支持率を誇っていた安倍内閣の支持率が30%台に急落しました。
原因は野党ではなく、安倍首相自身が「余計な事」を喋ったからです。
安保法制を自ら否定
日本の国会は7月頃から安保法制などを巡って紛糾し、野党が攻勢を掛けて混乱をきたしました。
野党側は自民党側の「安倍降ろし勢力」や外国勢力、マスコミとも連携して安倍叩きを展開した。
この結果50%近かった内閣支持率は30%台にまで低下し、総裁選や「次の総理候補」が囁かれている。
野球で言えば投手の暴投、サッカーならオウンゴールで、決して相手チームが素晴らしかった訳ではなかった。
安倍投手の暴投は2014年5月15日、集団的自衛権の説明を、自らボードを示して行った時に始まった。
このとき首相は「許される場合の事例」を5つほど挙げて「他は憲法上禁止されている」と発言した。
行使できる例は「米軍艦が日本人を救助して運んでいる場合」など非常に限定されていて、むしろ無いほうがマシだった。
首相が「行使できる例」を言ってしまったために、その他は全て憲法違反になってしまった。
首相が言った事以外は全部憲法違反なんだ、と発言したから憲法問題が起きたので、黙っていれば起きなかった。
集団的自衛権は元々憲法に書いていないので憲法と関係は無かったのだが、首相自身が憲法問題にした。
当然反対派は無数の「行使出来ない例」を上げて攻め立てる戦術を取り、首相側は「行使できる例」を追加していった。
発言する度に「行使できる例」「行使出来ない例」はコロコロと変わり、テレビ視聴者は不信感を抱いた。
最初に首相は「行使出来ない例」だけを挙げて、憲法の事など黙っていれば良かったのである。
安倍首相が「憲法違反、憲法違反」と連呼したので安保法制が憲法問題になった。
首相談話の漏洩
次に持ち上がった問題が2015年8月15日の「戦後70年首相談話」で謝罪するかしないかでした。
この問題のおかしさは、最初に首相自身が国会で「首相談話では謝罪しない」と言ってしまった事である。
安倍首相が最初に70年談話に触れたのはなんと1年近く前の14年秋ごろで、テレビに出演しては話していた。
それ以前にも首相就任の時から河野談話を巡って、打ち消すような「安倍談話」を発表すると予告していた。
疑問なのは談話を発表する前に、何で「予告」するのかという事です。
アメリカ大統領が談話を事前に漏らす事は無いが、安倍首相は自身が喋って回ったのでした。
戦後談話にしても歴代総理は全て、発表までは談話の存在自体隠すのが当たり前でした。
河野洋平は誰にも相談せず独断で発表したし、村山富一は閣僚にも知らせず発表しました。
小泉首相は自分で原稿を書いたらしいが、だれかに喋ったりはしませんでした。
安倍首相が70年談話の内容を触れ回ったのが、いかに異常か分かると思います。
発表するまで我慢出来ないなら、8月15日まで待たずに、さっさと発表したほうが良かった。
国家元首や首相の談話は『最重要国家機密』で誰かに話す物ではないです。
何でこんなにお喋りなのか、集団的自衛権の説明では「憲法違反」を連呼

引用:http://www.tanzao.com/fishing/blog/2014/06/0501.png
世界遺産と抗日記念日で取り引き
世界遺産では安保法制で下がった支持率を上げようとして大失策を犯したと伝えられています。
明治産業革命遺産の世界遺産への登録で、日本代表は韓国に強制連行を認めて謝罪してしまいました。
報道では安倍首相が直接「登録を最優先させるように」指示を出していたとされています。
日本と韓国は互いに軍艦島等の登録と、百済遺跡を相互に承認する合意をしていました。
当日は日本の審査が先で、韓国の審査が後だったが、直前で韓国は日本の登録に反対したため順番が逆になった。
韓国が約束を反故にしたのだから、日本は机を蹴飛ばして投げつければ良いだけである。
だが外務省の日本代表官僚は安倍首相の指示に従い、韓国に謝罪して強制連行を認めることで賛成してもらった。
これでまた日本は未来永劫に韓国から「日本は強制連行を認めた」と強請られるわけである。
また安倍首相は中国で行われる「抗日70年式典」でも致命的な失敗を犯そうとしている。
首相は中国からの招待に未だに出欠の回答をしていませんが、中国訪問を検討しているといわれている。
抗日式典の当日は避けて、翌日とか数日後に訪問するらしいが、姑息であり世界遺産の時と同じ事になる。
首相が中国に訪問して、中国側が「謝罪しないならこのまま日本に帰れ!」と恫喝したら謝罪するしかありません。
過去に日本はこのパターンで何度も謝罪させられているからで、事前の合意は関係ありません。
安倍首相がこれ以上の舌禍を繰り返さないよう、願うばかりです。
昔、大平正芳総理は「あー、うー」しか言わず「あーうー総理」と呼ばれましたが、少し無口になって欲しいものです。

http://up.gc-img.net/post_img/2013/12/kgftnBcE1DiOZG2_R5tHb_201.jpeg
70%以上の支持率を誇っていた安倍内閣の支持率が30%台に急落しました。
原因は野党ではなく、安倍首相自身が「余計な事」を喋ったからです。
安保法制を自ら否定
日本の国会は7月頃から安保法制などを巡って紛糾し、野党が攻勢を掛けて混乱をきたしました。
野党側は自民党側の「安倍降ろし勢力」や外国勢力、マスコミとも連携して安倍叩きを展開した。
この結果50%近かった内閣支持率は30%台にまで低下し、総裁選や「次の総理候補」が囁かれている。
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ところがこの経緯を見ると、どれも安倍首相自身が余計な事を喋って騒動の原因を作り、そこを敵対勢力に突かれている。野球で言えば投手の暴投、サッカーならオウンゴールで、決して相手チームが素晴らしかった訳ではなかった。
安倍投手の暴投は2014年5月15日、集団的自衛権の説明を、自らボードを示して行った時に始まった。
このとき首相は「許される場合の事例」を5つほど挙げて「他は憲法上禁止されている」と発言した。
行使できる例は「米軍艦が日本人を救助して運んでいる場合」など非常に限定されていて、むしろ無いほうがマシだった。
首相が「行使できる例」を言ってしまったために、その他は全て憲法違反になってしまった。
首相が言った事以外は全部憲法違反なんだ、と発言したから憲法問題が起きたので、黙っていれば起きなかった。
集団的自衛権は元々憲法に書いていないので憲法と関係は無かったのだが、首相自身が憲法問題にした。
当然反対派は無数の「行使出来ない例」を上げて攻め立てる戦術を取り、首相側は「行使できる例」を追加していった。
発言する度に「行使できる例」「行使出来ない例」はコロコロと変わり、テレビ視聴者は不信感を抱いた。
最初に首相は「行使出来ない例」だけを挙げて、憲法の事など黙っていれば良かったのである。
安倍首相が「憲法違反、憲法違反」と連呼したので安保法制が憲法問題になった。
首相談話の漏洩
次に持ち上がった問題が2015年8月15日の「戦後70年首相談話」で謝罪するかしないかでした。
この問題のおかしさは、最初に首相自身が国会で「首相談話では謝罪しない」と言ってしまった事である。
安倍首相が最初に70年談話に触れたのはなんと1年近く前の14年秋ごろで、テレビに出演しては話していた。
それ以前にも首相就任の時から河野談話を巡って、打ち消すような「安倍談話」を発表すると予告していた。
疑問なのは談話を発表する前に、何で「予告」するのかという事です。
アメリカ大統領が談話を事前に漏らす事は無いが、安倍首相は自身が喋って回ったのでした。
戦後談話にしても歴代総理は全て、発表までは談話の存在自体隠すのが当たり前でした。
河野洋平は誰にも相談せず独断で発表したし、村山富一は閣僚にも知らせず発表しました。
小泉首相は自分で原稿を書いたらしいが、だれかに喋ったりはしませんでした。
安倍首相が70年談話の内容を触れ回ったのが、いかに異常か分かると思います。
発表するまで我慢出来ないなら、8月15日まで待たずに、さっさと発表したほうが良かった。
国家元首や首相の談話は『最重要国家機密』で誰かに話す物ではないです。
何でこんなにお喋りなのか、集団的自衛権の説明では「憲法違反」を連呼

引用:http://www.tanzao.com/fishing/blog/2014/06/0501.png
世界遺産と抗日記念日で取り引き
世界遺産では安保法制で下がった支持率を上げようとして大失策を犯したと伝えられています。
明治産業革命遺産の世界遺産への登録で、日本代表は韓国に強制連行を認めて謝罪してしまいました。
報道では安倍首相が直接「登録を最優先させるように」指示を出していたとされています。
日本と韓国は互いに軍艦島等の登録と、百済遺跡を相互に承認する合意をしていました。
当日は日本の審査が先で、韓国の審査が後だったが、直前で韓国は日本の登録に反対したため順番が逆になった。
韓国が約束を反故にしたのだから、日本は机を蹴飛ばして投げつければ良いだけである。
だが外務省の日本代表官僚は安倍首相の指示に従い、韓国に謝罪して強制連行を認めることで賛成してもらった。
これでまた日本は未来永劫に韓国から「日本は強制連行を認めた」と強請られるわけである。
また安倍首相は中国で行われる「抗日70年式典」でも致命的な失敗を犯そうとしている。
首相は中国からの招待に未だに出欠の回答をしていませんが、中国訪問を検討しているといわれている。
抗日式典の当日は避けて、翌日とか数日後に訪問するらしいが、姑息であり世界遺産の時と同じ事になる。
首相が中国に訪問して、中国側が「謝罪しないならこのまま日本に帰れ!」と恫喝したら謝罪するしかありません。
過去に日本はこのパターンで何度も謝罪させられているからで、事前の合意は関係ありません。
安倍首相がこれ以上の舌禍を繰り返さないよう、願うばかりです。
昔、大平正芳総理は「あー、うー」しか言わず「あーうー総理」と呼ばれましたが、少し無口になって欲しいものです。