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東アジアの国は日本の後を追うように、出生率が急激に低下し、全ての国で日本を下回っている。
韓国や中国が数年後には、急激な人口減少に見舞われるのが確実になっている。
東アジアの急激な人口減
日本の少子高齢化と出生率の低さは世界的に有名で、子供用おむつより大人用おむつが多く売れる国として紹介された。
ところが東アジアの国は皆、出生率の低下に悩んでいて、比較すると日本はマシな方だった。
ここから推測すると中国全体の出生率は「1.2」程度ではないかと推測されているが、真実は分からない。
中国は2014年に労働年齢人口が日本に続いてマイナスに転じ、総人口も数年後にマイナスになると予測されている。
北朝鮮は公式発表では出生率は1.9以上だが、1.0くらいだろうと推測されていています。
ロシアはソ連崩壊後は1.1近くまで下がったが、現在は1.7以上に回復している。
韓国の出生率は2012年に1.30 人で、14年は1.25人だったが2019年は0.98になった。
ソウルは19年7~9月期に0.69、釜山は0.78を記録したが、これは東京や北京と比較しても低い。
韓国の人口は日本3分の1なので、日本より急激な人口減少が起こる可能性が高い。
日本や東アジアの出生率が低い原因について、欧米諸国は「女性の地位が低いからだ」という論法が大好きです。
だが20年前に彼らは「女性の地位が低いからアジア人は人口が多い」と主張し、今もアフリカに対してそう言っている。
女性の地位と出生率を関連付けるこの論法は合理性のカケラもない屁理屈、と言われてもしょうがないでしょう。
韓国は独立以来、人口の多さで悩んでいました。
日韓併合以前の朝鮮半島では人口700万人以下で推移していましたが、併合時は人口約710万人でした。
それからわずが3年後の日本による人口調査では1167万人で、朝鮮国時代の人口調査が杜撰だったのが分かった。
1945年の南北分断前には約2500万人に増加し、現在は合計で約7500万人、韓国だけで5000万人が住んでいる。
日本時代だけで2倍以上に人口が増えて食料調達には非常に苦労し、独立後の韓国は約5倍に増加しました
朝鮮半島は農業が未発達だったので、人口が増えるたびに飢饉と飢餓が襲い、北朝鮮は今も食糧不足です。
この為、併合前の李氏朝鮮や独立後の韓国では人口抑制策を取っていて、国民が子供を作らないように教育していた。
韓国は極端な男尊女卑社会だったので、跡継ぎの男が生まれるまで子供を作り続ける家が多かった。
子供を作らなくする為に政府は止む無く女性の社会進出や女性の地位を高め、ついに女性大統領まで出した。
男女平等政策は人口を抑制するためだったのだが、2000年代以降は急激に出生率が低下して、今度は人口が減りそうになっている。
日本と同じように労働人道減少や経済力の低下が叫ばれ、産業の空洞化や国力の低下も指摘されている。
韓国の人口増加は日本より急激に進み、従って人口の頭打ちや減少も日本より急激だと想像できる。
アメリカで移民が増えた時期と、出生率が上がった時期は一致している。
欧州各国も同じで、移民が出生率を上昇させたと推測できる。
引用:http://blue.ap.teacup.com/qmss/img/1345375139.jpg
一方で出生率の高さを「女性の地位が高いからだ」と自慢していた欧米諸国も出生率が低下している。
英仏独は人口1000人当たりの新生児数が一時期減少し、急激な少子化が起きていました。
少子化から出生率を回復させたフランスも、最近また出生率が低下しています。
先進国で出生率が高い国には「移民を多く受け入れている」共通の特徴がある。
アメリカは1.88、イギリスは1.9、フランスは1.9程度となっている。
同じ国の推移では、女性の地位が高くなるほど、女性が働くほど出生率が低下するのは、紛れもない事実です。
欧米では1980年代までは日本と同じペースで出生率低下が進んだが、90年代から盛り返して回復した。
90年代と言えば欧州統合で移民が急増した時期と一致していて、アメリカも80年代から移民を急増させた。
一方で女性の地位向上はずっと前からであり、80年代から始めた訳ではないので、それが原因ではない。
つまり欧米で出生率が回復した時期と、移民が急増した時期は完全に一致していて、原因は単に移民が増えただけです。
移民の出生率は異常に高くて、アフリカや中南米の女性は4人から6人も子供を作っています。
それに影響されるのか、移民が増えると元の人種でも出生率が増加する傾向があるのが分かっている。