超有名な湯沢のマンションが50万円程度で売られているが、
狙い目は駅に近い小さな賃貸マンション
引用:http://www.tokyu-resort.co.jp/img/rent_property/large/00172_1.JPG
日本中が沸いたバブルから20数年が経過し、建設されたリゾートマンションも老朽化してきた。
そうしたバブルマンションは格安リゾートマンションとして借りる事ができる。
手軽にリゾート気分
1980年代から90年代にかけて、日本はレジャーブーム、リゾートブームが到来していました。
折りしも時はバブルで銀行は、札束をティッシュの街頭配布のようにばら撒いては、貸し出していました。
不動産会社や土建会社は金を借りまくってリゾート開発を行い、原野や山林だった土地に、竹の子のようにマンションが生えた。
これがリゾートマンション・ブームで、バブル崩壊以降は買い手が居なくなり、業者と買った人は大損をしました。
そのリゾートマンションは建設後に廃墟になったりしてるが、賃貸マンションとして貸し出されたりもしている。
都会の賃貸マンションよりかなり低料金で借りれるので、リゾート・オーナー気分に浸るのも悪くない。
チェックした越後湯沢(新潟県)のマンションは2万円台から賃貸でき、年間30万円で借りれる物件もある。
またシーズンだけの短期の賃貸プランもあり、多少割高だか月3万円程度からあった。
多くは車で10分以内にスーパー、コンビニ、役場、銀行などの施設があり、暮らしてみようかと思うほどです。
ある不動産屋のHPを覗くと湯沢だけで60件以上の賃貸マンション物件が掲載されていて、最安値は家賃2万4千円だった。
共益費込みで3万円から、敷金礼金数万円、新幹線駅から徒歩10分程度、設備も整っていて、駐車場もある。
駐車場がなくても数日なら路上駐車可能なのだが、あるに越したことは無い。
こうした格安リゾートマンションはバブル期に建てられたので築25年以上は経過しているが、外観や室内は改修されている。
湯沢だと冬のスキーを連想するが、夏の最高気温が東京より低いので、避暑地としても利用できる。
冬は道路でスキーができるくらい雪が多いが、4WD車があれば買い物に困ることもないでしょう。
温泉大浴場付きマンションが家賃管理費込み4万以下
引用:https://d20p7je1gkplsn.cloudfront.net/mansion/00/00/00/00/00/00/01/63/27/05/74481c882e73f88e21e2b2f71decccadC643h6DHOe/x1024.jpg
賃貸は良いが買ってはいけない
和歌山県の南紀白浜ではやはり最安2万円台から3万円台の賃貸マンションが多く、大阪に近いためか満室が多い。
グループや何軒かで借りて家賃を分担し、重ならないように利用すれば、費用はかなり少なく済むでしょう。
和歌山には有名な海水浴場や水族館、動物園、世界遺産など観光名所が多いので、利用価値は高い。
南紀白浜には最初から短期の利用と割り切るなら、ウィークリー・マンスリーマンションもある。
一週間や1ヶ月の契約で賃貸する形式で、料金は一週間3万円台からなどとなっている。
90年代前半までのバブル期に人気があったリゾート地にこういった格安賃貸マンションが多く存在している。
こうしたリゾートマンションは格安で売られている場合も多く、一部屋100万円以下で購入できたりする。
だが賃貸は気に入らなければ解約できるが、購入してしまうと多くの問題があるのが分かる筈だ。
まず築30年前後経過しているので建物にガタがきていて補修費用がバカにならないが、空き部屋が多い。
補修費が必要なのに住民が少ないという事は、自分の負担額が多くなるので、購入はお勧めできない。
スキー場や海が近くにあっても、建物としての寿命が短く修繕費や維持費が高額では、結局損をするかも知れない。
あくまでも割り切った使い方を想定して、賃貸で借り、不満があれば解約するのが現実的でしょう。
格安マンションとは別に、プールとか温泉とかテニスコートが付いた、いわゆるバブルマンションも多く存在している。
それらはさすがに3万円で借りることは出来ないが、100万円程度で売りに出されている場合がある。
豪華設備を維持するには月5万から10万もの管理費が必要なので、こちらの購入はさらにお勧め出来ない。
借りるポイントは小さいマンションで他の部屋が埋まっていて、管理されている事になる。
100部屋以上ある巨大リゾートマンションでは、空き部屋や管理費滞納で、手入れされていない事が多い。