米国の飼い犬から中国の飼い犬へ、華麗なる転身
引用:http://jp.xinhuanet.com/2015-09/03/134587572_14412886362931n.jpg
潘基文・国連事務総長が中国で開催された対日戦勝記念日に出席し、特に日米から強く非難された。
潘基文を強く推薦したのはアメリカで、元々アメリカのゴリ押しで生まれた事務総長です。
米国の飼い犬
2007年10月24日、ニューヨークの国連本部では事務総長主催のコンサートが主催されていた。
その会場では潘基文の指示によって、国連の経費を使って反日ビラと呼ぶ怪文書が来客に配られた。
「Welcome to KOREA」と題された紙には『東海は韓国の海、独島は韓国の領土』などと書いてあった。
これが有名な『潘基文ビラ配り事件』で1月1日から事務総長に就任して、10ヶ月目の出来事だった。
国連が国連の経費で、国連本部で開催したコンサートは、事務総長の指示によって、韓国外国部が全権を握って開催した。
国連職員の要職は次々に韓国人と交代していき、韓国にとって利益にならない人物は解任されました。
特に韓国に協力的ではない日本人はほとんどが解任され、残ったのはいわゆる左翼活動をしている人だけです。
潘基文は国連事務総長の職にあるにも関わらず、韓国に帰国した時には「私が世界大統領です」と名乗っている。
同時に次期韓国大統領選挙への立候補を表明し、国連の場で堂々と「大統領選」の運動を展開している。
そもそもこの人はどうやって国連事務総長の座についたかと言うと、地域的な順番で「次はアジア人」と決まっていました。
日本は最も仲が良いタイの候補を擁立して事務総長にしようとしたのだが、タイは例によって政治的に混乱し、うまく行かなかったとされる。
因みに先進国からの立候補は事実上禁止されているので、日本人の立候補は出来ず、潘基文が次第に優勢になっていった。
インド、タイ、スリランカ、韓国の候補のうち潘基文は最もアメリカと親密で、他の候補はそうではなかった。
アメリカの強い支持に各国は従い、日本を除く殆どの安保理事国が支持を表明しました。
日本は最後までタイの候補を押していたものの、最終的に勝ち目が無いと判断して潘基文に賛成しました。
だから事実上アメリカの推薦で誕生した事務総長といえます。
アメリカは日本に打撃を与える材料として、韓国人事務総長を必要とした
貿易交渉をしていたら突如「従軍慰安婦」で謝罪を求めてきたブッシュ前大統領。
引用:https://www.thutmosev.com/wp-content/uploads/imgs/4a57ec1b.jpg
新しい飼い主
その潘基文事務総長は、2015年9月3日の中国対日戦勝式典に出席し、アメリカと対立しているのは滑稽です。
「飼い主」の筈のアメリカが握る紐を振り切って事務総長は、新しい飼い主の中国の元にはせ参じました。
米国は戦勝式典が、中国の無法な振る舞いを増長するとして、強い反対をしていました。
アメリカは日本と同盟国だが、日本との交渉で優位に立つため「南京事件」や「慰安婦」、侵略戦争を都合よく利用してきた。
潘基文を事務総長に選んだ理由のひとつも、韓国を日本より優位に立たせて、日本に打撃を与えるためでした。
ブッシュの次の大統領のオバマは、日本の民主党の鳩山首相を毛嫌いしており「日本人を国連の全ての地位から追放しろ」と指示しています。
この記事は当時のウォールストリートジャーナルに、大きく掲載されていました。
潘基文はアメリカ大統領の要請を受けて日本叩きに励み、国連機関で「慰安婦問題」などを次々に取り上げ、非難決議などを行いました。
この流れは2012年野田首相と、それに続く安倍首相あたりで変化し、アメリカは日本と関係改善する態度に変化していった。
困ったのは韓国と潘基文で、噛み付きたい相手が居るのに、飼い主から止められた狂犬のような立場になりました。
希望に沿わない飼い主に見切りをつけて、習近平という新たな飼い主に忠誠を誓いに行ったという顛末です。
国際連合そのものが、日本とドイツを倒すために集まった茶番劇ですが、ここまで滑稽な騒動は滅多に見られない。
潘基文事務総長の任期は2016年12月31日までで、次は慣例でアジア以外の後進国から選出される。
次の事務総長からは「安保理が決めて他の国が追認する」制度を廃止し、公正な投票で決めると総会で決議採択されました。
言い換えると今の事務総長は公正な投票で選ばれて居ない事になるが、誰がどうやって選んだのが公表してもらいたいものだ。
コメント
驚いた。そういう経緯があったのか。皮肉だね。結局中国や韓国が増長したのはアメリカが甘やかしてきたから。今になって日本と協力しなきゃならなくなったのも皮肉だね。