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ドイツに一日1万人の難民が殺到 難民受け入れの損得勘定

移民や難民が急増し「ドイツ人」が急激に減少している。
難民と記念撮影するメルケル首相
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引用:http://si.wsj.net/public/resources/images/BN-KF779_euroma_J_20150910090338.jpg

人口100万人の地方都市に一日1万人の難民が列車で運ばれている。

すでに受け入れ側はパンクしているのに、熱狂に陶酔するドイツ人はもっと受け入れようとしている。

100万人都市に毎日1万人が殺到

9月13日、ドイツのデメジエール内相はオーストリアとの国境で入国検査を行い、受け入れを制限すると発表しました。

つい先週、ドイツの副首相は50万人の受け入れが可能だと発言し、今年だけで80万人の難民を受け入れると見られていた。

またドイツ政府はツイッターなどを通じて、ドイツは難民の制限をしないと示唆していたので、突然の方針変更だった。


ドイツ連邦警察はオーストリアからの列車を停止させ、入国検査を始めたが、検査するという事は誰かが降ろされるのでしょう。

ドイツ南部の都市ミュンヘンは人口138万人だが、9月12日だけで1万2千人の難民が輸送されてきました。

このペースだと半年で、ミュンヘンそのものの人口を難民の人数が越えてしまう訳で、現地は大混乱に陥っている。

国際条約によって難民を受け入れた国は、その国の国民と同等の生活を保障しなければなりません。

きちんとした1LDKのマンションとか、毎月10数万円の生活保護とか、医療費や税金の免除をする義務が有る訳です。

ミュンヘンの財政や市民の生活は、すぐに破綻するのが予想できる。

シリアから欧州に来る難民は陸路でハンガリーに到着するが、EUの規約では難民が最初に到着した国に受け入れ義務がある。

だからギリシャやイタリアの海岸に難民が漂着してもドイツは他人事だったが、今では難民はドイツ人になるのを目指してやって来る。

2014年の政府調査では人口約8000万人のうち1600万人が移民と、その子孫なのが判明した。

ドイツ人の消滅

難民殺到はセンセーショナルに報道されたが、実は以前から静かに進行していたのでした。

ドイツの人口は1970年代に7800万人で、現在は8100万人なので、ほとんど変化が無い。

だが調査では1990年にEUが発足してから移民の人口だけが増え続けています。

とても奇妙な現象で、引き算すると元もとの「ドイツ人」は40年間で7800万人から6400万人に減少した事になる。

想像では人口減少を移民受け入れでカバーしたので、人口回復政策を何も行わなかったようです。

その結果最初から住んでいるドイツ人は国外に移住したり、出生率減少で数を減らしています。

世界史上でもこれほど急激に、一つの人種や民族が減少するのは、戦争以外で滅多に見られない。

当のドイツ人は深刻な事態に気づいておらず、「難民のために何かをしてあげたい」という論調が多い。

難民のために募金をしたり、自宅に難民を受け入れる人すら居るようだが、100年ほど前にもドイツ人は同じ事をしている。

ユダヤ人は最初商人としてドイツ経済にお金をもたらし歓迎されたが、その後邪魔になると、知られているような経緯になった。

「困った人に何かをしてあげたい」というような事では、次の世代の人を納得させられない。

次の世代のドイツ人は「なぜこの人たちのせいでドイツ人は我慢しなければならないのだ」と思い、ああなったのでした。

今はドイツ人は「自分は正しい事をしている」という善意に陶酔しているが、熱が醒めたらどう考えるのだろうか。

気がついたら『ドイツ人』はドイツの主人では無くなっていて、難民や移民が多数派になるのは、近い未来の事です。


移民・難民は欧州人になれるか

陸路で中東からの入り口になっているハンガリーには難民が殺到し、しかもEU規約では全員をハンガリーで受け入れなければならない。

EUは各国に難民16万人を分散して受け入れるよう迫っているが、多くの国は「多すぎる」として反対している。

ドイツの今年の受け入れ人数は80万人と予想されるので、突出してドイツに集中しているのが分かる。

受け入れ賛成派は、ドイツが受け入れる難民数は、人口のたった1%に過ぎず、大した人数ではないと言っている。

反対派は移民や難民が欧州市民の職を奪い、財政を悪化させ、経済的損失を受けていると主張している。

移民や難民が経済的にプラスなのか、マイナスなのかは特に意見が分かれている。

10年ほど前には、人口が増える事は無条件にその国の消費と生産を増やし、GDPをプラスにすると考えられた。

だが現在の欧州は人口はかなり増えたが、GDPは増えず、失業者が増えて経済が停滞しています。

移民の経済効果が有ったとしても年率で0.1%レベルと推測でき、負担の大きさに比べて説得力が低くなった。

やってきた移民や難民が欧州市民になって満足しているかというと、逆に不満を募らせて過激化しています。

フランスやドイツや北欧では、定期的に移民による暴動やデモが起きているが、彼らは最初からの欧州市民より差別されていると考えている。

日本でも在日韓国人は「差別されている」と訴えているが、一度先進国に入ってしまうと、移民は感謝などせず不満だけを募らせる。

今は熱意とブームで難民を歓迎しているが、冷静に考え始めたら、自分達にどんな利点があるのか後悔するかも知れない。

コメント

  1. ナカソネ より:

    80万人って政令都市1個出来てしまう。信じられない。日本の左翼にしっかり読んでもらいたい。こいつらがまたかっこつけて難民受け入れろと言い出すだろう。
    ちなみにドイツ今はまだ経済いいからこんなセンチな事が言えるが、これからドイツが前のめりなっている中国経済崩壊したら、こんな幼稚な事出来なくなるだろう。
    将来優秀なゲルマン民族が少数派になればドイツはお得意の製造業も終わるだろう。

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