上げ相場では損をする感覚の積み立て投資だが、乱高下で強い
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引用:http://imgcp.aacdn.jp/img-a/800/600/img-org/gm/article/b/375481/b.jpg


リーマンショック以降、世界は回復してこの数年は好景気を謳歌してきましたが、コロナショックでそれも終わったようです。

混乱し、市場が乱高下する時ほど強みを発揮するのが「積み立て」という投資方法です。


世界は混乱し予測不可能に

過去10年間の世界はアメリカが生み出す無限のお金を受け取り、世界中で金余り現象でした。

アメリカは2008年から2010年のリーマンショックを回避するため、史上最大規模の金融緩和を実施した。

要するに大量のドルを発行したのだが、市場に還流したドルはアメリカに留まらず世界中に行きわたった。

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FRBの超低金利政策によって世界各国はドルでお金を借りて、事実上のマイナス金利で借金できた。

金利0.25%で各国の物価上昇率が約5%以上だったので、借りれば借りるほどマイナス金利でお金が増えました。

増えたお金は金融バブルを引き起こし、米国株や米国の土地などに投資され、好景気を謳歌しました。


米国で借りた金を中国で投資すれば、マイナス金利でお金が増えるうえに、中国で利益を上がるので巨額の利益を生みました。

アベノミクスの株高も、米国のバブルマネーが還流した効果を見過ごす事はできません。

アメリカが今のようなマイナス金利を始める前は2007年に5.25%だったので、アメリカで借りてもマイナス金利ではなかった


アメリカの投資家は国内で運用するよりアジアの新興国に投資した方が利益が増えるので、ミャンマーのような国にすらドルの洪水の恩恵を受けた。


危機に強い投資法

そんな幸せな時代は突然終わり、突如として世界はコロナショックに襲われてあらゆる市場が暴落している。

それはまるで恐竜の全盛期に隕石が衝突した恐竜大絶滅を連想させます。

過去の超円高の前も、みんな「そんな事は起きない」と考えていましたが、簡単に1ドル70円台に突入しました。


2011年の東北地震の後、円高と株安で多くの人が打撃を受けたと思います。

その前の2007年からのサブプライムショックやリーマンショックでも大勢の『犠牲者』が出ました。

こういう下げ相場ではどんな投資をしていても必ず下がるので、分散投資には意味がありません。


日本株を何銘柄保有しても全部下がるし、外国株も下げ、投信も下がるし、土地の値段も先物価格も全部下がっていきます。

空売り(ショートする)選択肢もありますが、下げ相場は突然終わるので、空売りで儲けるのは難しいです。

こうした危機の時には「投資をしない」事が最も理に叶っていて、賢明な人は株など手放して相場が落ち着くのを待ちます。



暴落を利用して買い増し

ですがほとんどの投資家の人たちは「XXX中毒」と同じで、何かに投資していないと手が震えて仕事が手に付かない筈です。

投資に取り付かれた人にとって「投資を休む」のは呼吸を辞めるくらい苦しく、それが出来れば皆投資を辞めているでしょう。

そんな投資ジャンキーの中でも、下げ相場で大損せず、きっちり利益を出している人たちが居て、彼らは積み立て投資しています。


証券会社はどこでも積み立て投資を用意していて、毎月数千円や数万円を定額投資していくアレです。

定額なので相場が上がった時は少しだけ買い、下がった時に多く買う性質があり、トータルでは利益を出しやすい。

人間の判断が介在しないので、高値で全財産投資してしまうという事もありません。


そのままでも『損をしない投資』はでき、売り時を間違えなければ長期的には勝てますが、暴落を利用すれば利益を増やせます。

3.11とかリーマンショックとか9.11とか、その手の突発的事件で暴落したら、購入金額を増やします。

積み立て投資は「安値の時に多く買う」のをもっと積極的に、暴落時は手動でスポット買いをします。


1ドル75円に下がっていた時、「その時買っていれば」と誰もが思いますが、現実はもっと下がるのを予測して買えなかった筈です。

積み立て投資なら、あまり悩まずに毎月の積み立て金額を少し増やせば、有利な時に多く買えます。

スポット買いでも基本は小額で長い期間を見て買い足していく事で、決して一度に資産の全部を使ったりしません。


このように危機を逆に利用する事で、上手く行けば危機から回復した時に大きな利益を手にできる。