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150万人難民で混乱するドイツ、住民との抗争も発生

一般的な難民は法律を守らないが、逃げてきた先では法律が無かった。
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引用:http://providence-blue.com/wp-content/uploads/2015/09/migrants-refugees-march-turkey.jpg

メルケル首相が難民の無制限受け入れを発表したのは8月で、ドイツ人は熱狂的に支持した。
 
だがその光景はなぜか、ヒトラーを熱狂的に支持した姿に似ていると私は思った。

かき消された「難民に反対するドイツ人」

ドイツ大衆紙のビルトは2015年にドイツへ入国する難民が、150万人に達するという政府の見通しを掲載しました。

8月から9月にかけて、ドイツには毎日5千人から1万人の難民が入国したが、年末までこの状態は続くと予想しています。

難民が急増したのは7月以降なので、半年間で平均7千人が入国したら、前半の半年間は少なかったとしても、確かに150万人になります。


15年の8月時点でドイツは、今年の難民流入は30万人程度と予想していて、その数字でさえ欧州で飛びぬけて多かった。

ドイツが積極的に難民を受け入れた理由は単純ではなく、幾つかの原因が相互に影響していました。

まず難民を強制送還する事は旧ドイツのユダヤ人強制収用を連想させ、実際欧州マスコミは新旧の写真を並べて「ドイツは変わっていない」と叩いたりした。

二つ目の理由はドイツ人の深刻な減少で、過去40年間で人口はあまり増えなかったのに、ドイツ人が減少して移民だけが増加しました。

この間、最初から住んでいたドイツ人種は1000万人以上も減少し、移民は1600万人以上増加していました。

ドイツ人種だけの出世率の統計はありませんが、この数字からは1.0を下回っている疑いすらあります。

ドイツでは人口問題は移民で解決すれば良いという考えが主流で、国内で人口を増やす政策は何もしませんでした。

人口が減る→移民を増やすの繰り返しで、難民を受け入れるのも人口減の対策だと主張しています。

三つ目の理由は人道主義は欧州でマスコミや知識人に「受ける」からで、受け入れたメルケル首相らは一時賞賛されました。

難民ファシズム

だが人道主義というものは理念に過ぎないので、それで自分の生活が脅かされるのとは別問題でした。

マスコミや人道主義者は難民を助ける事だけを主張して、助ける側が被害を受けるのは説明しません。

最初は自分の正しさに酔いしれて熱狂していたドイツ人も、目の前に大量の難民が現れたら、自分達が追い出されるのに気づきました。

ドイツ南部の都市ミュンヘンは人口138万人だが、9月12日だけで1万2千人の難民が輸送されてきました。

このペースが続くと100日で元の住民数を上回ってしまい、一日1000人だとしても破壊的な移民数です。

難民の住居や生活費は結局、元から住んでいる住民が負担する事になるので、住民の生活は破綻するでしょう。

政府の文書では「各州や地方自治体の大きな負担となり、受け入れ態勢が崩壊する可能性がある」と書かれています。

ノルトライン・ヴェストファーレン州のニーハイム市では、難民に住居を提供するために、公団住宅から住民を追い出しました。

住居が限られているのに住人だけが増えるのだから、誰かが追い出されるのは、最初から分かりきっています。

難民キャンプのように1ヶ所に収容するのは難民条約違反なので、体育館などに仮収容しているが、早急に住居を用意する必要があります。

もちろん難民は無一文なので、全てドイツ政府と自治体の負担であり、元から住んでいた人の税金で賄われます。

最初は理想に感動していたドイツ人だったが、家を追い出された上に税金で難民を支えなければ成らないのに、ようやく気づきました。

難民を受け入れるとは、難民が自分の家に住み、自分は出て行くという事。
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引用:http://si.wsj.net/public/resources/images/BN-KN651_germig_J_20150929111616.jpg

理想と現実の違い

難民受け入れ派はメルケル首相にノーベル平和賞を授与しようという運動を展開していて、受け入れを権威付けしようとしている。

その一方でVW問題もあり、難民受け入れを決めたメルケル首相の支持率は急降下している。

難民は極度の混乱と無法の世界から来たので、法を守るという概念が無く、トラブルが多発している。

難民が国境の検問所を突破した様子はテレビで恰好良く報道されたが、要するに暴徒の集団が国境を突破してきたのです。

彼らは線路の上を歩いたり、駅に勝手に侵入したり、ユーロトンネルで歩いてイギリスに渡ったりしています。

他人の住居に勝手に入ったり、他人の物を盗んだり、強盗に及んだりもします。

難民を受け入れるとはこういう事で、ドイツ人側の反発も強まっています。

難民住居や収容施設への投石、放火、暴行が相次いでいて、難民側も元テロリストだったりするので、乱闘が起きたりしています。

欧州の人権主義者は「人口8100万人のドイツが100万人の難民を受け入れても、たった1%台に過ぎない」もっと増やすべきだと言っている。

水と醤油を混ぜれば比率は混ぜた割合と同じ1%になるが、移民や難民は必ず一箇所に集まります。

パリ、ロンドン、ベルリン、NYのような都市は既に移民が過半数を超えていて、元の住民は少数人種になりました。

入国した難民も振り分けられた地域と関係なく、仕事があるベルリンに集中するのは当たり前の話です。


移民の経済効果はゼロだった

さらに欧州では長い間絶対的正義と思われていた「移民の経済効果」に疑問がもたれています。

英フィナンシャル・タイムズは「移民は利益をもたらすか」という記事で定説に異議を唱えました。

まず人口を増やしても既に繁栄している国では、その国の利益にはならない。

先進国では人口を増やしても生活水準は向上せず、新たに増える人口でサービスは低下します。

例えば日本の人口が増えたら電車はもっと混雑するし、道路の渋滞も酷くなるでしょう。

それを解消するには多額の社会投資が必要になり、解消しても人口が増える以前に戻るだけです。

元から住んでいる人の生活という点で、移民の人口増加は何の利益ももたらしません。

移民は若く、賃金が安く、意欲の高い労働者だという意見に対しても、懐疑的に検証している。

反対派は「移民も同じように年を取る」という簡単な言葉で「移民は若い」という主張を否定する。

年に人口比1%以下の移民を受け入れても、国を若返らせる効果は無く、「人口に占める高齢者比率」も変わらない。

もし移民で高齢化を食い止めようとすると、その数倍の移民を毎年受け入れる必要があるという。

結論として移民が居ても居なくても、受け入れた国の高齢問題や少子化問題はあまり改善されないとしている。

コメント

  1. 有紀ちゃん より:

    フランス、イギリス、ドイツ、オランダは1950年以前の植民地政策の清算を求められているようです。現在のアフリカ、中近東の混乱の原因はそこにあると思います。搾取政策で近代化を遅らせた。
    中国、韓国が日本を攻撃する口実も、これと同一で、日本にそのこと認めさせたい。慰安婦、強制労働捏造しています。(実際は近代化政策)
    東南アジアも同じく日本植民政策の犠牲者にしたいが残念ながら、日本は彼らの解放者の立場になりそうで焦っていると思います。

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