横須賀の空母一隻だけで3兆円掛かっている
引用:http://f.st-hatena.com/images/fotolife/B/Blueforce/20080731/20080731020702.jpg
マスコミが常識として触れ回っている「米軍への思いやり予算で日本がが損をしている」という伝説があります。
ところが本当にアメリカが儲けているのかどうか、検証した人は誰も居ないようです。
在日米軍は儲かっているか?
日本は在日米軍に巨額の予算を配分していて、その金で米軍とアメリカは大儲けをしている。
そして日本人は米軍のために税金を搾り取られて、不況や重税に苦しんでいる。
戦後ずっと当たり前の事として語られてきたが、これらは本当なのでしょうか?
米原子力空母は現在建造中のジェラルド・R・フォード級が研究開発費50億ドル、建造費30億ドルとされています。
それより前のニミッツ級航空母艦の9番艦ロナルド・レーガン(2001年進水)の建造費は45億ドルだった。
ロナルド・レーガンは先日改修のため帰還したG・ワシントンに変わって横須賀に配備され、大きな話題になりました。
搭載する航空機も高額で5千万ドルの戦闘機を60機+ヘリや哨戒機は半額で30機とすると、合計37億ドル程度になる。
今後F35など最新機を搭載すると、この2倍がかかり、合計70億ドル以上になる。
原子力空母は50年間使用し戦闘機は世代交代し、核燃料も交換が必要になるので、維持費が初期費と同額とされる。
50年間運用する費用がざっと250億ドルで、1ドル120円なら3兆円、年間600億円となります。
日本に配備された空母一隻だけで、米軍は年間600億円を支出しています。
さらに米空母は単独では絶対に行動せず、イージス艦や様々な補助艦を随行し、原子力潜水艦も水中で同行しているとされている。
アメリカ人は在日米軍にいくら使っているか
すると横須賀に配備された米艦隊だけで、どう少なく見積もっても年間1500億円以上は使っているでしょう。
日本には他にも在日米軍の戦闘機40機以上が存在し、哨戒機や早期警戒機など総勢100機が展開しています。
さらに沖縄には海兵隊約1万5千人が駐留し、在日米軍の総兵力は艦艇や航空機を含めて5万人に達しています。
自衛隊の総兵力は22万6千人なので、在日米軍は自衛隊の22%もの兵員数を持っています。
自衛隊の年間予算は5兆円以下であり、在日米軍を人数の割合で割ると1兆円強という数字が出てきます。
150機の航空機と原子力空母、原子力潜水艦、数隻のイージス艦、5万人の兵力とその家族の生活費など、年間1兆円は掛かっていると考るのは妥当でしょう。
対して日本政府が在日米軍に支払っている「思いやり予算」は2014年で約6700億円でした。
正確にいえば思いやり予算は1800億円で、他に基地建設費用など様々な合計で6700億円を支払いました。
「反基地運動」を展開している人たちによると、日本は38年間で約20兆円を支払ったそうです。
果たして日本が損をしたか得をしたか、一言で言えば支払い金額としては、日本の方が儲かっています。
米軍が駐留していたお陰で、ソ連崩壊まで日本はソ連に侵略されなくて済み、西側の一員としてサミットのメンバーにまでなりました。
在日米軍は日本のために存在する訳ではないが、中国軍が日本を攻撃してこないのも、結局米軍と戦争をするのが怖いからです。
G7やサミットは米国の同盟国しかなれないので、アメリカの防衛に協力した見返りのようなものです。
そして「被害を受けている」と主張している沖縄県人は、実際には最も米軍の恩恵を受けました。
経済的に見ると沖縄は米軍基地で、丸儲けしている。
引用:http://img05.ti-da.net/usr/r/y/u/ryutomo/__825358.JPG
「思いやり予算」を払う必要は無いが
「米軍基地の75%が沖縄に集中している」「だから沖縄が最も被害を受けている」これはある意味真実ですが、経済的には嘘です。
日本政府が米軍に支払った6700億円と、米国政府が在日米軍に使ったお金の殆どは、結局沖縄県で使われたからです。
米兵士と家族の多くが沖縄県に居住し、そのお金のほとんどを日本政府が負担し、自治体や住民には毎年巨額の補助金が支払われました。
在日米軍が支払っている借地料は沖縄県だけで900億円で、毎年必ず値上げされる事になっていて、沖縄はこれで金儲けをしています。
日本政府からは沖縄振興費という意味不明な名目で、年間3000億円以上が永遠に支払われる事になっています。
沖縄の道路には95%の補助金、学校整備では85%、公営住宅75%、水道75%、空港95%、港湾90%など沖縄の公共事業は平均90%が国の補助金です。
日本政府が支払っている沖縄への各種ばら撒き、米軍が沖縄に落とすお金を全てあわせると、優に毎年1兆円を超えている。
沖縄のGDPのうち、1兆円が米軍と自衛隊の駐留に対する「見返り」として支給されています。
支給されたお金は沖縄県内でも消費されるので、経済波及効果が2倍としてもGDP3.7兆円のうち2兆円は米軍基地が生み出しているのです。
こうして経済効果まで考えると、思いやり予算6700億円を支払っても、日本の方が「儲けている」と言えます。
もっとも別な要因として、米軍基地が存在するために日本は経済政策でアメリカの言いなりになっていて、もっと多くの損失を受けている疑いはあります。
もし米軍に6700億円を支払うのが嫌なら、米軍に撤退してもらって、代わりに自衛隊の防衛費を増やせば良いだけです。
無料で手に入る安全などこの世に存在しないので、米軍が撤退すれば必ずそれ以上に、自衛隊にお金が掛かるようになります。
コメント
基地に土地を貸してる沖縄の地主はみんな東京に住んで悠々自適に暮らしていて、沖縄に帰る気もサラサラ無い。
基地の返還に一番反対してるのはこの連中。
別に米軍が駐留されてるから日本が侵略されてないわけじゃないよ
根本的に間違ってる
少なくとも70年代なかば以降は日本は単独でもまず侵攻を受け付けない程度の軍事力は保持していた
更に言えば日本の基地は米軍のアジア・中東への展開経費を大幅に引き下げてるので米国に損はない
上記したように安保上の利点は既に日本には乏しいので結局日本には損、米国には得な話
これが残り続けるのは結局いくら米軍に税金をとられようと国民は無関心、むしろ金を出せば外交的成功を演出してくれて選挙に有利になるという残念な構造から
安保タダ乗り論は抑も胡散臭いアメポチの言い分。トルーマンとマッカーサーがドジって日本に押し付けた9条の取り繕い。日本に言わせれば基本的には、シルカアホ。
近年の中国帝国主義の勃興がなければ思いやり予算など糞食らえだった。
思いやり予算は日本の持ち出し、従って日本は損してる。
在日米軍維持経費全額は米国の持ち出し、日本が得してる。
この両方とも間違い。米軍は日本を守るために日本に駐留して居る訳では無く米国の国益のために日本に駐留して居る。
互恵平等の同盟関係なら金銭でケリをつける思いやり予算は撤廃されるべき。集団的自衛権と思いやり予算は矛盾する。
沖縄県の出生率が高いのも沖縄振興費で沖縄県民が経済的に余裕が有るからでしょうか?
沖縄の文化的な要因があるかもしれませんが、経済的に余裕が有り、将来に対し楽観的なら出生率が増える気がします。
<日本の現状>
ロシアとの間では北方領土が占領されたまま。
韓国との間では竹島が占領されたまま。
中国との間では尖閣で係争中である。
台湾との間では、政権が中国寄りに代わると係争中になる。
こう見てくると周りの領土すべてが安泰ではない。
これは、日本の国力が相対的に見て落ちているからに違いない。
ノー天気な人たちは、戦争反対と9条を守れを念仏のように唱えているが、戦争は備えをしなければ、向こうからやってくるものなのだ。
話せばわかる的な問題ではない。
子供の時にいじめられた人ならわかると思うが、いじめたいからいじめるのだ。
そのために日米安保の強化が必要なのだ。
その時々に、必要に応じて手を結べばよいのだ。
特に今、中国は国内の貧富の差(不満)を国外に向けるのに必死だ。
これから一層悪くなる経済状態に備えようとしている。
日本人をスパイとして拘束するのもその一環だと思う。
しかし、前回のように官制主導と思われる反日暴動を起こすと、暴動が全国規模に広がり収集がつかなくなる恐れが強い。
経済的にもさらに悪くなる。そのため、公安は、人が集まる機会をできるだけ減らそうと努力している。
公園で声を出しながら体操をしている大勢の人に対しても、官制の体操の仕方を指導しているというのだから、驚きだ。
日本は米国に負けたから軍事力もアメリカが認めないと増やせないんだよ。
て、書けないマスコミにうんざり。
さらに、おもいやり予算を出すなという裏側には、中国が見え隠れして、腹立つ。
一番得してるのは米国でも日本でもなく沖縄だよね。