中国で拘束されると多くの場合、人生の終わりを意味している。
裁判を受ける権利はなく、行方不明になるのだ。
引用:http://blog-imgs-49.fc2.com/a/k/a/akatuki707/blog_import_4f842fb4e9971.jpg
日本国籍を持つ4人が相次いで中国公安などに拘束されたのが分かりました。
北朝鮮と中国から帰化した2人と、日中友好事業に関わっていた日本人2人でした。
1人目、愛知県51歳男性
2015年5月には、東部の浙江省にある軍事施設周辺で、スパイ行為を行ったとして51歳の男性が拘束されました。
愛知県在住の男性で、人材派遣会社などに勤めたあと、名古屋市で中国人の人材派遣や中国人などを相手にした不動産の仲介を行う会社を経営していた。
頻繁に中国に渡航して、浙江省沿岸部の軍事施設周辺で、写真撮影していたところ拘束されたとされています。
2人目、神奈川県55歳男性
神奈川県在住の男性は日本で生まれ、北朝鮮への帰還事業で、在日朝鮮人の父親や日本人の母親らとともに北朝鮮に渡った、
だが家族と一緒に北朝鮮を逃れ、平成13年に日本に入国して日本国籍を取得し、パチンコ関係の仕事をしている。
定期的に中国を訪れ、遼寧省の北朝鮮との国境地帯で、2015年5月にスパイ容疑で拘束されました。
2015年5月に東北部の遼寧省の北朝鮮との国境地帯でも、スパイ行為で拘束されました。
この男性は公安庁の依頼で、北朝鮮や中国の動静を探っていたと中国は主張している。
3人目 札幌の60代男性
北京で6月に拘束された60代男性は札幌市在住で、国家安全省に拘束された。
男性は中国に進出する日本企業の仲介のような事をしていて、何度も往復していたが6月に渡航したきり連絡が取れなくなりました。
日本の外務省から家族に「男性と連絡を取る際は外務省を通してほしい」と連絡があった。
中国で昨年、「スパイ防止法(反間諜法)」が可決されて以降初の外国スパイ摘発事件となる
元航空会社員で中国に豊富な人脈を持ち、中国共産党幹部ともパイプがあり、日本の公安調査庁から中国の政治情勢の情報収集を依頼されたと中国は主張している。
定年後に北海道で牧場経営に携わりながら日中間の人材派遣の公益団体を設立していました。
4人目、東京の50代女性
6月に上海で50代の日本人女性がスパイ行為で拘束されていました。
上海の女性はスパイ活動を取り締まる国家安全省に拘束され、東京都新宿区の日本語学校の関係者とされています。
女性は中国から日本に帰化しており、日本語学校の教師をしていたという話もあり、別な教員は病気で休養していると聞いていた。
中国での滞在目的は不明で、最近はたびたび中国を訪れていました。
学校は「女性は学生募集のために上海を訪れただけ」と説明しています。
この人たちは何故、中国には抗議しないのだろうか?
引用:http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/63/ec310c714130a4511673c985f93bdb60.jpg
中国の公安と裁判
中国の裁判は非公開で、逮捕後の情報公開は一切しない。
テレビで放送される裁判は、国民に見せるためのショーであり、通常は非公開の密室裁判である。
中国で昨年、「スパイ防止法(反間諜法)」が可決されて以降初の外国スパイ摘発事件となります。
中国の裁判は一審しかなく、判決が下ると即座に刑が執行されるので、極刑なら直ちに執行されます。
しかも判決自体が公開されず、刑を執行してもその事を告知せず、家族にも知らせない事が多い。
容疑者として警察や公安に連行されると、大半はどこへ連れて行かれたかも分からなくなり、その後行方不明のまま処理されています。
有名な事件や容疑者が外国人の場合は、あえて捜査や裁判の進行状況を公表する事があるが、例外中の例外です。
ある日突然公安がドアを壊して突入してきて連れ去られ、その後どうなったのか一切知らされず、釈放するときも突然帰ってきます。
釈放されなかった人は、連れ去られてから一生行方不明のままで、政府からは何の発表もありません。
中国には刑務所の他に労働矯正所や政治犯収容所が無数にあり、1000ヶ所以上の強制収容所があると欧米の人権団体が指摘しています。
収容人数は500万人におよび、今までの収容総人数は5000万人に達しているとも指摘しています。
良く分からない理由で拘束された人は、裁判も経ずにこうした収容所に入れられ、多くは一生出る事はありません。
コメント
暗黒星雲さん・・・それは、もう、あります。
ここ、今日初めて知りました。面白い記事満載ですね。しかもかなり正確で知的レベルも高い人が書かれているような気がします。これからもたびたび寄らせて頂きます。
中国旅行では景色を撮影しただけで拘束されるリスクありってことが明確になった。
昔、大連空港内から景色を写真にとったことがあるが撮影禁止エリアだったことは
帰国してから知った。
今ならスパイとして拘束されているかもしれないな。
↓ユルユルの特定秘密保護法程度でもマスゴミが
映画も小説も書けなくなると大騒ぎする日本。
話は違うが、北朝鮮に何人も拉致されているのに、いまだに何も対抗できないことがおかしい。本来なら、早くに、公表して、危険があることを国民に知らしめるべきだった。
拉致にかかわった人間を何人とらえたのかも不明。
情報をまったく流さず、政治的に隠していたとしか思えない。
金大中が日本からKCIAに拉致されたようなことも許してはならない。
橋本龍太郎が中国人女スパイにたぶらかされたようなことも予防しなければならない。
上海総領事館員を自殺に追い込んだのは中国人女スパイに引っかかったからだ。
日本にも、FBIのような組織と、スパイ防止法、情報機関を早く作れ!
日本国内に、中国人スパイや朝鮮人スパイ、その他スパイを野放しにするな。