大阪はホームレスが多いが、ハワイはその20倍の比率
引用:http://scottsharick.files.wordpress.com/2009/11/20091119-_dsc3639.jpg
日本人に人気の観光地ハワイで2015年10月に非常事態宣言が発令されたが、その原因はなんとホームレスが増えすぎたからでした。
当時ハワイ州全体では7600人以上のホームレスがいて、子ども440人を含む3800人は公的支援を受けていませんでした。
比較すると日本全体より多いホームレスがハワイ州だけにいる事になり、アメリカ全体では40万人近いと考えられている。
アメリカでは約1000人に一人がホームレスで、日本全体は1万8000人に一人がホームレスです。
日本ではホームレスの支援施設への収容や生活保護給付、簡易宿泊所への収容などが進んで急速にホームレスを減らしました。
全米で最もホームレスが多いのはカリフォルニアで11万人、ニューヨークで8万人のホームレスが生活しています。
日本でも寒い地域でホームレスは少なく、暖かい地域の大都市ほど多い傾向が見られます。
ハワイの冬の最低気温は18度で夏の最高気温31度とあまり変わらず、非常に過ごしやすいので、路上で寝ていても大丈夫です。
もう一つの理由はハワイの物価が高いことで、離島なのであらゆる物に輸送費が掛かっています。
野菜とか果物が沢山とれそうな気がしますが、ハワイで取れるのはサトウキビくらいで、野菜も本土から運んでいます。
ハワイの世帯収入は実は$86,000(1000万円以上)もあるのだが、一部の超富裕層が居るために高い数字が出ている。
実際の成人男性の年収は300万円から400万円なので、男性一人の収入で妻子を養う事はできず、ドロップアウトする人が多い。
ホームレスで居たほうが楽
ホノルル市内では100万ドル(1億2000万円)で家を買うのは不可能だとされています。
多くの労働者は収入の半分を家賃に使い、それでも払えないのでホームレスになっています。
その人たちは家を提供してもらったり、フードスランプを貰うためにわざと働かず、低所得者に止まろうとします。
一定以上の収入にならないために、週一日しか働かない人が多く、支援はホームレスを減らす役にたっていません。
ロサンゼルス市も2015年に一時非常事態宣言を出したが、路上生活者が2万5000人と全米で最も多い。