「ドヤ」になった地域には、もう普通の住人は住めなくなります
引用:http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/6b/ed2ca6a596a33b9158eed72e98dd4643.jpg
政府はホテル不足を補う為、普通のマンションをホテルにする「民泊」を推進しています。
しかし住んでいる住民にとって、外国人のたまり場になるのは悪夢でしかなく、そんなのは首相官邸に作れという感じです。
民泊ビジネスが活況
中国人観光客の爆買いで国内のホテル業は儲かっているとされているが、不利益を受けている人も居る。
ビジネスや国内旅行でホテルを利用していた人は、料金が2倍以上になったり、予約が取れなくなっています。
ホテル不足を解消する為に、政府は民家やマンションの一室をホテルとして利用する「民泊」を整備しようとしています。
早くも民泊ビジネスに参入して利益を得ようとする個人や企業が参入を表明しているが、問題点も指摘されています。
マンションとして売り出したり、既に貸し出している物件は民泊にならないので、売れ残った物件が民泊になります。
日本にはバブル以前に建てた築40年以上のマンションが多く存在し、大半が空き家か格安マンションになっています。
そうした老朽マンションも格安民泊にしたほうが利益が期待できるのですが、スラム化が予想されます。
東京の山谷とか大阪の西成には有名なドヤ街があり、スラム的な地域も存在しています。
民泊は「ホテル」である事から保証人不要で敷金礼金も不要、電気代や水道代も込みなので、1Rマンションより安いです。
ドヤ街で部屋を借りると月4万から6万、高くても8万で、しかも電気水道込みです。
こうした理由で保証人が居ない人や、ワケ有りの人が住み着き、その地域はスラム的文化が発展します。
最近はドヤ街に身寄りの無い高齢者が集まり、生活保護を受けて安い部屋を借りて暮らしています。
住宅をホテルにするという悪夢
市町村の生活課も、高齢者にはこうしたドヤを紹介する事が多く、宿泊料が安くて保証人不要なので、自治体も助かっています。
良い面もあるのですが、ドヤ的な宿泊施設が増えると地域の風景が一変し、西成のようになるかも知れません。
一度完成したドヤ街は、行き場の無い人たちの福祉問題もあって、無くすことはできなくなります。
保証人を用意出来ない外国人が集中して、外国人居住地域になる恐れもあります。
デンマークやスウェーデンでは外国人だけの居住地域ができ、警察もそこには入れなくなっています。
既に無許可でマンションなどに外国人を泊める例が続出しており、そのマンションの治安が悪化しています。
夜中まで騒いで大きな声や音を出したり、大勢が特定の部屋に出入りするなどで、これをやられたら周囲の部屋には住めなくなります。
見知らぬ外国人が頻繁に出入りして、出入り口などにタムロしていたら、誰も住みたくないでしょう。
今のところ民泊は特定の地域で認可された場合だけ営業でき、「簡易宿舎」の規定が適用されるようです。
だがこれが規制緩和されたら、日本中が「西成」になりスラム化する危険があると、指摘せざるを得ません。
例えばマンションを購入したり借りて、そこに住んでいたら、ある日となりの部屋が「民泊」になる。
大勢の外国人が我が物顔で歩き回り、夜中まで人の出入りがあったら、そこで暮らせるだろうか。
住民は固定しているが宿泊客は毎日入れ替わるので、どんな人間か事前に知ることはできない。
子供を外に出すことも出来なくなり、生活は崩壊するでしょう。
既に政府は住宅の一部を民泊にする場合、無許可で営業できるという方針を示しています。
「ある日隣が民泊」の悪夢は現実になるかも知れません。