メルケルはギリシャを見捨てたが、ドイツには残るよう要請している
引用:http://www.newsweekjapan.jp/kimura/assets_c/2015/10/kimura151015_2-thumb-720xauto.jpg
EUを襲った難民騒動によってイギリスでは対難民感情が悪化し、EU離脱を望む人が増えています。
キャメロン首相は6月にも国民投票に踏み切るのではないかと噂され、可決されればEU崩壊が現実になります。
EU離脱を望むイギリス人が多数
イギリスでの世論調査によると、EU離脱を除く人が国民の半数に達しています。
2015年から16年にかけて、複数回の調査で47%から52%が離脱を望んでいると回答しました。
2015年にはパリ新聞社襲撃や、パリのテロ事件、ドイツの難民騒動などが起きるたびに、離脱派が増加した。
2015年の6月から8月にかけての世論調査では過半数がEU残留を支持したが、11月にパリでテロが起きると逆転しました。
12月と2016年1月の調査でも、50%近くが離脱支持で、12月31日に起きたドイツの難民暴動が影響したとみられています。
キャメロン英首相はEUに対して移民制限を認める条約改正を要求し、EU側も前向きに検討しています。
またキャメロンは2017年までにEU離脱の国民投票を実施するとしているが、今年行われるという見方もあります。
イギリス人が最も反発しているのはEUの難民や移民への対応で、本来EUは希望する全ての難民を受け入れる事になっている。
1990年頃は難民の数は数百人か数千人だったので、EU加盟国は人道主義に基づいて難民を拒否出来ないという法律を作った。
移民についても特別な事情がない限り拒否出来ないと定められていて、加盟国の全ての首都で移民が元の国民より多くなりました。
ベルリンもロンドンもパリもミラノも、元の国民の数よりも、移民や難民のほうが多くなりました。
ロンドンでは「イギリス人」は移民から逃げる為に郊外や地方都市に移住して、白人だけの街を作っています。
英独仏にぶらさがる貧困国家群
2015年12月31日にはドイツの多数の都市で、1000人以上の難民男性が、ドイツ人女性を襲う事件が発生していました。
ドイツ政府はこの事実を隠すように指示し、ドイツマスコミは数日間この事実を隠蔽していました。
政府が書いたシナリオでは難民は善人であり、迫害された人々で、犯罪者は居ない筈だったので、都合が悪い事を隠そうとしたのです。
同様の事は欧州全土で起きているし、イギリスでも発生していて、やはり政府とマスコミは難民犯罪を報道規制しています。
現在ではインターネットによってゲリラ的に真実が伝わっていくので、結局のところ真実を知りたい人は知ってしまいました。
難民への嫌悪はEUへの嫌悪感とつながり、EU離脱派が勢力を拡大するのに役立っています。
対するEU残留派は、イギリスが離脱すればEUは崩壊し、イギリスも崩壊するとしています。
元々EUとは英独仏3カ国であり他の国々は「添え物」でしかないので、英が抜ければ独仏共同体にすぎません。
「稼ぐ力」という言葉が流行しましたが、英独仏以外は稼ぐ力が無い「養ってもらう国々」なのです。
EU側はイギリスを繋ぎとめる為に、移民への社会保障の一部制限を提示しました。
しかし移民を送り出しているのは主に東欧の貧困国家で、同じEUに属していて反対しています。
東欧諸国は貧困者をイギリスに追い払って負担を軽くし、本国に仕送りしてもらいたいのです。
EU側は意味のない改革案で問題先送り
制限案は社会保障に影響がある特別な場合、4年間だけ移民への社会保障費を減らす事ができるとしている。
結局移民制限はできず、今までどおり無制限に受け入れなければならないので、これでイギリス人が納得するかは分かりません。
このささやかな案すらEU内部で猛反発を買っており、これ以上の譲歩は期待薄です。
難民についても例外的な状況では数ヶ月間、入国を制限できるする改正案が既に提示されています。
そして通貨については「ユーロはEUの単一通貨ではない」としてポンドの存続を認めています。
イギリスは独自通貨のポンドをユーロにする予定はないので、現状を認めただけに過ぎません。
移民への給付金についても、金額を少し弄るのはむしろ改革を避けています。
このまま国民投票までイギリス人の意識が変わらなければ、本当にEUから離脱するかも知れません。
問題を抱えているのはイギリスだけではなく、ドイツがギリシャを食い物にしたせいでギリシャが破綻したとき、ドイツは救済拒否しました。
輸出で儲けるだけ儲けておいて、ギリシャやイタリアを植民地として扱った訳で、EUの結束は崩壊しました。
その身勝手なドイツが今度は自分に不利益と見るや「EUの結束」を呼びかけているのは滑稽です。
コメント
1991年にサッチャー元首相が「EUは失敗します。手をつなぎ合って競争するなんて、子供の遊びです。EUは文化的にも違う国家だらけです。その上、かつての植民地の人々が入ってきたら一体どうなりますか。シェンゲン協定を作ってしまったからには、必ず混乱が起きます」と予言していましたが、語っていましたが、結局国境の開放と移民難民の流入によって、EUは瓦解の道へ突っ走っている。
一体何の為に国境があるのやら。
エイトスピ-チ本とされ出版妨害を受けている「そうだ難民しよう!はすみとしこの世界」そのままの世界ですね。
しかし安易な難民、移民受け入れが如何なる事態を齎すのかは自
明なのに、このような愚行は、何なのでしょね。
さすが東独出身の社会主義者のメルケルの妄動、東欧系の移民を
多数受け入れ、低賃金でこき使い、その裏で天文学的金額のクレ
ジット・デフォルト・スワップ取引を抱えたドイツ銀行の命運は
ギリシャ次第かもしれない。
実際にイギリスはそう簡単にEC脱退しないと
は思いますけどね。世論調査と実際の投票とは
別物ですからね。スコットランドの独立もそうで
したが、世論調査の方が独立賛成が高いですよね。実際の投票では慎重になりますからね。
イギリスとしては、脅して条件闘争というところだと見てます。
通貨ユーロが簡単に無くなりはしないでしょうが、下落はしていくと思います。
人民元もユーロも下落すれば、超円高時代がまた
来てしまいますね。
今こそ、内需拡大政策なんですけどね。もう言うの疲れましたね。馬〇な財務官僚どもが。。。。