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トランプ大統領は在日米軍負担増を要求? 米軍駐留費負担はむしろ安すぎる

沖縄に米軍基地が多いというが、逆に沖縄人は米軍に守ってもらっているのに、1円も支払っていない。
無料で守ってもらって文句を言う心理は分からない。
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引用:http://blog-imgs-82.fc2.com/m/m/t/mmtdayon/20150830171718f86.jpg

米大統領選を争っているトランプ氏は「日本に米軍駐留費の負担増を求めるべきだ」と発言しました。

実はこの主張はまっとうなもので、日本はもっと支払って当然なほどの恩恵を受けています。

金を払わなければ日本を守らない?

米大統領選の討論会で在日米軍の駐留費用が争点になる場面がありました。

共和党指名争いでトランプ氏が日本に負担増を求めるべきだと発言し、ルビオ上院議員と論争になった。

トランプ氏は「日本、韓国を守る事はできない」とし「もっと多くの負担を払わせるべきだ」と強調しました。



在日米軍の駐留に関しては1980年代に「日本は日米安保にタダ乗りしている」という安保タダ乗り論が米国で強まった。

実際米軍の駐留費用や軍備は全てアメリカの納税者が負担していたので、批判は事実でした。

そこで日米政府は「思いやり予算」という訳の分からない予算を作り、日本が毎年3,700億円ほど負担しています。

2月25日の公開TV討論会で駐留に批判的なトランプ氏に対し、ルビオ上院議員は「米軍が居なくなれば日韓は核武装する」と反論しました。

トランプ氏は「日本・ドイツ・韓国は米国に輸出して儲けているのだから、軍事サービスの対価を請求するべきだ」と述べました。

米軍駐留費負担は日本3,700億円、韓国900億円、ドイツ推定1500億円となっています。

これ以外にも日本は米軍の土地代金を肩代わりし、グアムへの基地移転代金など平成27年は合計7000億円を負担しました。

グアム移転費用は一時的な負担ですが、普天間移転費用などがあるのでこれからもこのくらいを支払い続けるでしょう。

日本の負担だけが突出して多く、「日本は払いすぎている」というのが一般的な意見です。

日本はもっと負担するべき

だがそこであえて「日本はもっと米軍駐留費を負担するべきだ」とトランプ氏に同調してみたい。

日本政府は1978年から38年間で、米軍に約20兆円を支払ったそうです。

まず米軍が日本に駐留するために、現実にいくらの金を掛けているかを計算で出してみましょう。

一番の大物は横須賀の原子力空母で、建造から50年間の運用、艦載機などで約3兆円が掛かっています。

空母には多数の補助艦船が同行し、イージス艦や原子力潜水艦も含めて、空母と同額くらいは掛かっています。

すると横須賀など日本に配備されている米海軍艦艇だけで、年間1500億円は掛かっています。

空軍では在日米軍の戦闘機40機以上が存在し、哨戒機や早期警戒機などを含めて100機が展開しています。

沖縄には海兵隊1万5千人が駐留し、在日米軍は陸海空合計5万人が駐留しています。

自衛隊23万人の5分の1なので、もし人数当たりの予算が同じなら、在日米軍には約1兆円が掛かっている筈です。

在日米軍の直接的な装備や兵力だけで6000億円以上、借地代や住民対策、移転費用など全てを含めると、やはり年間1兆円は超えるでしょう。

すると日本は米軍のコストの半分から7割ほどを負担しているのだが、これが果たして高いのかという議論です。

むしろ安すぎるから値上げして欲しいとすら考えています。

タダで手に入る安全など無い

在日米軍の背後には年間軍事費70兆円の米軍本体が控えていて、全世界を標的にした核兵器も保有しています。

それらは日本に駐留していないだけで、在日米軍と戦争になれば、当然「本隊」が加勢するのです。

日本は70年間、この「米軍本隊」に守られていたお陰で、ソ連は一度も侵攻せず危険な目に遭ったことすら在りませんでした。

この為日本人は「米軍なんか居なくたって平和は保たれた」と思い込み、日本国憲法が平和を守ったなどと言い出す人間が現れました。

彼らはソ連や中国が「米軍が怖いから日本に侵攻しなかった」のを知らず、世界は平和だと思い込んでいます。

間違った認識を改めさせるには、在日米軍に掛かった費用全額を請求してもらった方が、むしろ日本の為です。

「米軍なんかに1兆円払うくらいなら自衛隊に使った方が良い」というマトモな思考ができるようになるかも知れません。

世界最強の軍隊を雇うのにたった1兆円を払うのが惜しいのか、それとも格安なのか、ボケた頭に真剣に考えさせた方が良いのです。

「米軍なんか居なくても自衛隊だけで核武装して日本を守る」と思うなら、さっさと米軍を追い出すのも一つの手でしょう。

そうする気がないなら、これからも米軍に守ってもらう訳で、半分から7割程度を日本が負担するのは妥当な金額だと言えます。

この場合、日本の負担金額が大きい事は、「在日米軍への日本の発言力が強まる」事なので、2重の意味で安全保障になります。

米軍も人なので、お金を払わない国よりも、お金をたくさん払う日本を重視するのが人情です。

コメント

  1. 名無し より:

    いや、あの沖縄にいる米軍は日本は守りませんよ。そんな決まりも条約もないです。
    あるのは、アメリカ自国の防衛線を守る上で、日本を守る場合があれば守るって話です。日本の要請では動きませんよ。
    だから、助けてもらう場合に対価を支払うという形だと思います。
    だからこそ、自国の利益の為に置いているだけの米軍を撤退させてくれと沖縄の方々は騒いでいるんですよ。
    見た目や、圧力、そこに米軍がいるから手を出し辛いってのはあっても
    決して守っているわけではないですし、元々そんな条約は結んでいません。
    トランプ氏の居させてやってるのに負担が低いというのはおかしい発言です。
    自国の防衛線の為に配備しているんですから

  2. ぱよぱよち~ん より:

    憲法改正して日本が再軍備したらいいだけの話しだろ
    冷戦時代じゃあるまいしアメリカも犠牲者をだしてまで日本を守る利用価値がないんだよ
    ロシアと違って中国はアメリカが声をかけたら大喜びで寄りつくのはわかりきってるしな
    戦後70年も何やってたんだろ、この日本って国はw

  3. 手抜き、杜撰 より:

    妥当な金額としていながら安すぎるとは何なのでしょうか
    5~7割で安すぎるというのもおかしいですよ
    大げさな表現が許される話題ではないですよ

  4. 独り言 より:

    在日米軍は、日本の為だけにいる訳ではないのだから、現状で上限でしょう。
    これ以上支払う様なら、必ず日本を守るとの保証が必要だろう。

  5. 仲間邦雄 より:

    本当にお前ら日本人って、何もわからないよな。
    アメリカが武力を辞さない限り、いくらでも日本にいう事聞かせられる。ましてや戦争準備すらできてないどころか、アメリカが中東に介入してくれたおかげで石油価格やら石油輸送などがむちゃくちゃに。しかも日本は大地震のおかげで原発まで停止。今の日本がアメリカを敵に回す、というかトランプが立った時点でもう日本はなすすべがない。
    しかも、アメリカは東アジアを破壊する事が次のミッションになる。アメリカはトランプが立った瞬間にアメリカの諜報機関が全力で稼働するからな。琉球國が建国されて、琉球國に武力が充填されるんだろうな。中国経済は経済成長が延々と続くわけでもないので、結局、中国軍の軍事力と比例して下降していくから敵ではない。問題なのは、日本の海軍力、っというわけだ。小島嶼に、日本に対抗しうる海軍力を持たせるとどうなるか見ものだな。あふれんばかりの軍事力に比例して、経済力が釣り上げられるわけだから、シンガポールやマカオなんて目じゃないだろうな。琉球國の中南部都市圏の面積は500キロ平方メートル。シンガポールやマカオもそれくらい。これが大国並の海軍力持つわけだからな。
    アメリカは、決して直接的に軍事力行使してはいけないから、結局、こうして琉球國を独立させて海軍力持たせて、同じ地域の国同士で反目させるわけだ。非常に楽しみだな。100万人以上の琉球民族の国家か。琉球民族は一瞬にして世界最高の富裕国になるわけだ。

  6. 名無し より:

    外交は感情論じゃないんだから、双方の利害が一致して現在の状況に至ってるんだろ。
    つまり、日本は七割支払って米軍に守らせてるし、米軍は三割支払って日本に居させてもらってる立場だろ。
    記事は日本側からの観点しか見えていない。視野がせまい。

  7.   より:

    むしろ駐留費を払っているからこそトランプのような主張が出るし不況になれば全米国民がそう思うでしょう。駐留費をいくら増やしたところで米経済にとって中国の方が重要だと判断すればたちどころに日本を切るでしょう。実際遠くない将来中国の経済規模が米を追い越した頃、米国は自国利益のため中国の要求で一方的に、あるいは日本に難癖をつけて日米同盟を解消すると予想できます。
    対策は自力防衛しかありません。

  8. サニー より:

    あなたの頭はお花畑ですね。
    沖縄の米軍基地は日本を守る為ではなくアメリカ本土の盾にするため、アジアでアメリカの立場を向上させるためにあるんですが・・・アメリカが本気で守ってくれるわけないですね。
    中国が攻めてきた場合アメリカに利するものが無ければ普通に撤退するでしょう。
    普通に考えて安くない金額を請求されるなら自分達の防衛費に回した方がいい。

  9. ぽんた より:

    基本的に米軍の立場で言えば戦略上、沖縄は絶対不可欠な地域であり、日本を守る沖縄を守るというのは建前でしょう。
    本来ならば日本政府は戦略的に重要な拠点を貸してやっているという立場が望ましいと思います。
    なのでお金を頂きたいぐらいですね。
    さらにこれだけ米軍に対して予算を使っている国は日本しかありません。世界一の負担金です。
    例えばドイツの駐在米国に対する予算は基本的にありません。
    しかも立場的に言えば米軍とドイツ政府は対等の立場にあり、夜間飛行の自粛なども行っております。
    イタリアなども同様です。
    これらを考慮しても日本だけが在日米軍基地の経費の約7割を支払っている現状(2002年、米軍駐留経費負担の内訳)に納得がいかないのは当然ではないでしょうか?

  10. 確実性はsage傾向 より:

    アメリカが守ってくれる保証などない
    「アメリカと中国が友情ゲームをしてる」とどこかの記事で読んだ気がしますね
    そんな国が確実に日本を守ってくれるでしょうか。守らないとはいえないでしょう。でも確実とも言えない。国家に真の友人はいません。守ってくれない場合を考えての値引きです

  11. あいぬぅ より:

    じゃあイスラエルになろう。スウェーデンでもいい。ウランは海水から取ればいい。
    最小限核抑止は効くのだ。大敵中国をみれば分かること。
    核アレルギーの日本人が騒ぎ出したらこっそり消せばおk。国防の要を奪われるのは国家非常事態ですから。

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