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中国内陸部の農村 1日収入100円の貧困者が1億人の実態

農民には今も年収3万円から10万円の人々がいる
チベット人やウイグル人は統計しないので貧困者に含めない

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引用:http://img.blog.163.com/photo/ADHmV9coLsyWz1NBHDfzTg==/3950219823158216451.jpg

中国政府では年収4万円以下の貧困者が550万人としているが、実際には1億人居るといわれている。

貧困者はお金を使う貨幣経済に参加できないので、半世紀前と同じ暮らしをしています。

年収4万円以下が1億人

国家統計局は年収4万円以下を貧困者と定義し、2015年に5500万人が存在したとしています。

2019年末に貧困者は550万人に減少したが、貧困ラインがいくらなのか基準を示さなくなった。

仮に貧困ラインを年収5万円としても、中国全体の平均収入の1割にも満たない。(労働給与は平均70万円以上)

中国の農業人口は約3億人だが、現在の平均年収は10万円台と推測されています。

一方で北京や上海の公務員や大企業の社員は、年収300万以上の人も居るといわれています。

さらに習近平や江沢民、胡錦濤などの支配層は、数兆円規模の蓄財をしていると噂されている。

中国の物価は年々上がっているので、貧困ラインを据え置けば「貧困者」は毎年急減する仕組みです。

中国奥地には現在も電気が通っていない村が多くあり、それどころか住居すら建っていない事があります。

原始人が暮らしていた「横穴式住居」というのが教科書に載っていたが、現在もそういう暮らしをしている人が居る。

中国政府が言っている「貧困者550万人」はかなり控えめな数字で、実際は1億人を超えている。

年収5万円といえば一日150円以下の収入なので、インドの最貧困層の収入に等しい。

こうした農民は荒れた農地でトウモロコシなどを自然栽培していて、農薬を買ったり肥料を買うこともできない。

貧しさから子供を売る親も多く、嫁が来ないので、人さらいや近親婚も行われている。

50年前と変わらない極貧農村の暮らし

中国の都会では経済発展しているので、出稼ぎに行けば良いのだが、本来出稼ぎは違法で見つかれば重罪になる。

共産国家は職業と居住地を国が決めるので、農民は生まれた土地で一生農業をしなければならない。

才覚がある者はそれでも都会に出て行くが、残された者はますます貧しくなる。

家があっても家具は何もなく、食事も調理も土間で、戦前の日本の農家のように地面の上で行っている。

布団などの寝具もないので、固まって床に寝転がるがるのがスタンダードです。

昔日本の政治家で「中国なんかトイレにドアも無いような国だ」と発言した人が居たが、農村では今もトイレにドアは無い。

中国や朝鮮半島では現在もレンガのような土壁作りの建物が並んでいる村があり、貧困地帯だと分かる。

レンガ、石ころ、土などで固めた壁は地震が起きなければ数十年か、もっと長持ちするので現在も使われている。

土壁、トタン屋根、ブルーシート、ベニア板といったお金を払わなくても入手できそうな素材で作られている。

農村は公共物が立派で道路には農機具があったり、大規模工事が行われているなど、一見すると賑わって見える場合がある。

2015年の中国の農家の平均年収は1万1422元(約17万2000円)で初めて1万元を超えた。

2019年末の貧困地区平均可処分所得は1万1567元(約18万円)で、前年比で11.5%増加した。(中国国家統計局)
この数字からは2016年から農家の平均収入は何割か増加し20万円を超えていると考えられる。

だが農家の場合サラリーマンと違って「世帯収入」の筈なので、1人の労働賃金は都会の工場労働者の1割未満になる。

さらに重大なのはこうした統計にはウイグル人やチベット人、内モンゴル人が含まれていない点です。
特にウイグル人については企業での就職や移動や交通機関の利用も禁止され、農業と言うより自給自足を強いられている。

こうした条件を考慮すると中国農民の多くは貧困であり、年収10万円以下の極貧人口は1億人を超えている。

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