2013年になくなった3代目社長大東隆行、1978年
引用:http://j-net21.smrj.go.jp/establish/sougyou/pic/986-2-1_l.jpg
(この記事は2022年(令和4年)10月28日に容疑者が逮捕される前の記事を再掲したものです)
王将の「創業者の呪い」
うち約170億円は回収できず損失になっていたが、事実上相手企業に無償で資金提供をしていた。
委員会の報告書によると、1995年頃から相手企業と不動産取引を繰り返し、巨額損失を出した。
大阪市中央区戎橋店の調理場で火災が発生し、ビルは焼失し損害賠償を請求されました。
王将はこの事件の仲介をある企業に依頼し、10億円近い金額でビルを買い取った。
火災の仲介をした企業と、ゴルフ場の親会社が同じだったのかは分からないが、260億円をつぎ込んだのはこの企業ではないかと報道された。
調査委員会の報告書によれば、反社会組織と関係はないが、「同和」関連の企業だと噂されていた。
王将の影の支配者は九州のドン
王将は解放同盟の大物、上杉氏を通じて300億円を調達し、全国展開のチェーン店になった経緯がある。
解放同盟や同和組織とは切っても切れない関係で、1989年のビル火災でも仲介を依頼したと考えられる。
言われるままに不動産を買い取ったのも、その手の組織が事実上、王将を支配していた可能性が高い。
解放同盟は反社会組織すら避けて通るほどの「コワモテ」で、自民党や社会党、民主党など政界とも深い繋がりがある。
王将の創業者の加藤朝雄は九州の福岡県飯塚市の貧困集落出身で、解放運動に熱心に取り組んでいました。
いわば王将そのものが解放運動を後ろ盾とした企業であり、支配と被支配の関係にあったと推察される。
創業者の息子の加藤潔社長は解放同盟の関連企業に無担保融資をして、店舗は放置し虫が沸いていたと言われています。
2000年に大東社長になった時には売上約390億円に対して、有利子負債が約470億円もあった。
解放運動との関係を断ち切るため、創業者一族は事実上追放され、現在は常務だった渡邊 直人氏が社長をしている。
だが第三者委員会によると、最近まで260億円を差し上げた某企業との関係が継続していて、創業者の呪いは解けていない。
その某企業とはどこなのかを、マスコミは開放同盟を恐れて書こうとしないが、上杉佐一郎の後継者のグループとネット上で書かれていました。
上杉一族は九州で手広くビジネスを展開していて、「解放のドン」と恐れられていた。
大東社長は解放運動との関係を整理しようとしたと考えられるが、2013年12月19日に何者かにおそわれました。
王将の巨額債務と、大東社長がおそわれた事件の謎を解く鍵は、共に創業者の出身地、九州にありそうです。