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避難所に届かない支援物資 自衛隊はなぜ積極的に活動しないのか

国や自衛隊の活動が、いつも遅くて不十分なのには理由があった
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引用:http://livedoor.blogimg.jp/akb48matomemory/imgs/7/9/79b697f7.jpg

災害では避難所に支援物資が届かなかったり、トイレや風呂、居住施設などが不足する問題が起きています。

どうして日本ではこうノロノロとしか、国や自衛隊は動かないのでしょうか。

自衛隊は食料を配ってはならない

熊本地震の避難所に、支援物資が届かない、あるいは大量に余っているという問題が起きています。

災害が発生する度に同じ事が起きていますが、その原因はなんでしょうか。

避難している人の数は10万人に達すると言われているが、正確な人数は分かっていません。


避難所の数も数百箇所といわれているが、小さな避難所や車中泊の人も居て、どこに何人居るかを把握していません。

国や他地域からの食糧や物資は、基本的に自治体に届けられ、避難所までは届けません。

自衛隊もトラックから「ドン」と荷物を降ろして任務終了で、各避難所に届けたりはしません。

なぜしないかというと、自衛隊は自治体の要請を受けて出動し、自主的に行動してはいけないからです。

「あそこに食料を待っている人が数人居る」と自衛隊が勝手に判断して食料を配ると、一部の人の言い分では憲法違反です。

驚くことに日本では巨大災害などの時に自衛隊は「何もしてはならない」事になっています。

これを忠実に実行したのが阪神大震災の村山首相と、東北地震の菅首相で、彼らの立場に立つと法律を遵守しただけです。

たとえ目の前に助けを求めている人が居ても、まず上官に報告し、防衛省から首相官邸に報告します。

首相も勝手に判断する事はできず、該当する自治体から救助要請があって初めて、自衛隊に出動許可を出します。

自衛隊員がお握りを配るのも、熊本県知事が要請して、首相が許可して初めて出来ます。

世にもばかげた国

こういうバカバカしい国が「日本国」であって、自衛隊員が災害時に人助けなどしたら、罰を受けて謹慎や減俸になります。

さすがにこれはマズイというので、阪神大震災より後の災害では、時の政権によって柔軟に対応しています。

今回の熊本地震で自衛隊は熊本県の要請が出る前に勝手に出動し、救援部隊を現地に派遣していました。

過去の行動パターンから推測すると、官邸の許可を得る間も惜しんで、首相には事後報告したと考えられます。

こういう事も実は憲法違反で自衛隊法にも違反していて、被災者へ勝手に食料を届けることも禁止されているのです。

今回初めて自衛隊は、自治体ではなく避難所、被災者へ隊員が直接物資を届ける試みを行っていますが、厳密にはこれも違法行為です。

自衛隊が何かやろうとするたびに、処分されたり糾弾される危険を犯してやっているので、これが効率的な対処の邪魔をしています。

こういう制度になっているのは、軍隊が直接災害支援をするのは「軍国主義だ」いう考えからで、どんな事でも自治体からの要請と首相の許可が必要です。

ところが自衛隊法や憲法改正に反対を主張する人ほど「自衛隊が動かなかった」「自衛隊が助けなかった」と嘘をつくのです。

自衛隊が被災者を助けない理由はこれで分かりましたが、自治体が受け取った食料や物資は、なぜ平等に配られないのでしょうか。

平等に配る為にはまず、どこに何人いるのかや、年齢や男女別や健康状態を把握しなければなりません。

これをやるのは役所の職員で、普段は生活課や総務課など、関係ない仕事をしている人が、突然狩り出されます。

災害救助隊の非現実さ

ボランティアや住人も居ますが、住民が勝手に物資を持ち出すのを許したら、それはそれで問題になるでしょう。

つまりどこに何をどのくらい届ければ良いか、誰も知らないし運ぶ手段もないのでした。

「災害庁を創設するべきだ」という意見も出ていますが、これも問題があります。

自衛隊にしても災害庁にしても、他国が侵略してきたり、災害が起きるまでは「無駄飯食い」なのです。

「いかなる無駄も絶対に許さない」とレンホーは言っていたが、こういう考え方の日本人はかなり多い。

何十年に一度あるかないかの戦争に備えるより、自衛隊を廃止して福祉予算に回せというような意見です。

災害もまた何十年に一度あるかないかで、もし起きなければ数千人か数万人が無駄だった事になり、軍隊と変わりません。

すると「軍隊と災害救助隊を一緒にしてしまえばいい」と考えますが、法律や憲法で禁止している(と主張している人が多い)

世界で最も災害に効果的に対処できる組織は、皮肉な事にアメリカ軍で、災害救助隊とかではありません。

国は義援金にも関与しない方針でしたが、東日本大震災では外国からも多額の寄付があり、国として受け付けて管理しました。

これも本来は各自治体が勝手にやり、国は関与しない事になっています。

軍隊と同じで、国が災害支援するのは「戦前の国家主義への回帰だ」という理由で、国は災害では何もしない事になっていたのです。

激甚災害の指定や国から被災者への金銭支援という制度も、あまりに制度の欠陥が酷いので、後で付け足した制度です。

欠陥は日本国憲法そのものにあり、国や軍隊による災害支援を禁止している(と主張する人が多い)から、いつも後手に回るのです。

コメント

  1. かんち より:

    ピースボートの連中って、確信犯の zai nichi & kika jin と、綺麗事にコロッと騙される頭の弱い人の二種類で構成されていると思われます。
    前者はなんとかして追い出したほうが良いです。指示する前者がいなくなれば、後者も我に返るでしょう。

  2. 名無し より:

    レンホーもピースボートもマスコミも左巻き連中も、災害の対応をしたいのではなく、災害という状況で自分たちの主張や存在をアピールしたいだけかと。
    つまり、単なるゲス野郎。
    ピースボートの船が海賊海域で自衛隊に護衛された過去があるように、現実の危機に対応できないし、しない。
    話を聞くだけ無駄なスルー推奨の存在かと。

  3. ナカソネ より:

    >>「いかなる無駄も絶対に許さない」とレンホーは言っていたが、

    あいつは、確信犯ではなくて、ただたんに頭が足りないのだろう。

  4. ナカソネ より:

    朝日、毎日のオスプレイ報道も驚愕ものだ。あいつらは日本人の命より中国共産党のご機嫌をとるほうが大事。くず新聞!

  5. ナカソネ より:

    避難場所にやたらピースボートの連中が目につく。ヘドが出る。あいつらの目的は被災者救助じゃなくて、自衛隊の監視。氏ね!。

  6. かきん より:

    自衛隊を軍隊だとして認めていない共産党員と共産党支持者、災害に自衛隊は違憲だとする民主党とその支持者たちは自分たちが災害にあっても自衛隊の助けも、自衛隊が運んだ食料もうけとらずに意地を貫いてほしい。それぐらいの意気込みを見せてほしい
    そういう人たちが災害時では救助や食料が遅いと騒ぎたてるのかな?
    そして万が一戦争がおきたら警察と消防の放水で対応するつもりなんだよね?

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