2014年4月、アメリカは中国と戦争をしてでも尖閣を守ると予期せぬ発言をした。
背景にはプーチンとオバマの激しい対立があり、日本を味方に付けたかった。
引用:http://dametv2.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2014/04/24/002.jpg
5月末に伊勢志摩サミットがあり、その前後に安倍首相がロシア訪問、オバマ大統領が広島訪問します。
関係が無さそうに見えますが、ウクライナを巡って対立してきた両者が、日本を巡って綱引きをしているという見方もできます。
プーチンとオバマの外交戦争
安倍首相は5月6日にロシアのソチを訪問し、プーチン大統領と首脳会談をを行うと、プーチン大統領が発表しました。
一方アメリカのオバマ大統領が5月27日、広島を訪問すると非公式に伝えたとされています。
広島で何をするのかは分からないが、平和公園で献花などを行うのではないかと言われています。
米国の大統領が広島や長崎を訪問するのは初めてで、様々な反応を引き起こしています。
一見関係の無い安倍首相訪ロと、オバマの広島訪問ですが、国際社会は密接に関わりあっています。
例えば2014年4月にオバマ大統領が突然訪日し、「尖閣は日米安保に含まれる」と重大な発言をして去っていきました。
当初オバマ大統領は日本を素通りして「韓国だけ」訪問し、従軍慰安婦と面会して日本を糾弾する予定だった。
日本政府が土下座せんばかりの勢いで途中で日本に立ち寄って欲しいと懇願し、最初日帰りで立ち去ると言っていました。
米側は皇居にも立ち寄らず、公式行事も一切なしと日本側に通告し、ほとんど喧嘩腰だったとされています。
それが結局一泊して皇居で公式行事を行い、唐突に「尖閣諸島は安保条約に含まれる」と決定的な発言をしました。
日本は尖閣諸島を巡って、中国軍が攻めてきたら戦争をする事になるので、アメリカは中国との戦争を宣言した事になります。
この頃アメリカは戦後アジアで築いてきた地盤を中国に奪われつつあり、中国を軍事的脅威として認識し始めていました。
AIIBで大恥をかいたアメリカを助けた日本
アジアで中国と戦えそうなアメリカの友好国は日本しかおらず、もし日米安保が揺らげばアメリカはアジアの覇権を中国に奪われます。
オバマが日程調整をしていた頃、ウクライナとクリミアではロシア軍がアメリカに挑戦しており、3月にクリミア併合を行いました。
アメリカはロシアへの経済制裁を提唱したが、日本とは関係が無いので、当面無視を決め込んでいました。
おそらくオバマに日本訪問と尖閣防衛を決意させたのはロシアの一件で、中国と戦争になってもロシアを許さない覚悟だったと考えられます。
2015年4月29日には安倍首相が訪米し、米議会の上下両院合同会議で演説し、満場の拍手を貰っています。
米議会のそれも上下両院合同会議で日本の首相が演説するのは初めてで、過去にも「血を分けた同盟国」と呼ばれる限られた国しか許されていません。
もちろんこれにも裏があり、この前の3月12日にイギリスが中国のAIIB(アジア投資銀行)に参加していました。
イギリスを口火にして欧州の大半の国が参加を表明し、アメリカが必至に止めたにも関わらず、西側陣営の大半が参加しました。
結局主要国で参加を拒否したのは日本だけで、「副議長にしてやる」という甘い誘いも断っていました。
アメリカにとって日本は「最後の同盟国」になり、ご褒美として同盟国の証しである上下両院総会に呼ばれました。
いずれの場合もアメリカには何か弱みがあり、日本を味方につける必要から、大サービスをしました。
さてオバマ大統領が広島で献花するとしたら、どんな弱みが考えられるのでしょうか。
プーチンとオバマの対立のお陰で、日本は思わぬ拾い物ができるかも知れない
引用:http://darapic.net/wp-content/uploads/2015/12/CVI4r5QWIAE9GQG.jpg
ロシアの目論見とオバマの警戒
ロシアはこのところ西側の制裁を解除させようと、しきりに西側陣営に揺さぶりを掛けています。
2015年にパリで大規模テロが発生すると、すかさずシリアに空軍を派遣し、「犯人」のイスラム国を爆撃しました。
フランス人は感激してしまい、プーチンとロシアを英雄と見做すようになっています。
次にプーチンが目を付けたのは日本で、北方領土を餌にすれば安倍首相は飛びついて来るでしょう。
アメリカの北方領土に対する警戒心は相当なもので、日本とロシアが平和条約を結ぶのを激しく嫌っています。
うまく行けば日本は北方領土の半分くらいを返してもらい、アメリカからも譲歩を引き出せるかも知れません。
だが常識的に考えると、安倍首相はロシアの甘い誘いを断って、アメリカとの同盟を強固にするでしょう。
もしプーチンが北方領土の半分返還を提案してきたら驚きますが、そこまでは行かないのではないでしょうか。
何しろ「強くて男らしいプーチン」を演じているので譲歩はし辛い。
コメント
>例えば2014年4月
>当初オバマ大統領は日本を素通りして「韓国だけ」訪問し、従軍慰安婦と面会して日本を糾弾する予定だった。
>日本政府が土下座せんばかりの勢いで途中で日本に立ち寄って欲しいと懇願し、最初日帰りで立ち去ると言っていました。
日本と韓国の立ち居地が逆ですよ。
素通りするはずだったのは韓国であり、「土下座せんばかりの勢いで途中で立ち寄って欲しいと懇願」したのは韓国です。
これみるとやっぱりアメリカは日本を都合の良い財布としか見てないって分かりますねぇ。
もっと両者の関係を考える時期ですな。
これは基本的な面で間違えた見解です。
「尖閣は日米安保適応」というのは、
民主党政権時に国務長官だったヒラリー・クリントンが表明済み。
国務長官とはナンバー2というだけでなく、
国務長官の表明は大統領表明と同等というのは常識です。
中国にしてもヒラリーがそう言ったからといって、オバマは違うかもしれないなどと考える人はいません。
AIIBの日本不参加もアメリカの指示に従ったわけでなく、日本の世論の大半が参加不要と判断したからです。
ヨーロッパは尖閣に関心がない。
日本はロシアのクリミア併合に関心がない。
アメリカは尖閣もクリミア併合も自国の面子に関わる。
オバマ大統領は安倍総理に「プーチンと距離を置いてくれ」と直接電話をかけたものの、安倍総理は「プーチンとの対話は続けていく」と突き返す。
同盟国が言うことをきかなくなっている。そのような苛立ちと危機感がアメリカのトランプ人気の要因のひとつではないでしょうか。
ネオコン、ジャパンハンドラーの圧力を受けた外務省が、オバマに訪問を断ったんですよ。 外務省がオバマに広島に訪問してほしくないという事ではない。日本は主に共和党に寄生してる戦争中毒ネオコンにのっとられているのでね。
広島訪問はただの政治パフォーマンスだろう。
核廃絶を訴える一方で、イランや北朝鮮の核開発を、事実上容認しているオバマは信用出来ない。
『オバマの広島訪問』は日本の外務省が長い間断って来た案件で『日本外務省が折れた話』になる。
アジアの覇権を失いたくないのはネオコンで、オバマ政権はグアムまで撤退しても構わないと思ってます。
北方領土の半分返還の交渉が
大きく前進してるかもしれませんね
プーチンも言及してる状態ですから!
ただし数戦億~数兆円払い。人も住んでますorz
魚の宝庫だし元はいつか取れるかも?
二島返還、四島返還とか話題になりますが
住民補償、漁業の交渉は大変だと思います
お互い共通のルールか取り決めを漁業で
韓国としたけど大失敗してたような・・・
4島返還はされても表向き住民補償という名の
数兆支払いの場合の日本国民の反応が気になります
中韓が毛嫌いをする安倍さんは日本国民のために役に立っていると言うことでしょう。逆に称賛するあのお方は、日本人からルーピーの烙印を押されましたね。
安部さんは現実国益外交出来てるから評価出来る。
正直言ってサヨクや在日、マスゴミの次に悪いのは政治に無関心な日本国民だった
村山を首相にして、民主党を参議院で衆議院で圧勝させ安部さんや麻生さんを敗北させた国民が無知すぎた(泣)
村山談話は日本のためになってません。
何十年たっても葛藤を生じさせている談話のどこが、日本のためになってるんでしょうか。
後世の人間はそれに黙って従って受け入れてろというの、いかにもサヨクらしい自由の侵害ですけど。
歴史の真実を追求したいという真面目な人間を侮辱するような主張はやめてください。
証拠もないのに罪を押し付けるのは、冤罪の犠牲者を作る加害行為であるという自覚を持ってください。
慰安婦が戦時売春婦であるという証拠なら、山のようにあります。
自由な思想信条、そして自由な歴史認識が許される風通しのいい日本社会を、なぜそんなに嫌うんでしょうか。
一方的な歴史認識の押し付けは自由の侵害行為です。
私たち日本国民には、中国・韓国やサヨクの押し付ける「正しい歴史認識」という名の「嘘」を受け入れる義務などない。
「真実」と「自由」こそが正義です。
この中でよく安部さんは頑張ってるよ
とりあえず、アメリカの属国に自主的な外交は悲しいけど不可能…
写真の目つきとか表情なんて
写真選ぶ側次第だから
あてにならない
うわ…オバマの目付き悪っ、流石は黒いユダヤ人