宇宙に人を送っても経済的見返りがないので、日欧はやっていない
引用:http://images.china.cn/attachement/jpg/site1004/20120615/000cf1bdd0481145489633.jpg
中国は2000年代初めに有人ロケット打ち上げに成功し、次々に宇宙計画を建てています。
話は月面にレーザー基地や原発を作るところまで行っていて、火星にアメリカより早く人を送り込むそうです。
宇宙計画を次々に成功
中国の宇宙開発計画は、実現の可能性はともかく、壮大な計画を次々に打ち上げています。
1990年代の中国は弾道ミサイルを転用した宇宙ロケットで、人工衛星を打ち上げていたが、評判は芳しくなかった。
多くは「ミサイルを宇宙に向けただけ」だったので打ち上げ成功率が低く、技術的に遅れていました。
だが2003年10月に有人宇宙船神舟の打ち上げと回収に成功し、今までに5回ほど打ち上げています。
ロケットは東風3号(DF-3)型ICBM(大陸間弾道弾)を大型化した「長征型」で、北朝鮮がミサイルを大型化させたのと同じ手法です。
東風3号の起源は中国の同盟国だったソ連が供与したR-2ミサイルで、終戦時にドイツから盗んだV1、V2ロケットのコピーでした。
フォン・ブラウンのミサイルはソ連で改良が重ねられ、現在もロシアと中国の主力ロケットに使用されています。
ソ連が衛星国にばら撒いたR-2発展型ミサイルは、イラクでスカッドミサイルに、北朝鮮ではノドンになりました。
長征型ロケットは1940年代から改良と大型化してきたもので、日米欧のロケットより技術的に遅れている。
だが1950年代のアメ車が現在の車よりパワフルなように、中ソ型ロケットはパワフルで大きい。
技術的に遅れていても、例えばロシアのロケットはスペースシャトルより、遥かに信頼性が高かった。
こうしてロケットは調達できたが、どうして中国は突然有人飛行に成功したかの疑問が残ります。
中国の壮大な宇宙計画
これも例によって最初の有人飛行までは、ロシアの技術的協力があったとされています。
2000年頃のロシアは原油値上がりで大儲けする前で、お金に困って宇宙技術を売っていました。
例えば韓国もロシアから弾道ミサイルや、大型ロケット技術を購入し「国産ロケット」と言っています。
2011年9月には有人宇宙ステーション天宮1号も打ち上げていて、2013年6月には宇宙船とドッキングもしています。
アメリカの1960年台から70年台を意識しているようで、2016年に天宮2号も打ち上げる予定です。
2013年12月には月に無人探査機を投入し、月面に着陸させ、カラー映像などを公開しました。
2017年には嫦娥5号を月に投入し、月面の土を持ち帰る事にしています。
2020年までに月面の有人探査を行い、2030年代には月面基地を建設するとしている。
月面基地にはレーザー砲や核発電所を建設し、地球のあらゆる場所を標的にできるとも言っています。
月の基地はアメリカや欧州も、希少金属の採掘などを計画しているようです。
次は火星の有人探査計画で、アメリカよりも先に人類を月に送り込むのを目標にしています。
アメリカの方も2030年代に火星に人間を送り込む計画で、米中の宇宙開発戦争と言われています。
壮大な支出で中国は何を得る
問題はこれだけのお金がどこから出てくるのかで、アメリカは国家予算から数兆円を毎年宇宙に使っています。
また市場から投資を募る計画もあり、既に投資を表明している資産家も存在します。
最近の中国の宇宙予算は安く見て数兆円というろころで、軍事予算10兆円にも迫る勢いです。
中国の「宇宙ロケット」の正体は全て弾道ミサイルで、宇宙予算も軍の予算からかなり転用されている。
現代はお金さえあれば技術は他国から買う事も可能なので、お金があれば火星探査も可能かも知れません。
だがアメリカですら単独で宇宙ステーション建設費用を出せず、火星探査も日欧に参加を呼びかけています。
中国はロシアと協力するといっても、お金は全て中国が負担する訳で、その異様さには目を見張る。
アメリカがアポロ計画をやった時は、国が傾きかえって冷戦で負けそうになってしまいました。
宇宙開発は壮大な計画に成功しても、それが国に利益をもたらすのは数十年後だったりします。
このように一方向に突っ走った国は、ソ連や旧ドイツのように国を崩壊させているが、中国はどこまで突っ走るのだろうか。
コメント
むしろ中国は崩壊して欲しいですわ。
これは公共事業としての側面もありますね。ロケット1つとっても数十万点の部品が必要といいますから。沢山の企業を養うのでしょう。問題はお金ですが、また人民元を大量に刷るのでしょうか?その手法はいつまで続けられるのでしょうか?
シナ人と朝鮮人は全員、
銀河系から出て行ってほしいです。
中国はナケナシのお金を数十兆円を軍事費に使ってます。世界最大かもしれません?
次に中国は何をしたい?
もちろん欧米と第三次世界大戦で世界の頂点に立ちたいのです。
だから、米国の使いパシリのオバマは中国が南シナ海で何をしようが、お構い無し。
次に尖閣諸島を中国が占拠しようと何も米軍はしません。
ロシアと中国の連合軍がアメリカ軍を破ってアメリカ大陸に核攻撃をして今までの鬱憤をロシアが晴らす事もひょっとすると在るかも?
今後は相手国の衛生をどちらが早く撃ち落とすかも戦争の重要なポイント。しかし馬○な平和憲法の日本は当然撃ち落とすことが出来ない。馬○なマスコミは、世論調査で憲法改正反対が多数だと大喜びしている。本当に馬○だ。
現代の戦争は、陸海空のほかにサイバーと衛生攻撃。これが安上がりで相手の耳や目を奪える。数時間~数日間でケリがつくと言われてます。
南沙に軍事基地建設する中国。中国のトマホーク、海上1mを飛び、アメリカのイージスや空母を無力化すると言います。
月にレーザー砲作って地球を狙うとはアニメの悪の帝国。中国の肩を持つ政治家やマスコミは信じられないです。
中国がロシアのスポンサー!なのが毛沢東時代との大きな違い。