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2014年不明マレーシア航空MH370便 アフリカ沖に墜落か

高度な操縦技術で軍のレーダーを避けたが、誰も操縦しなくても可能だった
web-mh370-graphic
引用:http://static.independent.co.uk/s3fs-public/styles/story_medium/public/thumbnails/image/2015/08/05/19/web-mh370-graphic.jpg

2年前に失踪したマレーシア航空370は、今までにアフリカ沖レユニオン島から発見された主翼の一部だけが、同機のものと確認されています。

周辺のアフリカ沿岸でも複数の部品が発見されていて、インド洋をアフリカ方向に飛行したらしいと推測されています。

不明機はアフリカ方向に飛行か

2014年3月8日にベトナム沖で行方不明になった、マレーシア航空MH370便は、2年以上経っても発見されていません。

一体どうして行方不明になったのかも、軍事機密などが関係して不明なままですが、おおよその推測がなされています。

まず現在まで失踪したMH370便と完全に特定された部品は、フランス領レユニオン島で発見された翼の一部だけです。



フラッペロンと呼ばれている部品は主翼後部にあって、離着陸時に揚力を増す為に稼動する部分で、2mの大きさがありました。

貼付されていたメンテナンスステッカーがマレーシア航空(MAS) の記録簿と一致して確認されました。

他にも多くの発見があったが、似ているというだけで確認されてはいません。

アフリカのモザンビークはレユニオン島から2000キロですが、ボーイング777の部品が発見されたと発表されています。

この海域では他にもボーイング747や小型機が墜落しているので、似ているだけでは断定出来ないのでした。

発見されたエンジンカバーは英語で「ロールスロイス」と書かれた一部で、同社のエンジンカバーと一致しました。

同じ海岸で客室内の内装カバーも発見され、マレーシア航空の777と同じ形状だと確認されています。

フラッペロンがMH370便と断定された事で、他の部品も99%以上、同じ機体の部品だと考えられています。

MH370失踪から欧米やオーストラリアはインド洋の東側を捜索していたが、実際は正反対の西側だった事になる。

アフリカ沿岸で多くの部品が発見

フラッペロンには大量の貝殻が付着していた事から、かなりの距離を浮遊した可能性もあるが、3つの部品がアフリカ沿岸で発見されたのは、その海域だった可能性を疑わせます。

モザンビークからレユニオン島までは約2100キロで、随分離れているが世界地図で見ると、アフリカ東海岸海域に位置しています。

インド洋の海流は時計と反対周りなので、MH370が最後にレーダーに写ったマラッカ海峡出口から、西に向ったと見られます。

欧米はまだ「オーストラリア沖で墜落して4000キロ漂流した」と言っているが、根拠は何も示していません。

一説には米軍は早期警戒衛星によって、墜落地点を最初から把握しているが、軍事機密なので隠していると噂されています。

MH370が西に向ったにしろ、東に向ったにしろ、一体何が起きたのでしょうか。

2014年3月8日午前1時19分に通常の連絡をした後、突然無線交信を絶ち、行方不明になりました。

ATCトランスポンダが切れたのが1時21分で、1時37分にはACARSの情報が受信されなかった。

トランスポンダは航空機が自分の位置を自動送信する装置で、ハイジャック犯が簡単に切れるものではなく、操縦士も短時間に解除できない。

ACARSは地上とのデータリンクシステムで、やはり簡単には解除できないようになっています。

ACARSはトランスポンダと同じ1時19分から21分の間の2分間に切られたと見られ、その後MH370は進路を変え、急上昇と急降下を行っていました。

こんな芸当は操縦者であっても不可能で、可能性として指摘されているのがタイヤによる発火です。

もしタイヤ火災が起き2人の操縦士が正しい対処をすると、MH370と同じように飛行する
flight-MH370-pilots
引用:http://www.theblaze.com/wp-content/uploads/2014/03/flight-MH370-pilots.jpg

誰も操縦していなかった

離陸時に空気圧が低いとタイヤは簡単に熱を持ち、すぐに格納すると火災が発生します。

マレーシア航空は経営難だったのでタイヤは新品ではなく、空気圧の調整も毎回は行わなかったとみられます。

格納したタイヤから出火すると高温で火災が発生し、やがて機体に燃え移り、電子機器の配線を焼いてしまいます。

こうして通信機器やトランスポンダなどに電気が供給されなくなって停止した時間が「1時20分」だったと推測されています。

大型旅客機には何重もの安全装置があるので通信できなくても操縦は可能で、操縦者は火災を消そうと急上昇して酸素を絶ちました。

MH370は1万4000mまで上昇したので乗客は失神した筈で、火災なので酸素吸入器は使用できません。

乗客と乗務員が失神したので操縦士はやむを得ず今度は高度を下げて機内に酸素を補給し、最も近い真西にある空港に、自動操縦をセットしたと推測できます。

MH370は30分後にランカウイ国際空港を通過したが、既に操縦士も失神しており、そのまま飛行を続けます。

民間航空機には飛行禁止空域が多く、通路のような飛行可能空域を通って、飛行機は勝手に飛び続けます。

民間機の飛行経路は軍事地域を避けているので、まるで軍のレーダーを回避しているかのように飛行します。

インド洋に出ると、最後に「通路」を通った方向に、燃料が切れるまで飛行し続けます。

その方向が西だったか南だったか東だったかで、墜落地点が数千キロ変わります。

格納されたタイヤの火災は炎が出ない煙火災なので、やがて酸素を消費し尽くすと収まったと考えられます。

こうして誰も操縦していない旅客機が、レーダーを掻い潜って数千キロ飛行したのではないかと、専門家らは推測しています。

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