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欧州を越えた中国のサッカーブーム 巨額資金の出所

広州恒大の収入はJチームと同じだが4倍の支出をしている。
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引用:http://news.xinhuanet.com/sports/2015-11/22/128455375_14482344574001n.jpg

中国のサッカーリーグが欧州のリーグを上回る金額で選手を獲得していると話題になっています。

国ぐるみで無謀なスポーツ投資をする理由は、習近平のサッカー好きと5ヵ年計画があった。

中国サッカー、世界一の金持ちぶり

欧州のサッカーチームは高額な年俸を選手に払ったり、移籍金の高さで知られています。

ところが中国のサッカーリーグが僅か1年で、英プレミアリーグを上回る資金を得て、世界一の金持ちリーグになりました。

イギリスのプレミアリーグは世界へのTV放映権販売で、年間4000億円という収入源を持っています。



2016年始めの移籍シーズンでは、中国スーパーリーグが3億ユーロ(約365億円)の移籍金を払い、2億4730万ユーロ(約300億円)のプレミアリーグを上回りました。

ブラジル人のアレックス・テイシェイラは、5000万ユーロ(約61億円)を支払った江蘇蘇寧クラブに移籍しました。

彼はプレミアリーグからの複数チームの誘いを断り、中国チームを選んだ。

他にもコロンビア代表選手など、数十億円の移籍金で中国を選んだ一流選手が何人も居た。

最初に高額選手を獲得したのは広州サッカークラブで、2部リーグなのに有名選手を次々に獲得しました、

同チームは2部リーグ、1部リーグ、アジアチャンピオンズリーグで優勝し、たった3年でアジア最強になりました。

すると巨大な資金力を持つアリババグループがスポンサーに付き、さらに潤沢な資金で有名選手を獲得しています。

広州恒大の経営はどうなっているとかというと、収入はJリーグの有名チームと同じ程度で、支出が4倍だという。

収入が3億8000万元(約62億円)なのに支出は13億3000万元(219億円)というデタラメぶりで、存在しているのが奇跡のようです。

無謀支出は政府の命令

広州恒大は年間150億円の赤字で、中国スーパーリーグに入って来る放映権料を含めてこの数字です。

こんな『自爆経営』をしているのには理由があり、その始まりは習近平国家主席のサッカー好きでした。

独裁国家では最高権力者に気に入られるため、彼の趣味に迎合する事がよくあります。

日本でも徳川家康という人が将棋と盆栽が好きで、部下から庶民までが将棋と盆栽を競い合いました。

その結果江戸城は盆栽で埋め尽くされて、地面に植えられて現在の皇居の森が出来たと言われています。

秀吉の時は茶器に凝って割れた茶わんを数百両で買ったりし、信長の時は西洋趣味でカステラやコーヒーを飲んでいました。

習近平はサッカーというわけで、国を挙げてサッカーに巨額投資をし、国家主席に気に入られようとしています。

中国は2020年までにスポーツ産業を5兆元(約82兆円)に拡大する計画を建てています。

中国政府の計画はGDPがそうであるように「命令」なので、達成できなければ部下は収容所に送られます。

日本のスポーツ産業は現在5兆円で、政府は10年で3倍にすると言っていますが、絶対に不可能です。

今まで20年間無能だった日本政府が、急に有能に変わるなど、絶対に起こりえないからです。

中国のスポーツ産業は現在約16兆円なので、5年間で5倍にしろという上からの命令です。

達成できなければ極刑か強制収容所なので、国ぐるみで採算を度外視して巨額支出をしています。

民間企業も例外ではなく、中国では巨額資産家が簡単に、「市場操作」などの理由で逮捕されています。

中国で5本の指に入る資産家でさえ簡単に逮捕されては釈放されていて、これ以上の圧力はないでしょう。

コメント

  1. 通りすがり より:

    最終的にいつもの改竄で達成したニダって言うんでしょうけどw
    日本もこれ以上伸ばすのは厳しそうですねぇ。現状でも給料払えずに何ヶ月も無給な選手も居たり未来が暗すぎて引退してる選手も大勢居ますからねぇ。

  2. なはや より:

    単純に中国経済大丈夫アピールの国策だろ。でもその分AIIBは進んでない。国内インフラも検査や点検も金かけてないしな。まあ将来ヤバいだろうが中国の問題だし日本は関係無いし国策で中国国内蔑ろでサッカーに金を掛けてくれるのは日本は損は無いし大歓迎だよ。Jが一流と対戦出来るチャンスが出来るし国内に金をかけないから将来問題になるし良いことづくめ

  3. ローレライ より:

    日本では三菱自動車に代わる『浦和レッズ』のオーナーを絶賛募集中!

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