ソロスのような投資家は、皆が好景気で浮かれている時に売り払い、暴落で買っている。
YUH
引用:http://www.newsweekjapan.jp/headlines/images/biz/2016/01/28/2016-01-28T044716Z_1_LYNXNPEC0R06H_RTROPTP_3_USA-CLINTON-GLOBAL-INITIATIVE.jpg



暴落や恐慌時の投資

マスコミはコロナで世界恐慌が起こると騒いだが、『あらかじめ予想された危機は起きない』というパラドックスの状態になっている。

危機は911やバブル崩壊のような予想していなかったきっかけで起き、事前に予想していた危機では起きない事が多い。

もし東日本大震災があの日に発生するのが分かっていたら、全員避難して軽微な損害で済むような理由です。

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もし本当に危機で相場が暴落したら多くの人は安値で売って損失を被り、一部の人は暴落を利用し安値で買う。

評論家や専門家は「大暴落が起きる」と煽るのが商売で、危機が起きなければ「やっぱり危機は起きなかった」としたり顔で言います。

個人投資家を炊き付けて不利なところで買わせ、捨て値で売らせて損をさせるのが経済専門家の本当の仕事です。


こんな風に彼らが危機を煽るときには99%何も起きていないのだが、それでも1%は当たるかも知れません。

万が一世界市場が大混乱したら、個人投資家はどうすれば良いのでしょうか。

まず不変の法則として「大衆は大相場で必ず負ける」という投資の大原則があります。


平時に好景気の時は大衆は皆で仲良く儲けますが、下げ相場や恐慌では必ず負けています。

大衆の行動パターンは「高値で買い、暴落したら売る」ので勝つのは不可能です。

すると大相場で勝つためには大衆の逆をやらなければならず、「安値で買い、高値で売る」必要があります。


言うのは簡単ですが人間の心理は「高値で買い、安値で売る」ようになっているので、苦痛との戦いになります。



大衆の逆の行動をする

「上げ相場なのだから買えば良いではないか」と思う人が大半で、そういう人は日経平均が上がるにつれて買い進めます。

当然いつかは下がる日が来る訳で、その日は2007年の8月のお盆頃、サブプライムショックという形でやってきました。

1ドル124円だった為替相場はあっという間に110円を割り込み、2008年には100円も割り込んで、2011年には76円になった。


日経平均も2006年に1万7千円だったのが2011年には8900円と半値近くに暴落しました。

上げ相場で買い進めた人は例外なく下げ相場で損失を被った筈で、高値で売り抜けた人は僅かだったでしょう。

下げ相場ではどこが大底なのか分からず、日経平均が9000円を割ったら、5000円まで下がる気がしてきます。


ドル円が76円を付けたときには「1ドル50円、いや30円は確実」と皆が言っていました。

耐えられるまで損失に耐えていた人たちも、1ドル30円が見えたら、もう持っていられずに手放しました。

これが大衆の行動なのですが、大投資家と呼ばれる勝ち組は逆の事をしています。


バフェットやソロスは上昇期に株を売り払ってしまい、暴落で皆が騒いでいる時に、買い進めていました。

ソロスやバフェットも神様ではないので、大底がどこか分かる訳ではなく、様子を見ながら買って行ったと思われます。

暴落時に買った株は例え思ったほど優良株ではなくても、上昇期には上がるのでリスクが小さい。


投資の勝ち組と負け組みの差は、能力ではなくこういう行動パターンの違いに思えます。

大衆心理の呪縛から離れている投資家は、上昇相場で保有株を手放した筈なので、暴落しても打撃を受けません。

という訳でもし今後世界恐慌や大暴落が起きるとすれば、少しずつ買い進めれば良いだけです。