この都庁をトランプ氏に売却して田舎に引っ越せば、かなりのお金に成る。
引用:http://ironna.jp/file/15b4c59053231d191d160c9a9ed598a6.jpg
都知事選の争点は核武装?
舛添知事の辞任による東京都知事選は、小池百合子氏が当選したが、選挙戦は予想外の展開になった。
小池百合子が自民党の反対を押し切って出馬したとか、共産党と旧民主党が合体した事ではなかった。
選挙中誰一人として、(ニュースを見た限り)景気とか雇用とかの話をしなかったからでした。
日本の景気は全体としてかなり悪く、政府の統計では毎年実質賃金が減少した人が多い、
賃金が上がらず物価だけ上がったのが「アベノミクス」で、労働者からみて完全に失敗だった。
東京都民もそうだった筈だが、東京だけ好景気でお金の捨て場所に困っているのだろうか?
韓国人学校とか核武装とか、自衛隊が合憲か違憲かとか、東京都民にとりあえず無関係な事ばかり喋っていた。
一番酷かったのはニュースキャスターの鳥越俊太郎だったが、元ニュースキャスターの小池百合子もそうだった。
芸能人出身ではない唯一の有力候補だった増田寛也は、何をするのかがはっきりしなかった。
「知事になったら自衛隊を廃止します」という人は居たが、「知事になったら東京の雇用を良くします」と言った人は居なかった。
アメリカや欧州の地方選挙では考えられない事で、デトロイトやカリフォルニアでは常に雇用や賃金などが争点です。
なぜ東京都民は自分の給料に関心がなく、どうでも良い事ばかり重視するのだろうか。
東京都民は自分の生活に無関心
憲法や自衛隊について知事がどういう考えを持とうが住民には関係ないし、何もできないのは他の知事が証明している。
「沖縄を中国に返還しよう」という考えを持っている沖縄県知事は熱心に活動しているが、沖縄を悪くしているだけです。
埼玉県知事は自衛隊反対を唱えているが、豪雪や災害で自衛隊の救助を拒否して、住民に迷惑をかけただけだった。
芸能人出身の橋下大阪府知事は「日本をぶっこわす」というような事を言っていたが、自分がぶっ壊れた。
新潟の泉田県知事は原発廃止を唱えているが、選挙中は「原発存続派」として当選し、当選したら豹変した。
知事は知事でしかなく、大統領でも総理大臣でも、国会議員でもないので、国政には何もできない。
知事が住民にできる事は色々あるいが、大抵は災害対策とか雇用、景気対策、福祉対策、財政といった事ではないだろうか。
ところが東京都民の誰も、自分達に直接関係がある項目には興味が無く「自衛隊が~」と言っているのだった。
要するにこれが東京にまともな知事が生まれない理由で、悪いのは東京都民ではないか。
もし自分が東京都民だったら、一番に期待するのは首都高速や鉄道、道路、水道などインフラ整備を進めることでしょう。
こうした公共事業をやれば景気は良くなり、給料が上がり失業率が減るからです。
その為には節約も必要で、要らない予算のカットも必要になるでしょう。
不要な予算を削り、公共事業で景気を良くしたら、福祉予算を増額し公立保育園を建てたりできるでしょう。
小池知事はさっそく「都議会改革」や「オリンピック予算縮小」を言っているが、それをやったら誰が得するというのだろう。
いっそ東京都庁を売却して奥多摩に引っ越すほうが、浮いたお金で保育園を100個くらい作れるかも知れません。