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甘利氏が国会復帰、結局疑惑はなんだったのか

右翼、保守出版社、非合法組織などが現職大臣を嵌め込んだ。
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引用:http://stat.ameba.jp/user_images/20160127/00/ryusen-silver/16/2d/j/o0800060013551022258.jpg

甘利騒動、大騒ぎして何もなし

2016年1月に経済産業大臣を辞任した甘利氏が、不起訴を受けて半年ぶりに国会に出席しました。

不可解な展開に陰謀説や外国の工作員関与まで噂されたが、一体なんだったのだろうか。

事件は1月21日発売の週刊文春で「実名告発 『甘利明大臣事務所に賄賂1200万円を渡した』」という記事を掲載した事から始まりました。



告発者は一色武という人物で、薩摩興業という千葉圏の建設会社の総務担当者だった。

ところがこの一色武は警察や公安が以前から要注意人物とみていた有名な右翼活動家で、報道によれば稲川会系の関係者だったとされている。

一色武の人柄について知る人たちは、兵隊タイプでとても閣僚を脅すような大物ではないと言っていました。

一色武は50時間以上もの録音テープや写真、資料を用意していて、最初から甘利氏を嵌めるつもりだったのが分かっている。

一連の行動が始まったのは3年前で、2013年に甘利氏が経済産業大臣に就任した直後からでした。

千葉の薩摩興業というのがほとんど架空の会社で活動実態がなく、この計画の為に休眠会社を利用したらしいと言われている。

薩摩興業は他人の敷地を勝手に占拠して利用していたが、都市再生機構(UR)に立ち退き要求されました。

薩摩興行の総務担当、一色武は甘利氏に口利きを依頼して、1200万円を渡したというのが表向きの流れでした。

疑問なのは薩摩興行は活動実態のないペーパー企業なのに、1200万円渡してどうするつもりなのかという事です。

金と出世の為なら国も人も売る

一色武にも給料を払わねばならないし、それでいて事業活動をしていません。

薩摩興行自体が甘利大臣を嵌める為に用意した会社で、一色武は実行部隊の兵隊でした。

一色武が関係を持っていたといわれている稲川会はただの非合法組織ではなく、外国の工作活動を請け負っていたと噂された事があります。

北朝鮮拉致事件で、海岸から遠い場所や拉致が困難な失踪者が多いのは、国内の非合法組織が「拉致の下請け」をしたからだと言われている。

同時に中国の地下組織や中国の工作部隊とも関係を持ち、スパイの下請けもしているのではないか、と言われた事がある。

現職の大臣を3年間も追い掛け回し、用意周到に嵌め込んだ手口は、とても右翼活動家とか非合法組織のやり方とは考えられません。

もっと長期的な目的と豊富な資金源がある強大な組織が背後に居るのではないか、と想像します。

週刊文春は最初から関わっていたように見えないので、材料が揃ってから、ネタを売り込まれて掲載したと思われます。

文藝春秋社というのも、ある時は右翼、ある時は左翼、愛国者の顔をしたり日本叩きに精を出したり、とても忙しい出版社のようです。

日本には「愛国者」だとか「右翼」だとか自称する人が大勢いるが、実際は反対の活動をして、隠れ蓑にしている人が大勢居ます。

「自分は愛国者で右翼なんだ」と言っておけば、北朝鮮の拉致下請けを隠すのに、都合が良いというような理由です。

故・中川昭一財務大臣を嵌めたのは「保守系」を自称する読売新聞・日テレの女記者だというのは有名な話です。

保守政党も愛国者も、右翼団体も、保守系出版社も化けの皮を剥がせばこんなもので、金と出世の為なら何でもやります。

甘利氏と秘書は結局不起訴になったが、「じゃああの騒動はなんだった?」「謎の右翼とか稲川会は?」というのは捜査すらされていません。

むしろそちらのほうを捜査して欲しいのだが、検察や警察はやる気がないようです。

一色武なる右翼は実名ではなく仮名で、顔写真や経歴は非公開で、日本人なのかも不明という人物です。

こいつを取り調べるのが先決だと思うのだが、週刊文春は非合法組織と対立したくないのか、そちらの事はまったく書かない。

一色武と薩摩興行はURから2億9千万円を受け取っているが、なぜこちらの方は捜査しないのでしょうか。

コメント

  1. stranger_here より:

    “sentence spring”にも報道しない自由はあるし行使するよ、ということなだけですね。

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