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上位は1億超え
子供の将来なりたい職業の答えに、ユーチューバーてのが入っていて、大人達を嘆かせているが、仕事として成り立っているだろうか。
YouTuberの統計を公開しているチューバータウンによると、日本人上位者の収入は次のようになっている。
個人でなく団体や企業だったり、一人で複数の「チャンネル」を持つ場合もあるが、およそ次のようだった。
1億円以上が5人、1000万円以上が242人、500万円以上が636人、360万円以上が920人、240万円以上が1416人、120万円以上が2644人などとなっています。(以上チューバータウンより)
最高額は1億円以上の子供向けチャンネルで、ヒカキンは意外にも約9500万円で6位でした。
J1からJ3まで日本には3000人以上のプロサッカー選手が存在し、プロ野球選手は1軍と2軍の合計で840人でした。
単純に考えてプロサッカー選手になるより4倍も難関なわけで、もし自分が親だったらYouTuberより野球かサッカー選手を目指して欲しいです。
日本一の難関とされている東京大学は4学年で1万2000人も居るそうで、卒業生は20万人以上が生存している計算です。
食えないYouTuber問題
気楽でアホばっかりしている様に見える(?)YouTuber達は本当は東大生よりずっと優秀だったりするのかも知れません。
上位の700人が稼いでいる一方で殆どのアマチュアYouTuberは月に1万円以下か、まったく稼げていない筈で、それが競争というものです。
多くの人は遊び半分やちょっと有名になりたい、あるいはお小遣いになれば良いと思ってやっているので良いが、真剣にプロを目指しても報われない人が多い。
サッカーや野球も真剣にプロを目指すほど、苦労が多く報われない確率が高まるが、動画の世界でも成功者は全体の一部です。
中には会社を辞めてYouTuberとしてやっていこうと思って始める人もいるそうですが、根本から間違っています。
こういうのは「成功してから仕事を辞める」もので「仕事を辞めてから始める」ものではないからです。
動画の撮影とか投稿にそれほど膨大な時間はかからないので、自分で少しやれば才能やセンスが有るか無いかは分かるでしょう。
「アイドルになりたい」と言って仕事を辞めてオーディションを受ける女の子が居ますが、アイドルになってから仕事を辞めるほうが賢明な気がします。
動画に限らずネット関連のコンテンツで重要なのは「受けるか受けないか」で内容なんてどうでも良いのだが、受けないとどうしようもありません。
人気がある人の真似をしても、受けない人というのは人気が出ないことが多いです。
努力もあるけど、どんなに努力してもネット上で支持されない人は多く存在しています。