空母型護衛艦は原潜を「狩る」ために多数のヘリを搭載している
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引用:https://i.ytimg.com/vi/RqHBjWFsTug/maxresdefault.jpg


「いずも」がASEAN周遊ツアー


防衛省は3月13日、海上自衛隊の空母型護衛艦「いずも」を3カ月間インド洋に派遣し、日米印の共同訓練に参加すると発表しました。

途中でフィリピンに寄港したり、シンガポールで国際観艦や共同訓練に参加し、南シナ海付近を通過する予定になっている。

中国が占拠する南シナ海海域は通過しない筈だが、近くを航行する事で中国側は反発するでしょう。
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南シナ海では米海軍が2015年から航行の自由作戦を展開し、中国が主権を主張する海域を通行しています。

「航行の自由作戦」にイージス艦や米空母も参加し、オーストラリアも同海域で作戦を展開しました。、

日本にも非公式に参加要請が来た筈だが、安倍政権は参加せず、東シナ海やフィリピン沖で米軍と共同訓練をするに留めた。


今回の「いずも」長期航海では行きと帰りに南シナ海近くを通過すると予想されるが、米軍との共同作戦ではないと説明するでしょう。

一方アメリカではオバマ大統領が始めた「航行の自由作戦」をトランプ政権は継続しないかも知れないと考えられている。

米一部報道では海軍が南シナ海での「航行の自由作戦」の実施を提案したところ、トランプ大統領が拒否したと伝えている。


トランプ大統領就任以後作戦は停止状態になっており、2016年10月を最後に実施されていない。

これがトランプ政権の対中政策の変化を意味するのか、もっと強硬な行動を考えているのかは理解し難い。

トランプ大統領は選挙前から中国には厳しい発言を連発しており、南シナ海でも厳しい姿勢を取ると予想されたが、今のところ静観している。



定まらないトランプの対中政策

トランプ大統領はイスラム圏からの入国制限の効力停止や、新医療制度法案の否決、人事承認の難航に悩まされていて、それどころではないかも知れない。

実際ペンタゴンと国務省の閣僚人事がまだ行われておらず、米国はまだトランプ体制にチェンジしていない。

メキシコの壁政策やオバマ元大統領が盗聴した、あるいはメルケルドイツ首相が盗聴したという発言、さらにプーチン政権との癒着疑惑など、スムーズに進んでいない。


メディアとの関係も上手く行っておらず、CNNやNYタイムズは一挙手一投足をバッシングしている。

南シナ海や中国よりも自分の足元が崩れかねない状況なので、足場固めに取り組んでいる最中のようです。

今の所トランプ政権には対中政策と言えるほどのプランがなく、ただ停滞しているだけといった状況になっている。


「いずも」はインド洋に到着後2ヶ月滞在し、インド海軍や米軍と共同訓練する事になっているが、仮想的は中国だと考えられる。

驚くべきことだが中国は南シナ海や尖閣だけでなく「インド洋は中国の領海」だと主張し、中国海軍の基地を建設しようとしている。

インドと中国は大昔から領土問題で争っていて、日本包囲網のように「インドを包囲して滅ぼす」と宣言している。


中国海軍はインド洋艦隊の創設も計画していて、原子力空母や原子力潜水艦、多数の巡洋艦建造を予定している。

インドとしては日米と共同で中国に対処するのが得策で、軍事交流を進めようとしている。

インドの核実験によって米印関係は険悪だったが、対中国で利害が一致して、再び接近している。