都会ではシェアカーが置いてある駐車場がすごく多い
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引用:https://img1-kakaku.ssl.k-img.com/images/maga/3787/img01.jpg?d=201602091824



カーシェアの利用が都市部で急増

数年前から普及し始めたカーシェアリングが、日本人の行動やカービジネスにまで影響を及ぼし始めています。

カーシェアはレンタカーと異なり、事前に登録して会員になる事で、店に行ったり電話せずに利用できる。

スマホで利用したい車を選び、シェアカーが置いてある駐車場で車を借り、使い終わったら戻しておく、
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15分単位で利用でき、燃料を満タンにする必要が無く、店まで戻しに行く必要も無い。

タイムズカープラスだと15分借りて206円、他に月額1,030円と初期費用1,550円が掛かる。

実は6時間や12時間借りるとレンタカーより割高で、12時間パックで6,690円と高級レンタカー程度の料金になる。


主な用途は子供の送り迎えや、ちょっとした用事、買い物など町内や近い距離の利用が多い。

子供や荷物があるので自転車より自動車が良く、雨の日や時間を節約したい時にも便利です。

利用者が急増しているのは都市部で、今まで自家用車を所有していた人が、続々とカーシェアに切り替えている。


ざっと計算してみると都内で新車の自動車を購入し、屋根つき駐車場を借りると年間100万円かかる。

とにかく駐車場が高いので、自動車を安いのにしても節約効果はほとんどない。

それがカーシェアなら1日1,000円利用したとして年間36万5000円で済むようになり、利用しなければ費用はかからなくなる。


カーシェア不況に陥る業界

お父さんは自転車で通勤し、お母さんはシェアカーで送り迎えするような家庭が、どんどん増えている。

確かリーマンショック前後からカーシェアの看板を見かけるようになり、現在は東京や大阪では「シェアカー有ります」の駐車場を物凄い頻度で見かける。

タイムズカープラスやオリックスが大手で、全社合計の会員数は2017年に100万人を突破しました。


カーシェアの攻勢で顧客を奪われる業界もあり、その筆頭はやはりレンタカーで、従来型のちょっと高級な会社は今後利用が減少するかも知れない。

一日2500円などの格安レンタカーが増えているが、こちらは安く長時間利用する人向けで、カーシェアの半額程度なので利用価値はある。

ダメージを受けると考えられているのが都会の月極め駐車場で、自動車を所有しなくなるので契約者が少なくなります。


15分200円で借りれる自動車を、年間100万円以上出して維持しようという人は、これからどんどん減るでしょう。

既に東京都内ではマンションの駐車場を廃止する動きが目立っていて、23区内の新築マンションでは半数以上が駐車場なしになっています。

2000年頃には豪華な駐車場はマンションの「売り」だったので、80%以上が駐車場を備えていました。


逆に人口密度が低い田舎ではシェアカーが置いてある駐車場が少なく、利用し難いので今後もマイカー志向が続くと予想されます。

シェアカーが置いてある場所まで数kmで、自転車で行かなくてはならないのでは、田舎で利用者は増えないでしょう。

シェアカーによっていずれは都会の自動車所有率が減少し、自動車販売も減るかも知れません。