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アメリカとイスラエルがユネスコ離脱 ユネスコの腐敗が原因

ユニセフは3つの宗教の聖地を一方的に「イスラム教だけの所有物」と断定した
temple_mount_jerusalem
引用:http://www.geopolitica.info/wp-content/uploads/2017/08/temple_mount_jerusalem.jpg

アメリカとイスラエルがユネスコ離脱

2017年10月12日にアメリカ国務省は、2018年末日でユネスコ(国連教育科学文化機関)から離脱すると表明した。

数時間後にイスラエルのネタニヤフ首相も、アメリカの勇気ある決断を称えながら、離脱を表明しました。

米国務省は2019年以降もオブザーバーとしてユネスコに関与していくと説明しました。



アメリカはユネスコ分担金の22%(8千万ドル)を占める最大拠出国で、離脱すると日本が最大拠出国になる。

両国が離脱する理由として挙げたのは、ユネスコがイスラエル・パレスチナ自治区の「ヘブロン旧市街」を世界遺産に登録する事です。

ヘブロン旧市街にはエルサレムの聖地「神殿の丘」にアブラハムの墓地があり、旧約聖書にも登場します。

アブラハムはキリスト教・ユダヤ教・イスラム教にとって重要人物だが、パレスチナ占領区にあるため、イスラム教徒が管理している。

アブラハムの墓があるマクペラの洞穴は、イスラム教側とユダヤ教側に2分されている。

有名な「嘆きの壁」は神殿の外壁の一部であり、これらの場所ではユダヤ教やキリスト教の宗教行事が禁止されています。

このようにデリケートな場所にも関わらず、ユネスコは一方的に「イスラム教の遺跡」と断定し、世界遺産に登録しました。

例えて言えば韓国が占領した竹島を「韓国の所有物」として世界遺産登録したのに近く、その100倍くらいの物議を醸すでしょう。

なお韓国政府は本当に、竹島を世界遺産に登録する運動を展開しています。

ユネスコの政治化と腐敗

ユネスコは最近こうした国家間の対立に介入する事が増え、自ら対立を引き起こしているようにも見える。

ユネスコのイリーナ・ボコバ事務局長は、ユネスコの政治化が問題を引きこしているのを、湾曲に認めた。

ユネスコはヘブロン旧市街を単に世界遺産登録したのではなく、ユダヤ教とキリスト教を排除する形で登録した。

イスラム教との歴史的関わりだけに触れて、ユダヤ教とキリスト教の関わりは、意図的に排除された。

イスラム教の言語であるアラビア語でのみ表記し、ユダヤ教の言語であるヘブライ語では、一言も表記がないという。

これではユネスコは憎悪を引き起こすために、世界遺産を利用しているといわれても、仕方がないでしょう。

ユネスコは日本とも対立していて、2015年7月に「明治日本の産業革命遺産」の登録で問題が発生しました。

韓国政府が日本の植民地支配により、韓国人が強制労働された施設が含まれていると強硬に登録反対したからでした。

韓国側も済州島を世界遺産登録に申請していて、なぜか日本と韓国は双方に対する審査国になっていました。

ユネスコは賄賂で世界遺産を販売している

決定前日に日本と韓国双方が相手の申請を承認すると合意したが、当日の朝に韓国は約束を反故にしました。

議場で喚き散らす韓国代表に対し、議長国のドイツは順番を入れ替えて韓国を先に審査し、バカな事に日本は賛成しました。

すると韓国は絶対反対の態度をさらに硬化させ、条件として「強制連行と強制労働を謝罪して、強制連行謝罪施設を建設しろ」と要求しました。

日本はまた譲歩して参加国の前で植民地支配と強制連行を認めて謝罪し、強制連行謝罪館の建設を約束しました。

この事件のあとも中国が申請した南京事件の偽資料が事実として世界遺産登録され、「ユネスコが認めたから事実だ」と南京事件捏造に利用されています

ユネスコの世界遺産登録では賄賂と裏金が飛び交っているのは公然の事実であり、買収した人間はユネスコを政治利用しています。

こうした中で「ヘブロン旧市街」も審査員を賄賂と買収によって味方につけ、イスラム側が政治利用しています。

アメリカと日本は合計でユネスコ分担金の30%以上を払っているが、分担金は審査員のポケットに入らないので、何の影響力も持ちません。

分担金を支払っていなくても、審査員に直接1億円の賄賂を渡している国のほうが、日米よりずっと影響力があるのです。

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