元スマップの3人
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引用:http://www.kiyomizu5959.com/wp/wp-content/uploads/2017/11/thumb001.w800.v1506231970.jpg



芸能事務所の内紛劇

日本の芸能界は事務所が管理するサラリーマン型、アメリカなどは個人事業主型だと言われている。

だが最近、タレントが事務所を告訴したり離脱したり、事務所の存在を脅かす動きが出ている。

2016年に解散したジャニーズ事務所のスマップ騒動では、事務所とタレントの対立が社会問題になりました。

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ジャニーズ事務所はジャニー喜多川(86歳)が創設したが、高齢であり実権は姉のメリー喜多川(90歳)と娘の藤島ジュリー景子(51歳)が握っている。

スマップは事務所で失敗したグループのメンバーを集めて結成したグループで、経営陣3人ではなく、飯島三智元マネージャーが育てたと言われている。

ジャニーとメリーの後継者の座をめぐってジュリーと飯島が争い、最終的に飯島は破れて退社し、藤島ジュリー景子が次期社長に決まったとされる。


グループの実質的なリーダーを失ったスマップは事務所内の地位が希薄になり、人気は低迷し活動は低調になった。

そこでスマップの5人は事務所を退社して、飯島三智元マネージャーの元で出直そうと話がまとまった。

だが離脱が表面化すると事務所は引き止め工作を始め、まず木村が残留を決め、次いで中居も残留を決めて、スマップは解散しました。



テレビから抜け出した元スマップ

スマップで人気上位だったのは木村と中居だったので、離脱した稲垣、草なぎ、香取だけの活動は苦戦すると思われていました。

ジャニーズ事務所の妨害によってテレビ出演は不可能で、スマップの楽曲使用やスマップの名前を出す事も、告訴される危険があります。

日本の芸能界では「タレントの名前」や「タレントの著作権、肖像権」を事務所が握っているので、事務所をやめるとこれらは消滅する場合があります。


11月2日から5日にかけてサイバーエージェントが運営するAbemaTVで「72時間ホンネテレビ」が放送されました。

番組名はスマップを使用していないが、稲垣、草なぎ、香取のための番組で、7400万視聴数を記録しました。

7400万視聴数はPVに相当すると思われ、1人のファンが72時間で10回見たら10視聴数になります。


視聴者数としてはおそらくこの7400万の10分の1くらいではないかと思うが、テレビやネット業界では「凄い数字だ」という反応が出ています。

仮にこの7400万視聴を1時間番組72回放送に置き換えると、1番組の視聴者は約100万人、全国で放送したので平均視聴率に置き換えると1%にも満たない。

それでも業界人が凄い数字だというのは、おそらく「金になりそうだ」というのを示している。



芸能事務所はネットを支配できるか

単純に考えて7400万視聴に対してスポンサーが、1視聴あたり100円払うとしたら、74億円が集まる。

1視聴当たり10円としても7億4000万円になり、今はそれほど儲かっていなさそうですが、将来大化けする可能性がある。

AbemaTVでは四半期で200億円を番組制作費に投じる計画を立てていて、年間では800億円以上になります。


もしこのビジネスが成功したら、タレントはテレビに出演しなくても稼げるようになり、「テレビ界」から干されても問題ない事になる。

日本型の芸能界で事務所が巨大な力を持っているのは、テレビ出演枠を握っているからで、事務所ごとに大まかな出演者の人数が決まっていると言われている。

音楽大賞や紅白歌合戦でも出演枠や受賞枠が決まっているという噂は、度々報道されていて、事実だと考えられる。


韓流ブームの頃には日本の芸能事務所が「出演枠」を韓国の事務所に販売し、音楽番組に大量出演していました。

芸能事務所はネット世界もテレビと同じように支配しようとし、テレビと同じように「出演枠」を独占しようとするでしょう。

例えばジャニーズ事務所はAbemaTVに、「他のジャニーズタレントを出演させるから元スマップを出演させるな」と圧力交渉をするかも知れません。


果たして日本型芸能界はネット世界を支配するのか、元スマップの3人の活動はこうした意味でも注目される。