失敗してみないと自分がどの程度負けるかは分からない
mig
引用:https://rr.img.naver.jp/mig?src=http%3A%2F%2Fblog-imgs-35.fc2.com%2Fg%2Fa%2Fi%2Fgaitamerenkinjyutu%2F20091104232519116.jpg&twidth=1200&theight=1200&qlt=80&res_format=jpg&op=r



頑張る人ほど負けやすい

日経株価の上昇やビットコイン高騰を受けて個人投資が再びブームになっているが、投資は常に少数が勝って大多数が負けます。

単純に考えて、「貴方が投資した中から」数パーセントが業者の収益になり、勝者の取り分も出ています。

参加者全体としては、最初から負けが決まっているのが投資だというのが、残念な現実です。

スポンサー リンク

それでも相場上昇が続いている間は、全員が勝っているような錯覚を味わえますが、いつか誰かが参加料を支払います。

生涯を通算して投資で勝つのは5%以下に過ぎず、90%以上の人は投資で損をしています。

大きく負ける人の共通点は「上手くなれば勝てる」と思っていることで、努力したり勉強する人が多いです。


だが投資のような行為では、努力する人ほど、頑張る人ほど、大敗しやすいです。

「ビギナーズラック」という言葉がありますが、初心者は無理せず、頑張らず、努力もしないからあっさり勝ったりします。

初心者が投資する金額は小遣い程度で、負けても笑い話になる程度しか投資をしません。


ところが投資に人生を賭けていて、寝食も忘れて努力した人が、小遣い程度の金額を掛けることなどできません。

努力したほど、頑張ったほど大金を掛けざるを得なくなり、定期預金を下ろしたり、借金をしたりし始めます。

投資は懸命になるほど負けるとはこの事で、頑張らずに気楽にやると案外勝てるものです。



自分の手足は切れない

投資で負ける人の典型的な反省の弁は「損切りできなかった」というもので、もっとも多いと思います。

損切りとは含み損が発生したとき、決済する事でそれ以上損失が拡大しないようにするものです。

決済すればそれ以上損をしないが、決済する事で損失が確定してしまうという、負の側面も持っています。


損切りせずに我慢すれば相場が反転して利益が出る場合のほうが多く、「損切り貧乏」という言葉もあるほどです。

大金を掛けていたら、決済すれば巨額の損失が確定し、下手をすると借金が確定してしまいます。

例えば自分の手足を「今切れば命は助かる」と医者から言われて、自分で切れるかという事です。


切らずにいれば自然に回復するかも知れず、切らなければ良かったと後で後悔するかもしれません。

こうした心理に陥るので、懸命な人ほど、頑張っている人ほど損切りは出来ないのです。

自分で切るより医者から切ってもらったほうが、FX業者から強制ロスカットされた方が良い、と多くの人は考えます。



投資に「初心者クラス」は無い

ここからがさらに問題なのだが「では損切りさえできれば投資は勝てるのか」という難題に行き当たります。

つまり投資は合理的に投資しさえすれば勝てるのか、それとも偶然や運や才能なのかという問題です。

大半のスポーツや将棋やプロと名の付く世界では、勝敗はほとんど才能であって、素人が努力しても無駄です。


もし投資にも囲碁や将棋やチェスやポーカーのような才能が必要なら、「努力するだけ無駄」という事になります。

投資の世界にはWバフェットとか怪物と言われる人達が居て、ゴールドマンサックスのようなプロ投資機関も存在します。

スポーツと違って投資に「初心者クラス」は無いので、自分がパソコンで戦っている相手はGSだった、という事が起こりえます。


投資に入れ込んでしまうと、勝っても負けても人格が変わってしまい、周囲の事は目に入らなくなります。

真面目な人が会社の金を使い込んで投資したり、子供の結婚資金や進学資金に10数年溜めてきた金を、残らず使った人も居ます。

怖いのは「ただの運」で上昇相場で勝って「おれは大投資家なんだ」と思い込み、大きな取引を始める事です。


今は上昇相場ですが再び経済危機が襲い掛かったときに、本当の実力が分かります。