トヨタHVだけで全世界のEV販売を上回ったが、EV・PHVも猛追している
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引用:毎日新聞https://cdn.mainichi.jp/vol1/2017/12/06/20171206dd0phj000008000p/7.jpg?1



EV、PHV、HV 2017年を制したのはHV

2017年はガソリンに替わる次世代エネルギー車が注目され、EV、PHV、HV、FCV(水素)が競い合った。

EVが一気に普及するとも、充電できるPHVが先だとも、完成度ではHVが有利だとも言われていました。

2017年のEV、PHV、HVそれぞれの全メーカー、全社合計はまだ発表されていないので、推測するしかありません。
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2016年のEV・PHV世界販売は約73万台で、2017年上半期は前年比50%増だったので(三菱自動車調べ)下半期も同じペースならEV・PHVは109万台と推測できる。

2017年の世界EV(非HV)販売は約109万台だったと考えられ、トヨタ式HVの150万台程度よりも少なかった。

テスラEVは10万1312台、2016年の7万6230台に続いて過去最高だったが、BMWや日産と同水準となっている。


BMWグループのEVおよびPHVは合計10万3080台で、内訳はPHV専用車が約7万台を占め、EV・PHV両方があるBMWi3の販売比率は現時点では不明。

他のモデルの売れ行きから考えてBMWi3も、PHVの販売比率が多かったと推測できます。


日産リーフは上半期に2万6591台販売し、9月にフルモデルチェンジしたので、通年では6万台を大きく上回ったと推測できます。

ルノーにもEVがあり三菱にもEVとPHVが存在するので、年間10万台を大きく超えたと推測できます。


BMWのEV・PHVも急速に販売を増やしテスラを抜いた
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引用:https://cdn.images.express.co.uk/img/dynamic/24/590x/BMW-i3-range-price-new-electric-car-2018-847091.jpg



メーカー別ではトヨタHVが圧勝

トヨタのHV、PHV、FCV合計は約150万台で、PHVプリウスは上半期に2万6867台で、通年の世界販売はまだ分からないが2倍の5万2000台より多かったでしょう。

FCVは数百台だと考えられるので、トヨタHVの世界販売は145万台程度だったと推測できます。

他のメーカーのEVやPHVがようやく年10万台達成で喜んでいるのとは、販売台数が1桁違っている。


エネルギー方式別ではEVが急速に追い上げているが、メーカー別ではプリウスやC-HRなどを有するトヨタが最多だった。

世界のEV販売の約50%を中国が占め、中国のEV需要の75%は官公庁や役所、公営タクシーなどで個人向けは25%でした。

しかも中国ではEV購入に30%の補助金を出しているが、自動車全体の1.5%程度の売上で、個人向けに限ると全体の0.5%にも満たない。


言われるほど売れていないし、購入した人には評判が悪い。

中国以外の国々も同様で、売れているのは北欧やカリフォルニアなど、多額の補助金を出している地域に偏っています。

一方HVはほとんどの国で優遇されておらず、むしろ日本車排除でガソリン車より差別されている場合すらある。


中国を除くとEV・PHVの世界販売は55万台ほどで、HVは150万台以上と現時点ではHVが3倍も売れています。

それでも欧米メーカーがEVを開発する理由は、おそらくHV技術はEVより困難だからで、EVとガソリン両方の技術を融合させる必要がある。

EVならエンジン技術は不要なので、プリウスより優れた車を作れなくても、テスラより優れた車を作るのは可能です。


おそらく2018年もメーカー別ではトヨタHVが最多になるが、エネルギー方式ではさらにEVが増え、PHVはそれほど増えない。

なぜかというとPHVも難易度の点でHVと同じくらい難しいので、今からBMWやトヨタ以上の車を作るのは難しい。