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日米の結婚式費用は約350万円で同じ 自己負担額は米が150万円多い 

アメリカの結婚式は出席者が多くご祝儀(現金)がないので自己負担が多い
wedding
引用:https://s3.amazonaws.com/s3.timetoast.com/public/uploads/photos/5033537/wedding.png

アメリカの結婚式は安くなかった

日本の結婚式は虚礼や不要な支出が多く、アメリカは結婚費用がとても安いと、定説として言われていました。

だが最近の調査では両国の結婚式にかかる費用は350万円ほどで、特に差がないのが分かりました。

まず日本は結婚情報誌「ゼクシィ」によると2017年の平均は354万8000円と、前年比5万円減少しました。



アメリカはウェディングプランナーのザ・ノットによると平均は3万3391ドルで約353万円(1ドル106円)だった。

1ドル110円で計算すると367万円であり、アメリカのほうが高い印象を受けます。

これらは式場を借りて結婚式を挙げた人のデータで、教会で知人だけを招待する場合はウェディングプランナーに頼まない。

日本も「結婚式を挙げない人」や式場を手配しない人は統計に含まれないと思うので、条件はそれほど違わないでしょう。

こうして比較するとアメリカの結婚式は合理的で安いというのは、先入観にすぎなかったかも知れません。

アメリカでは式場は結婚式場ではなく、ホテルやカントリークラブ、レストランなどを有料で借りる場合が多い。

会場使用料は平均1万5000ドルを占めているので、日本の結婚式場より安くはないと思われます。

面白いのは結婚式の費用負担で、平均すると花嫁の親が費用の45%を負担し、結婚する本人達は41%を負担していました。

すると花婿の親は費用の10%程度しか出していない事になり、少なくとも結婚式ではアメリカは男女平等ではない。

アメリカの方が自己負担が多い

結婚式の招待客は平均140人前後で、客1人当たりの支出額は268ドルだった。

日本では平均招待客数は70人で、客1人当たりの支出額は6万4000円だった。

日本は招待客数がちょうどアメリカの半分で、一人当たり支出は2倍だった。

日本では「ご祝儀」として結婚式の費用を負担しているがアメリカにもご祝儀的な慣習があり、多くはプレゼントを贈る。

日本のご祝儀金額は平均3.5万円ほどで、他に平均182万円を親や親戚から援助してもらっています。

合計すると新婚夫婦は355万円で結婚式を挙げ、親や親戚などから427万円を受け取り、余った分は新婚旅行に使うのでしょう。

アメリカでは41%を新婚夫婦が負担するので、本人達が約147万円自己負担しています。

結婚で本人達が負担する金額は、アメリカの方が約150万円も多いです。

こうして見るとアメリカの新婚夫婦は金銭的には負担が大きく、恵まれては居ません。

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