F-150は荷物はあまり積めずオフロードも苦手だが大人気
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引用:http://hanabi.autoweek.com/sites/default/files/styles/gen-1200-675/public/skv_5876.jpg



トラック大見本市

2017年の米自動車販売は1723万台で1.8%減だったが、2016年は史上最高が続いたので、まだまだ好調だといえる。

2018年もやや減少が予想されているが、気になるのは売れている自動車の種類でした。

販売上位には巨大なピックアップトラックがずらりと並び、まるでトラック見本市のようになっています。

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1位はフォードF-150などFシリーズで、もう何年も全米販売台数首位の座を守っています。

F-150は重量3トン、V8・2.7Lから6.2Lエンジンで出力250hpから450hp、燃費は5km/Lから7km/Lとなっている。

改良の結果低燃費を実現したと言っているが、昔はこの半分程度だったので、2倍も向上した事になる。


2位はシボレー・シルバラードでフォードF-150と見分けがつかないほど似ている。

こちらもエンジンは6.0L・V8で総重量は3トンクラス、ホイールベース3378mm(ショートモデル)の中にワゴンRがすっぽり入る。

こういうトラックにアメリカ人は何を積むかというと、たいていは何も積まず、一人で通勤などに使う。


荷台は意外に狭く、側面が開かないので軽トラック程度の荷物しか搭載できないようです。

こういう車がアメリカで売れる理由は、「男のロマン」とかアメリカ人のアイデンティティと言われています。

だが日本人はプリウスやワゴンRに、ロマンやアイデンティティを感じて乗っているのではないです。



ガソリンがリッター60円

3位もダッジ・ラムというトラックで、4位にやっとトヨタRAV4というRVが登場し、5位は日産ローグというRAV4に似た車種。

以下10位までアコートやカムリなど日本車が並び、11位以下にはSUVやRVが続き、カローラのようなセダンも混ざっている。

全体として車体が大きいほど良く売れていて、次に大柄のSUVなど、次はセダンで、20位以内に低燃費車は1台も入っていない。


プリウスやリーフがアメリカで何台売れたか調べる気にもならないが、おそらくEVのテスラよりは売れたでしょう。

そのEVのテスラですが低燃費車として買う人なんか居らず、ハイパワーの高性能車として売られています。

大きなバッテリーにハイパワーモーターの組み合わせで、モデルSは2.7秒で100キロまで達する。


電気代が安ければ燃料代は安いが、購入費用は800万円以上なので、節約のために購入する人は居ない。

アメリカでのガソリン価格は日本円換算で120円に達したこともあったが、近年は60円台まで値下がりしていました。

ガソリン価格が日本の半分なので、低燃費車に乗った場合の節約効果も日本の半分になってしまいます。


ガソリンの低価格とアメリカの好景気が続く間は「6リッター3トン」のピックアップが売れるでしょうが、経済状況は変わるかも知れません。

ガソリン価格が再び上昇しアメリカの景気が悪化したら、人々は安価な低燃費車に乗るので、ビッグ3のボロ儲けも終わります。

その時は今度こそGMやフォードは倒産するかも知れません。