保険会社はいろいろな事を言うが、結局払った以上戻ってくることは少ない
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引用:東京海上日動あんしん生命 個人年金保険https://upset-review.com/images/life-insurance/fixed-annuity-insurance/tokio-marine-anshin-coverage.jpg



民間保険は多く入るほど損をする

生命保険や損害保険は「いざという時」のために必要ですが、同時に入りすぎるとお金が減る性質を持っています。

保険会社は加入者から受け取った保険料で会社運営し、事故や病気などで請求があったら保険金を支払います。

保険会社そのものがコストになるので、合計の払戻金(保険金)は必ず掛け金(保険料)より少なくなります。

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いわば保険とは99%マイナスになる投資で、運よく(?)一部の人だけが、掛け金より多くの保険金を受け取れます。

だが多額の保険金を受け取れるのは、なくなった人の遺族とか、火災で家をなくした人なので、本当に運が良かったかは分かりません。

あらゆる保険は加入者全体では必ず赤字になり、非常に少数の人だけが、損失を受けた分の払戻しを受けられます。


この制度だと小額で最小限の保険は、「いざという時のために」有効ですが、高額の保険にたくさん入るほどお金が減ります。

宝くじというのがありますが、全体では購入した金額の50%以下しか払い戻しておらず、競馬ではこれが7割くらいになります。

さて生命保険や損害保険はいくら払い戻しているのか、業界の最高機密なので知ることはできません。


国の「年金」の場合だと、平均寿命まで生きたら支払った2倍以上を受け取れるので、実は非常にお得です。

国民健康保険など国が運営する保険も、年間の最大負担額以上は国が全額支払ってくれるので、トータルでは払った金額以上を受け取れます。

なぜ公的保険は支払った2倍も受け取れるかというと、税金で負担しているからで、そのせいで日本政府は赤字です。



保険は限定しなくてはならない

民間保険はこれら公的保険とは違い、支払った金額以上の受け取りは期待できません。

受け取る金額が少なくなるのは、イザという時の「イザ」が非常に低い確率でしか起きないからです。

例えば火災で焼失する確率が非常に低いから火災保険が成立しているので、火災が何倍も増えたら保険会社が損をします。


がん保険なども同じで、「2人に1人ががんになる時代」と言いながら、絶対に2人に1人も支払いません。

もし2人に1人の確率で数百万円以上も保険金を支払ったら、残りの半数がその支払いを負担する事になり、高額の保険料になります。

がん保険の支払い条件を確認すれば、がんになって保険金が支払われる条件が細かく制限されているのが分かります。


そしてもし、あらゆる場合に保険金が支払われるプランを選ぶと、保険に加入せず貯金したほうがマシだというほど高額になります。

加入する側の損得を考えると、民間保険の払戻しは100%未満、公的保険は200%以上(期待値として)なのだから、民間は公的の半分以下の価値しかありません。

もし民間保険にいくつも加入していて、公的保険料を払っていないとしたら、人生で2倍以上損をする計算になります。


「年金や国保に加入せず民間保険に入ろう」と主張する人も居ますが、理に叶っていない。

公的保険は支払ったほうが得だし、民間保険は必要なものだけ小額プランにしたほうが良いです。