衛星画像では北朝鮮の夜は真っ暗
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画像引用:https://pbs.twimg.com/media/DZbi_CpUMAARvQ-.jpg



エネルギー制裁で電力が止まった北朝鮮

北朝鮮は2017年の強硬路線から一転して柔軟路線に変更し、韓国や米国や日本にまで平和外交を訴えている。

99%まで経済制裁を解除させる方便でしょうが、それでも北朝鮮が経済的に困窮し、行き詰っているのは確かです。

トランプ政権は日本などと共同で北朝鮮への石油など禁輸措置を取ったが、どの程度の効果を上げたでしょうか。

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石油や石炭を使用して得られるエネルギーは発電所で電力に変換され、夜間には照明として利用されます。

人口衛星で夜間に北朝鮮を撮影すれば、どの程度電力が消費されているかは一目瞭然で、隠しようがありません。

以前から北朝鮮では停電が多かったが、最近は軍事用レーダーすら頻繁に「停電」している。


中朝国境では商品売買などのため商人が往来しているが、中国側によると停電が頻発して水道も停止する。

水道ポンプを動かせないので蛇口から水が出ず、井戸水や川の水を汲んで利用している。

首都平壌は特権階級と上級市民の街なのでエネルギー配給も優遇されているが、一日に数時間しか電気が供給されていない。



レーダーを動かす電気もなく万事休す

金正日や金日成時代には西側から輸入した自動車を幹部に与え、ガソリンも支給されたが、いまやそのような事はできなくなった。

トランプ政権は中国から密かに輸入していた分まで禁輸を要求し、ほぼ完全に止まっていると推測されている。

解決策として政府は水力発電所を建設しているが、北朝鮮は水が豊富な国ではないので、石油の代わりにはならない。


農業に必要な肥料の原料も輸入が途絶えたため、政府は人民軍や市民に「一人1トン」の下肥回収ノルマを課した。

達成できないと罰則があるため、闇市では人間の下肥が売買され、他家の下肥をぬすむという笑えない事態になった。

電力が安定しないので鉄道網も崩壊し、一日で行ける距離に10日も掛かっているとされる。


電力が供給されている間しか走れないので、少し走っては停電してその場に停止している。

軍事施設も停電が頻発していて、2017年9月に米軍のF15戦闘機などが北朝鮮のレーダー管制空域に侵入したが、北は反応を示さなかった。

戦闘機が緊急発進しなかっただけでなく、対空ミサイルも動きがなかったなどから、この時停電でレーダーが止まっていたと推測されている。


これでは本当に米軍が攻撃してきたらひとたまりも無く、北朝鮮は話し合い路線に転換せざるを得なかった。