存続するのはクラウンのような高級車だけかもしれない(東京モーターショーのクラウンコンセプト)
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画像引用:オートックワンhttp://autoc-one.jp/toyota/crown_athlete/newmodel-5000266/



セダンが絶滅危惧種に

最近道路上で前の車の背が高くて前が見通せないことが増えていないだろうか?

それもその筈で国内乗用車に占める「背高クルマ」が増加し、セダンやクーペなど「背低クルマ」が減少している。

増えたのはミニバンやワンボックス、乗用車でも背が高いSUVなどで、軽自動車も人気は背の高いタイプに移行している。

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アルトやミラのように背が低い軽自動車のほうが燃費が良く価格は安いのだが、今では営業車にしか見かけなくなった。

背が低い車の代表はスポーツカーだが、日本では絶滅危惧種になってしまい、一日1台見かけるかどうかになった。

乗用セダンにスポーツカーのようなボディのスポーツクーペは、以前は若者に人気だったが車種自体がなくなった。


セリカ、シルビア、レビン・トレノなど一時代を築いたがカタログから消えている。

かろうじて残っているのはフェアレディZ 、ロードスターだがあまり売れていないようです。

トヨタ86は初年度に世界で7万台を販売したが、いまは国内で月数百台と販売は「絶滅カーブ」を辿っている。



4ドアセダンは高級乗用車だけになる

セダンの中でもHVのプリウスは国内販売1位を続けてきたが、徐々に売上が低下している。

王者だったカローラも今では月6000台前後、プリウスは1万台以上を保っているが2017年は35%減の約16万台だった。

セダンタイプの車種で2017年の販売上位10位に入ったのは2位のプリウスだけで、他はクラウンが健闘している程度だった。


軽を含むミニバンやワゴンタイプが人気で、エコカーでは日産・ノートのようなハッチバックが主流になっている。

セダンの不人気はアメリカでも同じで、フォードはついに北米でセダンの販売から撤退しました。

北米の人気はSUV、ピックアップトラックなど大型車で、セダンは安いレンタカーやリースに使われている程度。


日本メーカーの「カムリ」「アコード」「アルティマ」の御三家は軒並み販売台数を減らすか大幅な値引きをした。

SUV(セダンに背高ボディを被せたものにすぎない)の燃費向上でセダンと差が少なくなり、セダンを買うメリットがなくなってしまった。

再び石油価格が高騰すれば多少はセダンに戻ってくるが、SUVとの燃費差は1割程度しかない。


その割りにセダンは室内に圧迫感があり荷物も積めないので、顧客はもうセダンに戻ってこないかも知れない。

古典的な4ドアセダンとして残るのは、クラウンのような高級乗用車と高剛性が必要なスポーツセダンだけになる。