こういう店で食事できれば安いが、無理な人にはまったく無理
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人気の移住先はタイからカンボジアへ

10年ほど前、物価の高い日本を脱出し東南アジアに移住する「外こもり」がブームになりました。

当時の移住先トップはタイで、日本人にも住みやすく観光地として知られていて、大勢の日本人が住んでいました。

ところがタイは革命で軍事政権になり、不良外国人を排除する政策に転換しました。
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働かずお金も使わず、うろうろする外国人は追い出して、在留ビザ発行も厳しくなりました。

現在では半年以上のビザを取得するのが難しくなり、観光ビザでの居住には適さなくなってしまった。

代わって人気になっているのはフィリピンやカンボジアで、どちらかと言えば「タイより下」に位置づけられていた。


フィリピンと言えば治安の悪さが知れ渡っていて、メキシコと並んで危険な国の上位に挙げられていた。

カンボジアも90年代に民主化したがその前は長い暗黒時代があって、治安が悪く生活に適さなかった。

そうした国がそこそこ発展して、日本人が住める生活基盤が整い、それでいて外国人の長期滞在にも厳しくない。


話をタイに戻すと、現在でも50歳以上で約240万円の預金があれば、長期滞在可能なリタイヤメントビザを取得できる。

タイや東南アジアの賃貸物件や食べ物は安いというが、もし日本と同じ生活をするなら、日本よりお金がかかる。

オートロックのマンションに住み、サービスや治安に完璧をもとめ、食事も妥協せず「日本レベル」を求める高齢者がたまに存在する。



現地に溶け込めれば快適


そういう生活を外国でしたら、東南アジアより日本のほうが安くすむかも知れません。

外国では治安に金が掛かるし、水道水は飲めないし、食べ物は安いが先進国と同じものではない。

家賃1万円で住める物件は日本では役所や消防が許可しないような物件で、プライバシーもないしインターネットも無い。


東南アジアは暖かいので安い部屋には「変な虫」が住んでいるのが普通で、耐えられないなら日本に居たほうが良い。

東南アジアでは食事は100円から400円で外食できるが、現地の食べ物なので、食事が合わないとどうしようもない。

カンボジアはフィリピンよりかなり治安が良く、フィリピンはメキシコよりはかなり治安が良い。


南国特有のいい加減さやだらしなさを許容でき、むしろ快適だと思える人には、魅力的な移住先となる。

カンボジアやフィリピンでは月10万円あれば生活でき、日本で働いた金で暮らしている日本人が多い。

現地で就職することもでき、求人サイトでは日本人を募集する案件が意外にある。

だが現地で普通の仕事をして得られる金額は月に数万円というところです。